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カテゴリ:SF小説
ある夏の日に 晩夏に揺れる想い
そうだ、追いつけ! そしてぶつかるんだ! ふたつの彗星が、粉々になって、それから 成層圏で燃え尽きてしまう。 その場面を想像して、勇一は愕然とした。 多摩川の流域には、石ころひとつ落ちてこず、・・・だから ヨーコの父親は助かる・・・ 良かった・・・それは本心か? お前は、ホントに本心からそう言ってるのか? 勇一は自分自身に問う。 全てが上手くいった時、それでも、その時でも、俺は・・ まだ必要とされるのか? いくつパラレルワールドを渡り歩いてきたか・・・ あの彗星がぶつかった時、何かが変わる。 空から地上へ目を移したその時に、何かが変化したとしたら それがあったなら、そこはもう、さっきとは違う世界だろう。 勇一の第3の目が、そう告げている・・・ それに耐えられるのか? 勇一・・・ 今日聴きたくなった曲は、 The Beatles-PaperBack Writer です。 The Beatles, Thanks for Up! いつも応援ポチをありがとうございます。 今日もよろしくお願いします。♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.11.11 03:56:26
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