カテゴリ:競馬予想G1
マイルCS(G1・京都芝1600)の枠順を見たが・・・。
1番人気のカンパニーは4番枠か・・・。 まあ現時点ではなんとも言えんな。 極端な内残り馬場や、あるいは外差し馬場にでもなれば、こういう極端な枠番はプラスになったりマイナスになったりするんだろうが、それは当日になってみないとね。 ただ、ちょっとしたことで包まれる不利はあるかもしれない ![]() で、それがたまたまペリエやスミヨンのような外国人ジョッキーだったりしたら・・・。 動き出しが遅くなって、「無念の差し届かず ![]() で、まあそのカンパニーはきのうの記事で書いたとおりだが、エリザベス女王杯(G1・京都芝2200)に続いてこのマイルCSにも出てくる“得体の知れない外国馬 ![]() サプレザとエヴァズリクエスト。 マイルCSではここまでまったくいいところのない外国馬ではあるが、今年もそれは続くんだろうか ![]() ただ、エリザベス女王杯でシャラナヤが4着に好走したことを考えたら、そう簡単に消すわけにもいかない気がする。 だいたい、シャラナヤの4着は「ブエナビスタの3着の次 ![]() あのような展開になってしまったので4着になってしまったが、展開によっては“2着”の可能性もあったんだと考えないと。 まあ馬券の考察上、僕はそう考えたい。 あとで痛い思いをするのは自分だし。 というわけで外国馬2頭の分析にはいろう。 ![]() フランスからやってきた4才牝馬。 前走、サンチャリオットS(イギリスG1・芝1600)で初めてG1勝ちしており、勢いはあるようだ ![]() 2着に負かしたガナーティはイギリス1000ギニー(G1・芝1600)、コロネーションS(G1・芝1600)を勝っているので、決して弱い馬ではない。 それどころかガナーティは3才の身でありながら、その後のサセックスS(G1・芝1600)で3着してるほどなので、むしろ強い部類に入るのではないだろうか? その強いガナーティをサプレザは負かしている ![]() これだけでも実力があることは間違いない。 しかもサンチャリオットSのVTRを見てみたが、外からアッサリとガナーティを交わしていることから、この内容はサプレザの完勝と言っていいのではないだろうか? 少なくとも展開に恵まれて勝ったとか、そういうフロックではないように思えるが・・・。 以前、サセックスSを勝ったコートマスターピースがマイルCSに参戦してきたが、このコートマスターピースくらいの能力は秘めているような気がしないでもないな、サプレザ。 で、ポイントとなりそうなのが持ちタイム ![]() サンチャリオットSの勝ちタイムが、良馬場で1分34秒4 ![]() その前のクインシー賞(G3・芝1600)2着が、良馬場で1分34秒3 ![]() 日本の馬場では速いとは言えないものの、まあ許容範囲だろう。 エリザベス女王杯のシャラナヤも持ちタイムはそこそこ速かったので、似たようなイメージはありそうだ。 それよりも、3才や4才初めのころと比べてタイムをここへきてどんどん短縮してるのがすごくないか、サプレザ? もちろん馬場差もあるので一概にはいえないが、レース戦績を漠然と眺めてみても、サプレザは「ここへきて急にパワーアップした上がり馬 ![]() 血統はどうだろうか? 父サーム(ミスタープロスペクター系)×母父プレザントタップ(リボー系) ラウンドテーブル(プリンスキロ系)の4×5のインブリードがある。 ラウンドテーブルといえば、カーリアンの母父がラウンドテーブルだよな。 このラウンドテーブル。 芝・ダートともに走りまくって、アメリカ年度代表馬にも輝いてるほどの馬のようだ ![]() 母父プレザントタップは、日本ではタップダンスシチーの父で有名。 ただ世界的には、チャンピオンS(イギリスG1・芝2000)、エクリプスS(イギリスG1芝2000)、ドバイ・デューティフリー(G1・芝1777)を勝ったデビッドジュニアのほうが有名だろう。 ちなみにこのデヴィッドジュニアは日本で種牡馬入りしてるんだよな。 いいのか、こんなプレザントタップの後継種牡馬のような馬が日本なんかに来ちゃってて ![]() まあそれはいいや。 問題は、父サームだ。 初めて聞いたが、サームなんて・・・ ![]() 自身は対して実績がある馬じゃないが、母がサルサビル(父サドラーズウェルズ)。 これが要因で種牡馬になれたんじゃないだろうか? サルサビルの実績がこう。 マルセルブサック賞(フランスG1・芝1600) イギリス1000ギニー(G1・芝1600) イギリスオークス(G1・芝2400) アイルランドダービー(G1・芝2400) ヴェルメイユ賞(フランスG1・芝2400) これはたしかにすごい ![]() 特にアイルランドダービーって・・・。 日本でいえばウオッカのダービー勝ちみたいなもんだな、サルサビル ![]() まあ血統を見る限り、日本になじみのある種牡馬たちがけっこうでてくるし、メチャメチャ重たい感じはしない。 少なくとも、エリザベス女王杯のシャラナヤよりは血統面は日本向きだとは思うが・・・。 ただ、正直に言おう。 血統面を分析したところで、イマイチよく分からんね ![]() 毎度のことだが、結局、趣味で自己満足を得てるだけだぜ。 あとは気になったのがサプレザ陣営のコメントだ。 ![]() 「日本の馬場は合うと思うし、速いペースも合うだろう。自分からハミを取って(前に)行ってしまう馬だからね ![]() 「以前、サンクルー(競馬場)で乗った時から『いずれ大きなレースを勝つ』と思っていた。その通りになったよ ![]() ![]() 「日本馬の持ち時計を見て決めたんだ。これなら相手になる・・・とね ![]() 「母国で調教した馬で挑めるのは光栄なこと。気に入っている馬だし、フランス代表ということで、頑張るよ ![]() なんかすごく強気というか説得力があるとでもいうか・・・。 ペリエほど日本をよく知ってる外国人ジョッキーはいないからね。 しかもコレ調教師って、タイガーテイルでエリザベス女王杯3着、ジャパンC6着したときの調教師だよね ![]() なんか相当に勝算があっての参戦のような気がするんだが・・・。 シャラナヤもそこそこ本気度は高かったと思うが、個人的にはむしろサプレザのほうがさらに本気の気がしてしまう。 コートマスターピースのように、ヨーロッパでの実績があっての参戦にもかかわらず、マイルCS7着、阪神C(G2・阪神芝1400)9着だったから、サプレザも実績をそのまま鵜呑みにするわけにはいかない。 ただ、それでもコートマスターピースはマイルCSは0秒7差、阪神Cは0秒4差だからそんなに負けてないんだよな。 しかもコートマスターピースのサセックスSの勝ちタイムは1分36秒1と遅い ![]() それに対してサプレザのサンチャリオットSの勝ちタイムは1分34秒4とそこそこ速い ![]() なので、ヨーロッパでの重い芝での優劣はともかく、日本の軽い芝での適性はサプラザのほうがあるような気がする。 そこへもってきて、今回のマイルCSのメンバーはどうだ? ダイワメジャーがいるわけでもなく、ダンスインザムードがいるわけでもない。 カンパニーがいくら強いとはいっても、京都芝1600がベストでなければマイルG1勝ちもない・・・ ![]() これらを総合的に判断すると、現時点での結論はこうだ。 サプレザは当日の馬場が時計がかかる馬場であれば、勝っても驚けない ![]() 当然、馬券は“買い”と判断しよう。 それこそ「打倒カンパニー ![]() “15番枠”がなんともいえないが、これは当日のトラックバイアス次第で最終判断することにしよう。 で、あともう1頭いるのか。 ![]() イギリスからやってきた、こちらも4才牝馬。 これはどうしよう? くどくど説明するのも面倒だからひとことで終わらせようか。 きびしいんじゃないの、エヴァズリクエストじゃ・・・ ![]() まあ、実績も足りなければ、時計も全体的に遅い ![]() もちろん今後高速馬場で修練を積めば別だが、現時点では日本の馬場の硬さにビックリして終わりじゃないだろうか? なので現時点ではおさえだね。 ただ、時計がかかる分には大歓迎だと思うので、雨馬場 ![]() そういえば日曜は雨予報なんだよな・・・? それでも1分37秒やら1分38秒なんて馬を積極的に買うわけにはいかんぜ、エヴァズリクエスト。 まあ「雨でも相手まで ![]() いくらなんでもカンパニーがこの馬に負けるようなことがあったら・・・泣くぞ。 土曜は福島記念(G3・福島芝2000)と東京スポーツ杯2才S(G3・東京芝1800)か。 東京スポーツ杯2才Sはよく分からんから、あんまりやる気しないな。 なので次は福島記念の予想を ![]() ![]() 【競馬・騎手】ペリエ騎手が明かす競馬からプチセレブの味わい方まで お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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