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カテゴリ:大連の暮らし
先日読んだものの本で、中国・美人の多い都市ランキングというのをやってました。興味本位で読んでみると、なんと、大連が見事No.1に輝いていました!順位は、次の通り、
1位:大連 95点 2位:重慶 94点 3位:成都 93点 4位:蘇州 92点 5位:長沙 91点 6位:南京 90点 (以下、北京、上海と続き、最下位は広州82点・・・なぜだ?) 大連が、かくも高得点を得た理由として、次のことが挙げられていました。 1)北国人特有の、高い背丈と白い肌、スタイルの良さ 2)ファッションに敏感な女性たちと、それが似合う美しい街並み 3)東北女性特有の「豪快さ」に加え、南方女性にみられる「たおやかさ」を兼ね備えていること その他、重慶、成都という、四川盆地内にある都市が見事2位、3位にランクインしているのも光ります。このランキングの主催者は、どうやら「背丈の高さ」を重要なポイントだと考えているらしく、重慶、成都ともに、「背丈の低さ」がマイナスポイントに挙げられていました(なんでマイナスなんだろ?ま、あまり深く考えないでおこう)。逆にいえば、仮に背丈を重視しなかったならば、これらの都市が1位、2位にランクインしただろうと思われます。だって、四川省って昔から、「川妹子」と呼ばれる美人の宝庫ですもん(※重慶市は、1997年に四川省から独立し、中央直轄市に昇格しましたが、ここでは便宜上、四川省の都市として扱います)。 これにみられる通り、中国においては、大連・東北地方に代表される「北方系美人」と、四川省など中国西南部の「南方系美人」が、共に高い評価を得ているようです。 北方系美人に関して・・・そういえば、日本でも「秋田美人」という言葉があるように、北国の女性が美しいというのが定番の見方になってますもんね。やはり、「肌の白さ」が一番のポイントなのでしょう。それに加え昨今では、欧米人のように背が高く、目鼻立ちがはっきりして、ちょっとだけ白人の血が入っていそうな欧米風の顔がかっこいい!みたいな意識が、日本、中国ともにあるのでしょう。 私は、別に大連女性が飛び抜けて美しいとかカッコいいとか思わないけれど(すっかり見慣れてしまいましたもんね)、それでも大多数の中国人からみれば、大連や東北地方の女性は、顔立ちがややエキゾチックで魅惑的だ、と感じたりもするのでしょう。確かにこの地方は、漢民族だけじゃなくて満州族、朝鮮族、蒙古族などとの混血が進んでいると思われるし、ごく微量ながら、白系ロシア人との混血もあるでしょうから。 南方系美人に関して・・・何だかんだ言っても、四川省が人気を独占していますね。四川盆地の気候は、年中湿度が高く、肌の潤いを保ちやすい上に、辛い、とっても辛~い四川料理が、新陳代謝を盛んにし、美人を育む・・・というのが定説になっています。四川美人は、「辣妹子」(※辣=辛い)と呼ばれるように、「四川スパイシーガールズ」と四川料理は、切っても切り離せない関係があるのです。 ここで面白いのは、重慶と成都という二つの都市は、同じ盆地内にありながら、文化的にも経済的にも、全く違ったタイプの都市であり、その結果、全く違ったタイプの美人が生まれる、という定説です。 重慶は、長江が湾曲する崖っぷちにできた都市で、市内はどこを向いても坂ばかり。坂の上り下りを強いられる日常生活のなかで、重慶女性の美脚がつくられる♪という話です。また、重慶は抗日戦争当時、国民党政府の臨時首都になりましたが、その時期、中国全土から重慶に人が流れ込み、混血(?)が進んだおかげで、美人のできる素地ができた、という話もあります。重慶は、いつも忙しい、活気あふれるビジネス都市、そのため重慶女性の性格は、活発で情熱的なんだそうです。 一方成都は、「三国志」の時代からの悠久の古都、分厚い歴史文化の蓄積があり、そのため万事、駘蕩としています。市内には茶芸館が至るところにあり(※重慶にはほとんどないらしい)、お茶をたしなみながゆっくりと時間を過ごすのが、成都人の習慣だそうです。そういう土地で育まれる美人は、どことなく優雅で、しっとりしたイメージがあります。日本でいえば、金沢や山口のような、「小京都」とよばれる都市に、しっとりした美人が多い、というのにつながる話だと思います。 最後になりますが、ものの本にはこう書いてありました。「大連美人に夢中になった読者諸兄へ・・・はっきり言う、諦めた方がいい。大連女性は、十中八九、地元の男性としか結婚しないから」・・・本当なんかなあ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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