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カテゴリ:エッセー随想・散文
もう昔のことだけど思い出すとゾッとする話
友人たちと用事があって、あるビルの最上階へ行った。 用事は無事に終わり、私は車を回しておこうと一人先に降りることにした。 エレベーターが止まりドアが開いた。 当然エレベーターホールへ進む。それなりの間隔をおいてドアが閉まる。 すると!私の後ろで「ドーン」と大きな音と地響きが発生した!! (あれは、ひょっとしたら・・・)ゾッとする予感! やがてビルの管理者からの通報でエレベーター管理会社の車が到着。 管理会社の社員が何かしらのカギを回してドアを開けた。 彼らは覗こうと近づく私を止めようとしたが、「第一発見者」の権限を主張すると しぶしぶ許可してくれた。「ちょっとだけですよ」 と言ったので「怖い想いをしたんだから」とさらに主張した。 驚いた! なんと、エレベーターの箱は全部外れたワイヤーごとB2の機械室まで 落ちていたのである!! (あと2秒でも乗ったままだったら・・・!!) まさに間一髪のところで助かったのです! 実はそのエレベーター、外国製エレベーターで、管理もその会社の日本支社だった。 さらにそのエレベーターは2か月前に定期点検を済ませたばかりだった。 季節外れの怪談、いや階段、でもなく「エレベーターの怪」でした。 応援頂けたら嬉しいです。(^^♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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