テーマ:鉄道(22104)
カテゴリ:トラフィーの「鉄」なNEWS
最近話題の第三セクター鉄道の「いすみ鉄道」が千葉県知事選挙に出馬のため辞任した吉田平氏の後任社長をまた民間から募集することになり5月11日まで受け付けると発表しました。
国鉄木原線から転換したいすみ鉄道は利用者の減少から年間1億円の赤字を出しており存続も危ぶまれる状態が続いています。そのため「経営に民間の考え方を!」ということで一昨年公募で吉田氏が選ばれ、いすみ鉄道を応援するサポーターを募集したり、「枕木オーナー」を募って資金を援助してもらうなどのアイデアでこの3月期は黒字を計上できるまでになった矢先、知事を引退する千葉県の堂本氏から「後継者」として知事選に立候補するよう要請を受け吉田氏は同社の社長を辞任して立候補しましたが結果は森田健作氏に敗れました。 現在、いすみ鉄道の社長は植田副知事が非常勤の形で社長を兼務していますが同鉄道の存続については来年度までの経営状態を見て判断することになっており、今年が正念場を迎えます。このような状況下にあるのに社長が非常勤では根本的な経営改革はできない、と判断して再び民間から常勤の社長を公募しようということになったのです。 今回の公募で選ばれた「新社長」は6月下旬から原則2年の任期で報酬は年700万円とのことです。今度の社長は「会社の存続」という重責を担ってでの仕事となるわけですからその手腕とプレッシャーは並大抵のことではないでしょう。どのような「強者」が社長になるのか注目です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.04.24 13:36:30
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