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テーマ:洋楽(3326)
カテゴリ:音楽
Beatlesの「Revolver」からその名をとったフランスの3人組・Revolver。 Ambroise : vocals, guitars Christophe : guitars, vocals Jérémie : cello, vocals AmbroiseとJérémieは幼馴染、AmbroiseとChristpheはハイスクールで知り合ったそうです。 マイスペースで彼らを見つけたEMIが即オファー。1stアルバム「Music for a While」がリリースされました。私はこれをApple Crumbleさんで見つけて買いました。 "Are you ready to be heartbroken? And then, heart-mended?" そんな言葉がオフィシャルのバイオに載せられていました。 Elliott Smithのように繊細なメロディと、胸を衝かれるようなメランコリックな詩。けれど、3人のハーモニーはまるでSimon & Garfunkelのようなやわらかな響きを帯びています(「Untitled#2」のコーラスはまるでBeach Boysみたいにキラキラしていたり)。 そして全体に漂うクラシカルで優雅な薫りの正体、それは、Jérémieの成すところが大きいようです。彼は幼い頃からクラシックを学び、Ambroiseと再会するまでジミヘンもストーンズも知らなかったそうです。うーん純粋培養。 そんなふうに、S&G、Elliott Smithの影響を受けながらも、彼らRevolverの特徴は、そこにロックのビートが加わっているところだと思います。実に軽やかに走るアコギは爽快で、思わずステップしたくなります(それが全面に押し出されたのが、デビューシングル「Get Around Town」)。 いろいろなアーティストから良いとこ取りで、それじゃあ全部中途半端じゃないの?と思われるかもしれませんが、それがまったく間違いだということは、聴いていただければわかります。素晴らしい。こういう才能をメジャーデビューさせてくれるEMI Franceも素晴らしい。 オフィシャル(英語版あり) マイスペ(仏語のみ) フランスのアーティストというとTahiti 80とFuguさんくらいしか信用していない節のある私ですが、ここにRevolverという名前を付け加えたいと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.08.10 15:50:13
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