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牧内直哉≧仁楽斎の「フリートークは人生の切り売り」

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2012年07月04日
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カテゴリ:映画
『スノーホワイト』
(6/15~:TOHOシネマズファボーレ富山、TOHOシネマズ高岡、シアター大都会)
公式サイト:http://snowwhite-movie.jp/

スノーホワイトは、とある国の王と王妃に大切に育てられた外見も心も美しいプリンセス。
しかし、母は亡くなり、新しい王妃に迎えられたラヴェンナは王を殺してしまい、
スノーホワイトは、国を乗っ取られ、7年間の幽閉生活を送ることになる。
一方、女王ラヴェンナは魔法の鏡にいつも問いかけていた・・・。

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『白雪姫』の新解釈・・・的な物語です。
15年ほど前に公開された、シガニー・ウィーバーが女王を演じた『白雪姫』は怖かったですね。
といっても、今となっては「彼女が凄かったな」という記憶しか残ってませんが・・・。
本作はあれほどではありませんが、もちろん、おとぎ話の『白雪姫』でもありません。

僕が魔法の鏡でも、「美しいのはラヴェンナ女王です」と答えますね。
ひょっとしたら、最後まで「ラヴェンナ女王です」って答えていたかもしれません。
それぐらい、女王役のシャーリーズ・セロンの存在感が凄いのです。
この『スノーホワイト』も何年かしたら、その記憶しか残ってないかもしれません。

ラヴェンナは魔力を使ってはいましたが、
魔女なのか魔物なのか実は普通の人なのか、ちょっとよく分かりません。
とにかく、彼女は歳を重ねて容姿が劣化していくことを恐れていました。
そして、若さと美しさを保つために、若い女性の血を奪っていくのです。怖~ほえー

でも、老けていくのが怖いなんて、やってることは自分勝手でも、
女性心理としては、僕は彼女はかわいいなぁと思いますけどね。
魔法の鏡も、本当にあれは魔法の鏡だったのかどうか・・・と感じるシーンがあります。

美しくなったと思えば衰え、また美しくなり、また衰えて、また美しくなり・・・。
これ、シャーリーズ・セロンが演じているからこその説得力あるキャスティングです。
結局、彼女は美しいのです。本作はシャーリーズ・セロンを観る映画です!!

というのも、一方のスノーホワイトにあんまり魅力を感じないんですよ。
幼少時に傷ついた小鳥を世話したぐらいで、外見も心も美しいというのは無理があるし、
成長した彼女に特別なものがあるというシーンはあるにはありましたが、
それは周囲の人がそう感じただけで、僕自身には伝わってこなかったです。

考え方にもよりますが、スノーホワイトも罪深い女性ですよ。
そういえば、演じているクリステン・スチュワートは、
『トワイライト』シリーズでも罪深いというか、ちょっとズルいヒロインを演じていたなぁ。

まぁ、「女性はちょっとズルいくらいの方が・・・」ていう考えはアリだと思いますけどねぺろり





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最終更新日  2012年07月05日 00時23分17秒
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