カテゴリ:story
裏切り 切望 諦め
教えてやろうか ひざまずく 屈辱 征服される 喜び 私は完全に水商売という仕事を嘗めていた。 洋服が好きだから 新しい世界が見たいから そんな理由で「ホステス」の仕事を選んだ。 駅が近いからと理由で 選んだ場所は梅田の東通り。 風俗もたくさんある場所である。 単なるアルバイトの延長感覚だった。 私の働きたかったお店は ガラス張りの床の下に薔薇がしきつめてある、というお店。 その地域ではトップクラスの女の子が揃う店だと 後に知る。 「人数が余ってるから系列店を紹介するね。」 グレーのコンタクトの若い男の子が迎えに来てくれた。 笑顔の可愛い、子だった。 不安まるだしの 私の顔を見て この世界は人間の一番嫌な部分が見える世界やけど 楽しいこともあるからがんばってな。 あの時のあの男の子の笑顔がなかったら 私はすぐにその仕事を辞めていただろう。 紹介されたのは 系列店でも素人を売りにしてる店。 いわゆる「キャバクラ」だった。 履歴書を書くときに 「風俗」という言葉が目にはいり ・・・・親が見たら泣くだろうな。 なんて頭によぎった。 ショートヘア, キレイ系のワンピース。 爪もきりっぱなし。 どう見てもその辺の街を歩いてるおねーちゃんだ。 その日、「体験入店」をすることになった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
で、体験入店はいかがでした?確かに最初はみんな不安だよね?私も不安だった(笑)
(2005年02月15日 12時51分50秒)
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