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カテゴリ:ナニワ接客道を極める!
明日21日のディナーから、私の勤める店も「クリスマス・ディナー」が登場します。
クリスマスと言えば、フランス料理店にとっては年間でもっとも忙しい数日間で、今年は日程も週末にクリスマスが訪れます。特に23日~25日の3日間は、2回転制で予約をとっていたのですが、すでに予約で席が埋まってしまいました。 ありがとうございます。また、昨日今日などは24日の予約希望の電話が絶えまなく掛かってくるのですが、少々お客様もあきらめ口調です。多分、あちこちのお店に問い合わせされたのでしょうが、電話を掛け疲れたという様子が伝わってきます。 さて、お問い合わせの中には、 「クリスマスですから、やっぱメインディッシュは『ターキー』ですか?」 …ターキー?ターキー?、、、ストライク3回連続??水野江滝子???水前寺清子??? 水前寺清子は「チーター」やん! そうです、ターキーと言えば「七面鳥」です。私も長年飲食業界にいてますので、知っています! 残念ながら、私のお店では七面鳥は扱って無かったのですが。 七面鳥をクリスマスに食べる習慣はアメリカが発祥だそうです。 と、いうより七面鳥はコロンブスが新大陸を発見してから以降にヨーロッパに入って来ました。アメリカ大陸を発見したコロンブス一行には七面鳥は非常に捕えやすい鳥と映り、長い旅路で海を渡った彼らにとって、まさに神さまが与えてくれた食物の恵みであり、神様に感謝して七面鳥を食すようになったとか。 他にアメリカ発祥と言えば、「サンタクロース」 サンタと言えば北欧じゃ無いの?と思われる向きもあるでしょうが、実はサンタクロースの真っ赤なあの衣装、そもそもはコカ・コーラのキャンペーンの一環として生まれたものであったと言うことです。 「ミニスカサンタ」は、間違い無く日本が発祥でしょうが、、、 ヨーロッパのサンタクロースは、いにしえの大司教聖ニコラウスに端を発します。 聖ニコラウスは大変お金持ちで人々に施しをするのが常な人でした。ある時、村の貧しい父親がその貧しさから3人の娘を奴隷に売らなければならなくなった時のこと、そのことを知った聖ニコラウスは金貨の詰まった皮袋をもって当の家へ向います。 ところがその家は留守のようで、扉には鍵が掛けられています。仕方なく聖ニコラウスは煙突から皮袋をほおリ入れました。煙突から入った皮袋は干してあった靴下の中に見事飛び込み、以降この伝説が後々まで語り継がれたそうです。 さて、クリスマスに欠かせないアイテムが「クリスマスツリー」 以外と歴史は浅く、近代ドイツの教会で毎年のクリスマスに行なわれる、キリスト降臨のお芝居の舞台にその由来があるそうです。 聖書にまつわるお話で最初に出てくるのが「アダムとイヴ」。聖書では禁断の実を食べたことになっていますが、何の木であったのか具体的には記載がありません。そのためお芝居の背景の大道具として使用されたのが、木そのものは冬でも緑の葉を付ける常緑樹のもみの木。禁断の実は、赤いリンゴの実が使用されました。緑色と赤色のクリスマスカラーはここから発祥しているといわれます。 と、いうわけで、今日はレストランで使える「クリスマス」ネタでした。 ふぅ~、さすがに明日からはクリスマスで忙しくなってブログの更新が滞るかもしれませんね。。。 ひとあし早いですが、、、どうぞ皆様、 メリー・クリスマス! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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