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テーマ:今日の出来事(292579)
カテゴリ:foto
バレエの巨匠リリアーナ先生に頼まれ再び撮影。前回の撮影は8月3日だったから..約10日ほど前。1度舞台を見てからの撮影は振り付けも含めてイメージが頭に残っているので撮影をしながら蘇ってくる記憶に身を任せ、自然に被写体を追いかけることができるので多分、今日の撮影は先生かなり気にいってくれるでしょう。
先日はケンカしましたが.. 我侭で自由奔放な先生は言いたい放題なので、時折衝突します。突然たのんでおいて完璧を求められても無理。しかも全てをミスなく収めるのはモット無理です。結構、消耗する仕事なので..いきなり批判とアドバイスをされると「カチン」 バレエの撮影はタイミングが命。リズムを数えて抑えていけば良い写真は自動的にとれるといっても過言ではありません。とはいえ..数え撮りに身を任せると確実に感性は死んでいく。 「そんな撮影のためにカメラ使いたくない!とりたいものは他にあるので..」キッパリ! 舞台撮影はあくまで報道の一部。感性が崩れたら仕事の舞台や音楽が崩れていく..守りたいものがあります。先生、今日はカナリ気を使ってくれていたみたいでした。 そんな話を写真家の友人 Ana Maria としていました。 只今ブエノスアイレスは写真フェスティバル真っ最中で、街中写真で溢れかえっています。様々な写真展や催しに参加していてつくづく思うのですが.. 何をどれだけ展示するかよりも「どのように展示するか」にもう少し熱意と敬意を注いでほしい。 ある美術館は順列がメチャクチャで..血なまぐさい攻撃的な写真のすぐ横に自然をテーマにした静かな写真が突然、飾られていたり.. 目をそむけたくなるような動物の死骸ばかりが撮影されたものが、写真集を自由に読むことのできるサロンの壁に飾られていたり.. もう少し気を使ってもいいようなことがあるような気がするのですが.. 世の中、悲惨な写真を見たい見せたい流れがあるようです。そんな多くの写真を見すぎておなかいっぱい。情報は時としてコントロールしなければ失っていくものがある。 写真フェスティバル2006 なにはともあれ..先生の舞台は毎回、工夫を加え成長していく..本当に見ていて楽しい。とてつもないエネルギーで溢れている。生徒さんで大好きなダンサーがいるのですが最近、反抗期のせいか少し沈んでいたのですが..今日の舞台では彼女Camira Danelliが光り輝いていて嬉しかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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