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カテゴリ:格言 名言
ユダヤ人の成功哲学
タルムードのお話しです。
あるラバイ(宗教指導者)が旅をしていた。
ラバイは犬と羊を連れ、聖書を読むためのランプを持っていた。
1日歩き続け陽も暮れたので、ラバイはちょうど見つけた粗末な納屋に泊まることにした。
しかし、まだ眠るには早いのでランプをともして聖書を読むことにした。
すると、ランプのオイルが切れて灯りが消えてしまった。
その夜は、本当に悪いことが重なった。
連れていた犬が毒虫に咬まれて死んでしまった。
次にオオカミが来て羊も殺して食べてしまった。
朝になってラバイは出発した。
少し歩いてある村の近くに来ると、あちこちで村人が慘殺されていた。
前の晩に盗賊がやってきて村人を皆殺しにして、金品を奪っていったことを知った。
彼は恐怖に打ち震えながら思った。
もし、ランプが消えていなければ盗賊に見つかっていたはずだ。
犬が生きていたら吠えて、やはり見つかっていただろう。
羊も騒いで音を立てたに違いない。
ラバイは深く悟った。
どんなに災難が降りかかろうと人は希望を見失ってはいけない。
最悪なことが最良のことだと、 信じなければいけない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.08.09 23:07:23
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