|
カテゴリ:ナニワ接客道を極める!
三宮の生田神社の隣の雑居ビルのB1にそのバーはあります。
バーのマスターは、神戸Pホテルがグランドオープンした時期にバーテンダーを勤められた方で、現在は独立されてバーを経営されてます。 そのバーは、特色が2つあります。ひとつはマスターがシガーを大変好み、知る人ぞ知る「シガーバー」である事。もうひとつは、長年神戸の有名なラガーマン達と交友がある事。 神戸にはラグビーに関わった事のある者なら、知らぬ者は無い「神戸製鋼」があります。 実は私も高校生の時代、ラガーマンでした。ポジションはプロップ。まぁ、いささか地味なポジションではあったのですが。 初めてそのバーを訪れた日のことです。その日、私はサーヴィスの先輩に連れられて、そのバーに向かいました。向かう道すがら、そのバーには、神戸製鋼ラグビー部ゼネラルマネージャー、また元ラグビー日本代表監督、平尾誠二さんもよく来られているという話を聞いていました。 平尾さんといえば、日本の『ミスター・ラグビー』高校を卒業してから、ラグビーをする機会はもう十年あまりありませんでしたが、そりゃラグビーに携わった者にとっては神様みたいな人です。 いつも吸われる葉巻きの銘柄は「モンテクリストNo2」だそうです。 「モンテクリストNo2」しっかりとした味わいの、トルペド型のシガー。トルペドとは大砲の弾の形状を成し、先はすぼまっていますがボディは重厚感のある太さ。 シブイなぁ~~~。く~~っ、カッコイイ! バーに到着し、扉を開けました。 偶然!そこに「ミスター・ラグビー」がいらっしゃるじゃありませんか! 手に握られているのは、まごうことなき、「モンテクリストNo2」 「うわっ!平尾だぁ!」 …大変失礼いたしました。驚きと興奮のあまり、大声で、しかも呼び捨てで叫んでしましまいました。 穴があったら入りたい。いえ、「ミスター・ラグビー」に見事なまでのタックルを決められて、そのまま失神してしましたい気分です。 他のお客様もご一緒でしたが、あまりに憧れの人だったので、一言だけ挨拶させて頂きました。 「お、お、お目にかかれて光栄です。ずっと憧れの人でした。私もシガーは好きなんです。なぜなら出身が『滋賀ー』県。。。」 …何言ってんだか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 23, 2005 07:39:58 AM
コメント(0) | コメントを書く
[ナニワ接客道を極める!] カテゴリの最新記事
|
|