初夏のヨーロッパ2人旅④ オンフルールとエトルタと
ふたり旅4日目。土曜日なので、運転手(旦那)確保してパリジャンやパリジェンヌの人たちがバカンス時期に殺到するノルマンディーのリゾート地へ行くことにした。------------------------------------------自宅出発 10:30↓オンフルール 11:30↓ランチ 12:00↓エトルタ 15:30↓帰宅 20:00-------------------------------------------最初の目的地は『パリジャンの避暑地』とされるオンフルールという小さくてかわいい港町。日本でいうと、軽井沢みたいな位置づけの避暑地かな。フランス旅行してモンサンミッシェル行くツアーに組み込まれたりもしてるし、印象派画家がよく描いたことでも有名だし、『ジムノペティ』を作曲したエリックサティの生誕地でもあるので、日本人にも知ってる人は最近増えてきた気がする。が、基本的にはシーズンはパリ人ばっかり!6月ごろからパリナンバーの車がどーーーっと押し寄せて冬は閑散としてる、、、、そんな場所。港の近くにある公共の大きな駐車場に車を止めてまずはランチ。行ったのは土曜日だったので、ちょうどマルシェも開かれてていい雰囲気だったけど団体ツアーで来たらしき韓国人が結構いて、そのほとんどの人が食べ歩き、、、さすがのヨーロッパ人でも、それは食べ歩きで食べへんで、、、みたいな感じで目立ってたのが気になってしょうがなかった。。一緒にいた友人は、韓国って屋台文化があるからそれが普通なんとちゃうか?と言っててなるほどな―とちょっと納得。観光シーズン真っ只中は12時過ぎるとレストランの席を見つけるのに苦労するから少し早めに入店することにして、まずは目星をつけてたクレープ屋さんへ。オンフルールのど真ん中なので、このあたりはどこも結構価格は高めの中でそれなりに美味しくて、そんなに高くないと友人オススメのお店。ガレットが大きいから、私は甘いクレープを注文するまでたどり着けなかったけど本来は、シードル頼んでガレット頼んでデザートに甘いクレープを頼むのが一般的なんだそう。。雰囲気も味もとってもよかったです。食後は、すぐ近くのサン・カトリーヌ教会へ。フランス最古の木造建築の教会だそう。この教会の見どころは天井で、船底を作る方法と同じ方式で天井がつくられているらしく上を見ると、確かに舟底をひっくりかえしましたみたいな形してるのが面白い~外観はすっごくシンプルだし、内装も派手さはないけれど味があって、その他たくさん見た同じようなデザインの教会よりもよっぽど記憶に残ると思う。教会を出たら、すぐ外にはすっごくかわいらしい町が広がってるのでフラフラ歩き回ってみるのがおススメ。エリックサティの家もあるけれど、聞いた話では特に楽しい物はないとの事だったので今回もスルーして、雑貨屋をのぞいたり写真を撮ったり。本当にかわいい町だから、映えますよー。散策を終えたら、次の目的地のエトルタへ。パリを流れるセーヌ川の河口にかかるノルマンディー橋という有名な橋を通っておおよそ1時間程度で到着します。エトルタも、この時期は観光客でいっぱいで特にお天気も良かったから激込み。。。。駐車スペースがなかなか見つけられず、結構遠いところに止めて徒歩で海岸まで行かなければならなかったけど、着いたらそんな面倒な気持ちもふっとぶ海岸の美しさ!このエトルタは、毎年少しづつ波によって海岸線が削られていっていて、崖のアーチが崩れ落ちたり、海岸線の住民が移住を余儀なくされたりという問題もあるそう。像のように見える崖が有名なエトルタだけど、この像の鼻のように見えるアーチもいつか崩れ落ちてしまうのかもしれない、、、そう思うと見れてよかったーと思うのでした。友人に言われた、『行けるときに行くべし』ほんとそれ。