「ビビリ」やから鉄人やねん!?
出勤前に本屋の前をふと通ると、目に留まる一冊の本。 金本知憲著覚悟のすすめ おお~っ!優勝間近い阪神タイガースの「アニキ」金本選手の本じゃなぃですか!早速購入。 いやぁ、ホンマすごいっすね。プロとしての生き方、精神的な強さなど「鉄人」の名にふさわしく良いお手本になりますね。 この本の中からの一節...金本選手は自身を本当は「ビビリ」だと。「ビビリ」ってのは、関西弁でいう小心者のコト。アニキは常に最悪の状況を想像してしまうらしい。 あの鉄人金本のアニキがビビリですって!? それはどんなプロであっても心に抱く不安かもしれないけれども、その「ビビリ」の気持ちかがあるからこそ、毎日の練習に励むことができる。不安があるからこそ、怪我をしても出場する強い意志が育まれるのだそうです。 連続フルイニング出場の世界記録を達成し「鉄人」と呼ばれるアニキ、「ビビリ」であるからこそ「鉄人」でいられる。 我々のレストランの世界でもそうですよね。先回喜んで、美味しいって言っていただいて、また来店してくださったとしても、更なる喜びが提供できるかどうかそれは誰にも分からない。お客さまをナメてかかってるお店のなんと多いことか。 ...明日、「メートル・ド・セルヴィス杯」の地方予選なんです。少しだけ上手くいきそうな自信もあるけれど、一方で不安で不安でしょうがないですね。「ビビリ」だからこそ、鍛えられるのでしょうか。