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牧内直哉≧仁楽斎の「フリートークは人生の切り売り」

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2009年04月18日
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カテゴリ:映画
特にご覧頂きたい映画を観てまいりました。
僕もいろいろ勉強のつもりで。


『ノン子36歳(家事手伝い)』
(4/11~4/24:フォルツァ総曲輪)
公式サイト:http://nonko36.jp/

坂東ノブ子は「ノン子」の名前で東京でタレント活動していたが、
イマイチ売れず、マネージャーの宇田川と結婚したけど即離婚、
36歳、バツイチ出戻り、秩父の実家の神社で自称「家事手伝い」の毎日。

といっても、たまに巫女の格好してるぐらいなもんで、
家事なんか全然してないんですけど…。

はっきり言って、ダメ女ですNG
36歳家事手伝いだからダメなんじゃなくて、ノブ子自身がダメ女なんです。

30代後半独身女性なんて、今の日本では珍しくもありませんが、
そんな人がこの映画を観たら、「あ、私はもっとちゃんとしてるうっしっし」と思うはず。
少なくとも、僕の周りの皆さんはそうではないかと。違うのかな…。

ノブ子は自暴自棄なんです。まぁ、そういう時期は誰にでもありますけどね。
心を閉ざして生きたいと思うことって僕にもあります。今もたまに…雫
でも、そうなっちゃうのって、結局は自分自身のせいですから。

そんな彼女の前に現れたのが、神社の祭りで商売したいという青年マサル。
頼りないし、やたらと「すいません」を連発する、
サンドバッグ寺岡みたいな男ですが、夢は「世界に出ること」だと言う。
その一途さに心を開き始めるノブ子だったが、そこに元夫が尋ねてきた…。

マサルと元夫、この2人の男がなんともダメ男でして…わからん

僕は自分のこともダメ男だと思ってますが、そんな僕から見ても2人はダメ男。
最後の一歩手前まで、これはダメンズウォーカーの話なのかと…。

マサルに関しては、若いうちはそれで良い、彼はあれでいいのだOK
と見るむきもありますが、僕の中の彼は絶対的なダメな奴ですNG
だって考え方が甘いんだもん。

僕は若者の青さは好きなんです。少しぐらい生意気なぐらいが面白い。
だから、『イントゥ・ザ・ワイルド』の主人公クリスは好きなんです。
でも、甘いのは嫌い。「青い」と「甘い」は違うんですよ。マサルは甘いんですNG
僕自身が両方持って生きてきた(今もかな…雫)から分かるんです。

この映画、ダメな奴が他にもいっぱい出てきます。
でも、人ってみんな、本当はそうなのかもしれません。
ダメな部分を持ってるから、それを自覚して頑張るのかな…とひらめき

ところで、ノブ子はダメ女ですが、演じている坂井真紀さんはイイ女な訳で…。
R15にふさわしい(僕はR指定反対派ですが…)官能シーンがありました。
安旅館のテーブルの使い方とか、冷房の音の使い方とか上手いんですよグッド

ノブ子は自暴自棄になってはいたけど、
人としても女としても寂しさを埋めたいとは思っていたのでしょうか。
マサルに対してぽつりと言った一言が印象的でした。

あ、それ僕も同じですバイバイ

と、思わず言っちゃいました。ただ、男と女は違うのかもしれません。
終盤の彼女の心の揺れとか、実は僕には分かってない部分もあるもんな…しょんぼり

バツかどうかはともかくとして、
30代後半以上独身女性の皆さんがこの映画を観てどんな感想を持つのか…。
ご覧になった女性陣に聞いてみたいなぁ、と思いながら帰路につきました。





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最終更新日  2009年04月18日 19時18分53秒
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