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1000年に1度とも言われるような歴史上に残る巨大地震により、東北の太平洋側沿岸部を中心として、日本中がかなりの損害を蒙りました。直接的、間接的に、日本にとって多くの国益が損なわれました。
また、原子力発電の放射能漏れに至るまでの一連の流れは、大きな輸出産業である原子力発電の信頼を根底から揺るがすものになってしまいました。今後、国内エネルギー問題に発展する事は間違いないでしょう。 しかし、悲観ばかりしていては何もなりません。デフレで苦しむ日本経済にとって、日本人がこれから新たに生み出すエネルギーは大きな大きな財産です。日本人は勤勉で、努力家で、危機に強いのです。国災とも言えるこの困難を、みんなで乗り越えなくてはいけません。 日銀はマネーサプライを増加させるでしょうし、政府はあらゆる財政出動を行うでしょう。近い将来、巨大な需要が生まれる事になります。悲観ばかりする事はありません。金融市場の混乱も、一時的なものに終わるでしょう。 しかし、そんな事は取り合えず脇に置いておく事にしましょう。この市場の歪みで鞘を抜くというのがバリュー投資ではありません。そうではなく、甚大な被害を受けた日本企業の株を買い支えるというのが、日本の投資家としては好まれると思います。 下がり切った所を買い叩くのではなく、下がる途中で買い支える。そんな投資が、日本人としてあるべき姿勢でしょう。違う?いや、違わない。 時間と共にお金がお金を生むのが資本主義。これは、健全な欲望をエネルギーに、信用を潤滑油にする。 今回の震災で、多くの企業が資金を必要とする事になりますが、大企業が今まで溜め込んだ多額の内部留保を使う事で、問題点の多くは解消されることでしょう。 日本人がお互いを信用する事で、幾らでも立ち直りは早くなります。 悲観している暇はありません。 さあ、『応援したくなる企業』を探しましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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