カテゴリ:映画
結局、メッセージは紹介できませんでした。
というか、今週は番組宛には来てなかったんじゃないかと思うのですが…。 『相棒-劇場版-』と『紀元前1万年』は前に書いたので、今週は1本だけ。 『ミスト』 (5/10~:ファボーレ東宝) 公式サイト:http://www.mistmovie.jp/ スティーブン・キング原作、フランク・ダラボン監督といえば、 『ショーシャンクの空に』と『グリーンマイル』のコンビですね。 今回はキャストが若干地味なので、日本でヒットするかどうかは不明ですが、 そんなことは関係なく面白かったというか、今年1番の衝撃的な映画でした 舞台はのどかな田舎町。 激しい嵐が明けた翌朝、町民たちがスーパーに買い出しに来ていた。 やがて町は深い霧におおわれ、人々は死の恐怖に直面することになる。 霧の中に……………“何か”がいたのだ ホラーパニックムービーの雰囲気を最後まで維持しています。 久々に思わず両手で顔を覆ってしまい、 でも、全てを見逃すまいと、指の隙間からスクリーンに集中しました。 本当に描いているのは人間が生きていくということの本質なのです。 恐怖の淵をさまよい始めてもなお、 人間の行動パターンは、他の動物より多様です。 立場や環境や損得勘定の計算式が違うから。 ある者は絶望し、ある者は事態を打開しようとします。 しかも、その打開策は1つではありません。 また、ある者は「神の怒りに触れたのだ」と、弱まった心の隙をついてくる。 全ての行動を否定することは出来ません。 正義感や客観的な道徳観だけで行動を決められないのが人間。 よく「理性を持って」などと言うけれど、理性を持って間違いを犯す人もいる。 ホラーとは別の部分での「まぁ、怖いですね~」な状態。 この世で一番怖い生き物は、“人間”なのかもしれません。 映画の中でさかんに「贖罪」という言葉が出てきました。 これがテーマの1つであると思います。 もう1つ、学校の老教師がラストで放った台詞も重要だと思います。 そして、衝撃のラスト 言葉に出来ない感情が湧き上がってきました。 まぁ今なら出来るんですが、ネタバレになるので書けないという… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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