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テーマ:洋楽(3332)
カテゴリ:音楽
彼は1927年アラバマ生まれの御年80歳(!)、現役です。SXSWにも出ちゃいます(ました)。 若いころは、兄のIraと共に、Louvin Brothersというデュオを組んで歌っていました。それが1940年~60年ごろ。そのころ、彼はなんと若き日のJohnny Cashと出会っています。彼にとってはJohnny Cashも可愛い若造だったんですね。すごいなあ。 順調にキャリアを積んでいたらしいこの兄弟ですが、残念なことに、Iraが交通事故で亡くなってしまいます。その後、Charlieはソロとして歩み始めたというわけです。 私が本格的に彼の音楽に触れたのは、これが最初です(まだまだカントリー初心者ですので)。なぜかと言うと、ゲスト欄にElvis Costelloの名前があったからなんです。 様々なミュージシャンがこのアルバムには参加しています。その中でも光るのはやはりCostello…かなあ。 トラディショナルな雰囲気満点の、アメリカン・フォークが息づいています。古き良きアメリカがまだここにもある。いや、古くなんかない。これがスタンダードなんです。 渋みのあるCharlieの歌声と、味わい深いアコギ。陽気な部分もありながら、しっとりと聴かせてくれるものもバッチリ。 亡き兄弟Iraにささげたと思わしき「Ira」は、ゆったりとした、懐古的な1曲です。けれど悲しいだけじゃない、楽しかった思い出を微笑みながら懐かしんでいるような、あたたかな音がします。 オフィシャル 今回のアルバムが試聴できます ブックレットの裏表紙は、若き日の彼とIraの2ショット写真。 泣かせてくれます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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