カテゴリ:【ホテルミラコスタ 宿泊】
(・・その1から続く)
アメリカンウォーターフロントでの記念撮影を終えた後は、早めの昼食をとろうとPS予約してあった「リストランテ・ディ・カナレット」へ行きました。 店頭で「室内のお席とテラスのお席、どちらになさいますか?」と希望を聞かれたので 迷わずテラス席をお願いすると(夫にとっては「・・カナレット」とはイコール「テラス席」を意味します)、この時間テラス席は満席になっているとのこと。 「お席が空くまでお待ちいただくことになりますが、よろしいでしょうか?」 と キャストさんは申しわけなさそうにおっしゃいましたが、大丈夫、テラス席のためなら私達はいくらでも待つことができるので全く問題はありません。 (もしかしたらお店の方にとっては迷惑なのかもしれませんけれど・・ すみません・・) それでは中でお待ちください と、店内のウェイティングエリアのソファーに通していただいた私達は、キャストさんからお食事のメニューとワインリストをお借りして、席が空くまでの間じっくりとそれを眺めて過ごすことにしました。 自然光が射し込んで明るい「・・カナレット」のウェイティングエリアには このあとしばらく私達の他にはただ一人のゲストもいらっしゃらなかったので、私達はお昼に何を食べたいかという極めて原始的で純粋なテーマについて あーでもないこーでもないと話し合ったのでした。 約15分ほど経って私達は名前を呼ばれ、運河沿いの火山も見える素敵な席へ案内していただくことができました。 お料理は、メインにパスタかピッツァを一品選べるランチコース(2300円)にし、お天気がよくて気持ちも晴れ晴れとしていたのでスパークリングワインのボトルもお願いすることにして、私達は久しぶりにふたりで「リストランテ・ディ・カナレット」のテラス席を大いに楽しませていただきました。 テーブルにデザートが登場した12:30頃には、テラス席から見える橋の上に結婚を祝す垂れ幕が掲げられ、しばらくするとホテルミラコスタのチャペルで挙式したばかりの新郎新婦をのせたゴンドラが たくさんの拍手に送られてテラス横の運河からメディテレーニアンハーバーへとすべり出していきました。 私達もこちらのお店のテラス席は随分多くの回数利用させていただいていますが、ここに座っているときに婚礼用のゴンドラと遭遇したのは初めてだったので、こんなに素晴らしい瞬間に立ち会えて なんだかとても嬉しい気持ちがしましたよ。 ふと気付くと時刻は13:00を過ぎ、まもなく鑑賞する予定のビッグバンドビート2回目の開場時間を迎えようとしていたので、私達は席を立ってお店を出て ブロードウェイミュージックシアターの前へ向かいました。 シアターの前では既にキャストさんによる鑑賞券の確認が行われていましたので、私達は券を提示してシアターのロビーへ入りましたが、なにしろ本日の座席は一番通路側だったので「あまり早く座席に着いても邪魔かもね・・」と思い(中央席の方々の着席が終了してから自分の席に座った方がいいかなー・・と思い)、ロビーのクリスマスツリーの前で写真を撮ったりしてから座席に着きました。 (客席では撮影はできませんが、ロビーでの撮影はOKです。) さてさて本日のショーですが、抽選制度導入後の私達の座席としては一番ステージに近い場所だったので、文句なく非常に楽しかったです。 夫の切望していた通路沿いも経験できたし、「もうこれで、この先 今年のクリスマスシーズン中にビッグバンドビートが観られなくてもいいかな~」と思うくらい満足しました。 きっとシーズン中にまたシーに来れば その度にビリエッテリーアに抽選しに行くでしょうけれど、その時に結果が「ごめんなさい」になってしまっても、私自身はもう諦めがつきそうな気がします。 ショー終了後は、午前中に二ヶ所の撮影場所でカメラキャストさんに撮影していただいた写真が出来上がるころだったので、それをを引き取りに「フォトグラフィカ」へ行きました。 お店に着いたのは14:30前頃でしたが、写真の受け取りの列には3~4人が並んでいて 私達は順番が来るまで数分待ちました。 出来上がった写真は撮影場所は違うものの 収められている有料の台紙と付属のキャラクターフォトは全く同じ物だったため、キャストさんは「どちらか一枚を選んで購入なさってもいいんですよ」と言ってくださいましたが、両方ともとても良い仕上がりだったので私達はどちらか一方だけを選ぶことができず、結局二枚とも購入してしまいました。 その後は、「レジェンド・オブ・ミシカ」のショー中だったためやや人が少なかったエントランスで写真を撮ったり 少しショップを覗いたりしてから、ホテル&パーク・ゲートウェイを通ってホテルミラコスタ館内へ入りました。 時刻は14:45頃のことでした。 ホテルミラコスタのチェックイン開始時刻は15:00と決まっていて(一応プリチェックインもできますが)、当然ながらこの「15:00」頃というのはゲストが集中するために大変混雑します。 そのためか、私達がロビー階2階にあるレセプションに行くと、15:00数分前にもかかわらず今日はもう既にチェックインの手続きが始まっていて、十組ほどの列ができていました。 それでも15:00ちょっと過ぎには順番がやってきて、手続きを済ませた数分後には朝預けた荷物を携えたベルサービスキャストさんが私達の前に現れました。 今日のベルキャストさんは小柄な女性で、ミラコスタに似つかわしい落ち着いた清廉な感じの方でした。 ディズニーホテルの特異性からかこちらのキャストさんには若くて元気で溌剌としたパークキャストさんのような方が多いのですが、好ましい笑みを湛えながらも控えめで 話しぶりも穏やかなこういったタイプのキャストさんは 私達のような年齢の者にはなんだかとても安心できる存在です。 案内していただいたお部屋はロビーからとっても遠く、このベルキャストさんと一緒にホテル内の廊下を歩いた時間もとても長かったと思うのですが、沈黙の間もまったく気まずくならずに間がもってしまったのは、やはりこの方のキャラクターのなせるわざだったのでしょう。 ・・・そして。 今日私達が宿泊することになったのは、奇しくも4年前のクリスマスシーズンに宿泊したのと全く同じ、アメリカンウォーターフロント側のウィングの最南端の角に位置して室内の二面に窓があるという、ホテルミラコスタの数あるお部屋の中でも大変珍しいつくりの、窓からの景色が素晴らしく素敵なお部屋でした。 カテゴリーとしては「ポルトパラディーゾサイド」に属するので、ハーバーに面した窓のカーテンを開けるとドーンと大きく私の大好きなプロメテウス火山が見えますが、もう一方の窓からはヴェネツィア地区やニューヨーク地区の景色も望めるという、ディズニーシーのパークの中にぽっかりと浮かんでいるような気分が味わえる、夢のようなお部屋です。 また、室内にはダブルベッドが一台しか入っていない上にソファーも無いので、お部屋のスペースに余裕があって広々としています。 (ほんと、敷物をひろげて床の上でピクニックでもしたくなるほどの広さです。) ベルキャストさんが去った後、私達は両方の窓を開けてカーテンも思い切って全開にして、メディテレーニアンハーバー側で流れている清らかなクリスマス音楽と アメリカンウォーターフロント側から聞こえてくるニューヨークの街の音が部屋の中で混ざり合う この場所でしか経験できない面白さにしばし浸りました。 (その3 に つづく・・・) ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。 また、「東京ディズニーシー」内の固有名詞については、公式サイト内の こちら から検索することもできます。 利用なさってみてください。 ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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