カテゴリ:【ディズニーシー】or【・・・シー+α】
![]() 再びシーに入園したのは16:15くらいだったと思います。 ディズニーシーのエントランスに流れる音楽(アクアスフィアのテーマ曲)は 既に夜バージョンに切り替わっていました。 まだ夕暮れというには早過ぎる感じがしましたが、ミラコスタ通りやメディテレーニアンハーバーの飾りやツリーにはあかりが灯り、ディズニーシーは昼間のそれとはまた違った顔を見せ始めていました。 私達はハーバーからアメリカンウォーターフロントまで続く緩やかな坂をのぼり、一年で一番美しい季節の さらに一日のうちで一番美しい時間帯を迎えようとしているシーを眺めて歩きました。 コロンブス像の右側の通りを今度は少しずつ下ってウォーターフロントパークまで行くと、公園の周りは私が10日に来た時にはまだ残っていた囲いが取り払われていて、公園内は昨年までと同じような「ビッグバンドビート“クリスマススペシャル”」に出演しているキャラクター達の像が立ち並ぶフォトロケーションになっていました。 公園を抜けた先のドックサイドステージではちょうど「オーバー・ザ・ウェイブ」のショーがクライマックスを迎えるところでした。 明るく照らされたステージの上の感動的なエンディングは、少し離れた場所からも浮かび上がるようによく見えました。 ![]() そしてステージ手前のホレイショスクウェアに立つ大きなクリスマスツリーは、夕から夜へと移っていく時の狭間で、小さな星のような無数の光に彩られてきらきらと輝いていました。 私は大きな大きなきらめくツリーを仰ぎ見て、今年もこの景色を眺められる幸せにしばし酔いました。 時刻は16:45。 幸運にも鑑賞できることになった17:15からの「ビッグバンドビート」の開場時刻がやってきたので、私は素晴らしく美しいこの時間のホレイショスクウェアを名残惜しく振り返り振り返りしながら、ブロードウェイミュージックシアターへと向かいました。 ![]() ![]() ![]() シアターの入口に着いたのは16:50頃でした。 鑑賞券に指定されている席が列の中央に近い位置だったので「なるべく早めに行って着席しないと」と思ったのですが、開場から数分が過ぎたシアター前には結構な長さの入場の順番待ち列ができていて、キャストさんによる鑑賞券の確認を経てシアター内に入り、着席するまでには5分ほどを要しました。 席に着いた夫は 「ステージまで遠いけど、真ん中のいわゆる『良い席』だね~。」 と感心していました。 本当に、ビッグバンドビートが抽選制になっていなかったら 私達は永遠にこの席に座ることはなかったでしょう。 なぜなら、こんな中央の良い席を選択できるような順番にもし私達が並んでいたとしたら、サイドブロックでいいから観やすくて迫力ある前方の席に座りたい と 夫が主張するからです。 17:15になってショーが始まると、今までに座ったことのない席からの眺めを夫も心から楽しんでいたようだったので 私は安心しました。 ショー終了後は私達はハーバーまで出て18:20からの1回目の「キャンドルライト・リフレクションズ」の様子をみることにしました。 (皆さんご存知だとは思いますが、今年は一晩に2回もツリー点灯式があるのです。) この時既に17:55くらいだったので、もう「鑑賞場所」といえるほどよくみえる場所は無いだろうと思ったのですが・・。 ハーバーの水面が見えそうな場所まで行くと、条件のあまりよくない場所ならばまだ2列目くらいが空いているところもあったようですが、人気のある場所はやはり「もう立ち見の4~5列め以降しか場所がない」というような状況でした。 (これでも例年と比べれば、イベント始まって初の土曜にしては空いている方なのではないかと思います。) 少しでも見やすい場所を と思って探し回ってもしょうがないように思えたので、私達はポンテヴェッキオの袂からピアッツァトポリーノへ下る坂道の途中の柵沿い、立ち見の5~6列目あたりでとりあえず本日1回目のキャンドルライト・リフレクションズを眺めてみることにしました。 18:20になり、昨年までとはちょっと趣を異にした せつない予告アナウンスのあと始まった今年の「キャンドルライト・リフレクションズ」は、ささやかな水上ツリー点灯のセレモニーというよりは ファイナルを強く意識した「盛大なツリー点灯ショー」に仕上がっているように私には思われました。 あの、タイトルをきいただけで涙が出てきてしまいそうな「Welcome To Christmas」も、昨年まで使用されていた 子供達の歌声が重なっていく清らかな印象のものではなく、感動的な演出を加えた新しいアレンジのものに変わってしまっていましたが、時折立ち止まるようにブレイクを挟みつつゆっくりと運ばれるメロディは、今年で終了してしまうこの儀式を惜しんでいるかのようにも感じられました。 ![]() ![]() キャラクター達の船が帰っていってしばらくすると、点灯していた水上ツリーは音楽の終わりと共にその灯りをおとしました。 するとまもなく、ハーバー周辺の良い場所で鑑賞していた皆さんの多くは その場を離れていきました。 私達のいた周りでも、写真やビデオの撮影に適した立ち見の良い場所はあまり空きませんでしたが(鑑賞エリアはどこも入替え制ではないようです)、柵沿いの座り観の場所は一気にサーっと人がいなくなったので、私達はハーバー沿いの座り観一列めに場所を移って本日2回めのキャンドルライト・リフレクションズを待つことにしました。 これくらいの時間から2回目の点灯式を待つ人は今夜は意外に多くなく、私達の周囲の座り観の場所は19:30近くなってようやく埋まってきたような感じでした。 夜のハーバーは昼間の荒天が信じられないくらい静かで風もまったくなく、春のような暖かさでした。 20:10からの2回目のキャンドルライト・リフレクションズは、先ほど覗き見した1回目とは殆ど変わりないように私には思われました。 (まだ鑑賞回数を重ねていないので、実のところ完全版がどのようなものなのか 私にははっきりは判らないのですけれど。) ![]() ![]() ![]() ![]() 近くで見てみると、今年はキャラクター達の乗ったキャンドルいっぱいの船のライトも明るさが増して輝き方も少し変わったのがわかりましたし、ツリーの花火が豪華になっているのにも気付きました。 水上ツリーの裾の部分のライトも、派手になって色あいがはっきりしたように思います。 そのあと20:30からの花火「クリスマスウィッシュ・イン・ザ・スカイ」も同じ場所で観て、さらには21:00から英語版の「Welcome To Christmas」の曲に合わせて水上ツリーが色々なパターンに輝く様子もしっかり見て、私達はその場を離れました。 (この 21:00から20分ごとにツリーが輝く時間が今年もちゃんとあったので、私は少し安心しました。 ただ英語版の方の「Welcome To Christmas」の曲も 今年は昨年までとは違ったアレンジ、違った歌唱になっていたようでしたが・・。) 私達がシーのゲートを出て車に戻り、舞浜を発ったのは21:30頃でした。 帰りの車の中では購入したばかりの「ハーバーサイド・クリスマス 2009」のCDを早速開けました。 さきほどハーバーで2回続けて聴いたのと全く同じ「Welcome To Christmas」をもう一度聴きながら 本日3回目の「キャンドルライト・リフレクションズ」を心の中で壮大に繰り広げてしまった私は、今日一日だけですっかりシーのクリスマスに満足したような気分になって 家に帰りついたのでした。 ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。 また、「東京ディズニーシー」内の固有名詞については、公式サイト内の こちら から検索することもできます。 利用なさってみてください。 ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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