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牧内直哉≧仁楽斎の「フリートークは人生の切り売り」

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2007年12月29日
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カテゴリ:映画
昨日、『図鑑に載ってない虫』を観てきました。
(~12/28:フォルツァ総曲輪)

三木聡さんの監督・脚本・原作で、主演は伊勢谷友介さん。
菊地凛子さんが『バベル』とは全く違った雰囲気で出演していました。

それより大事なのは、松尾スズキさん、岩松了さん、ふせえりさん、
笹野高史さん、松重豊さん、三谷昇さん、嶋田久作さん、森下能幸さん、
志賀勝さん、片桐はいりさん、新屋英子さん、でもって、田中哲史さんも…。

僕の中では超豪華メンバーですよこれは!
他にも、あんな人もこんな人もきらきら

あるフリーライターが月刊誌の美人編集長から、
死後の世界が体験できて生き返れるという「死にモドキ」を探して、
今から1ヵ月で記事を書いてくるように命じられました。
でも、誰も「死にモドキ」が何なのか分かりません。
相棒と捜索の旅に出たライターは行く先々で…、



小ネタに遭遇します。

そりゃ、三木聡さんですから…。

で、その小ネタが一本の本筋に繋がっていきます。上手いんです。
例えば、ライターがある船長にヘッドロックをかまされて痛がると、
その船長は「生きてるってそういうことだろ」なんて言うのだけど、
その時は小ネタでも、後になって凄く効いてくるんです。

だって、この映画は「生と死」が重要なテーマになっていたから。
イン・ザ・プール』でも『亀は意外と速く泳ぐ』でも、
三木聡監督の映画は、笑いだけではなく、何かしらのテーマがもらえます。
だから、ず~と笑っていられるけど、しっかり心に残ります。

にしても、三木さんの発想には嫉妬すら覚えることができない才能を感じて、
映画を観ていて自分自身のつまらなさに凹みそうになります。
あと、伊勢谷さんの台詞回しが劇団ばらのヤス君に似ていました。
あ、逆かな?ヤス君が伊勢谷さんに似てるのかな…?


で、今日は、昨日から今日にかけていろいろ凹みまくったことを解消すべく、
これもギャグ映画の、『0093女王陛下の草刈正雄』を観てきました。
(12/29~1/4:フォルツァ総曲輪)

二枚目俳優の草刈正雄は本来スパイで、俳優は世を忍ぶ仮の姿だったが、
あまりにもスターになってしまったために今はスパイを廃業中。
しかし、テレビ局が絡む事件の調査をすることを命じられ、
草刈は再びスパイとして活動することになった…。

で、この草刈正雄を演じているのが草刈正雄さん。
設定は面白いですね。後はこちらも小ネタのオンパレード。
あの草刈正雄さんがギャグ映画に!という時点で素晴らしいのです。
実の娘さんと共演!という話題性もあります。

でも、『図鑑に~』ほど僕は笑えませんでした。ギャグだから好みの問題です。
どう違うのかは自分なりに分析できていますが、もうここには書きません。
良い悪いではなく、あくまでも好みの問題ですから。

ちなみに、劇場で会った第七警察さんは喜んで帰って行きました。
「うちの社長もはまるはずです…」と言い残して…。確かにそうでしょう。
空気としては、黒金バファローズのコントに近いものがありましたから。

そう考えれば、笑った(部分もありましたよ)か笑わなかったかは関係なく、
本当は僕にとっても好きなタイプの映画なのかもしれませんね。

にしても、ほんまにダラダラと長い文章ですな。
今年も映画の感想を読んでいただいて本当にありがとうございます。
来年以降は短くしたいと本気で考えております(出来るかな?)。

ちなみに、今年の日記はあと1回だけ更新する予定です(必ずします)。





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最終更新日  2007年12月29日 22時21分09秒
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