テーマ:鉄道(22104)
カテゴリ:トラフィーの「鉄」なNEWS
先月28日から全国の高速道路で「土、日、休日は最大1000円」という高速料金値下げが始まったことからJR西日本と東日本はこれに対抗する形で割引切符の発売を始め発売1ケ月で2万枚以上売り上げたヒット商品も登場しました。
ヒット商品となったのは、JR西日本の新幹線「『こだま』指定割引きっぷ」で3月10日の発売開始から今月7日までで2万3000枚売り上げたそうです。これは、「こだま」の指定席で往復すると指定席料金が平均4割引になり、子供の指定席料金は一律で3000円になるというもので家族で「こだま」を利用して貰おうというきっぷです。例えば、新大阪~広島間の場合だと大人は11,920円で通常料金より7980円安くなり、子供は3000円ですから両親と子供1人で往復すれば26,800円で済むというわけです。もちろん高速道路なら往復2,000円ですからガソリン代を加えてもクルマで往復する方が安く済みますが同社では「渋滞がなく、ゆったり旅ができる。」点を強調しています。 一方、JR東日本は関東と南東北地区で土、日2日間を一定料金で乗り放題になる「土、日きっぷ」を3月21日から発売し、加えて「駅レンタカー」の小型車料金を2000円という通常の7割引で利用できることで鉄道とレンタカー利用の相乗効果でレンタカーの利用台数が当初予想の3倍以上になったとのことで、こちらもヒット商品になりました。このようにJRの2社が高速料金値下げに対抗した商品は一定の効果があったといえますが高速料金値下げは2年間続きます。JRはこの先どう対抗していくのでしょうか。行方に目が離せません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.04.19 10:08:25
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