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テーマ:最近観た映画。(39555)
カテゴリ:その他
ロンドンへの飛行機の中で、映画を観ました。
(500)日のサマー かいじゅうたちのいるところ ハート・ロッカー written-by 4本ですね。上2本は日本語、ハート・ロッカーは英語、Written-byは中国語・英語字幕でした。 500日のサマーは、オシャレな方々やいろいろ周りから絶賛の声を聞いていましたが…私が期待しすぎたのでしょうか、それほどぐっとこなかった。 トムに共感しつつ、観終わってから反芻しているうちに、現在の自分のスタンスが思いっきりサマーだということに気付いて、自己嫌悪にすら陥るほど(苦笑)。 なんだかいろいろ思い出してしまうんですよ、Smithsの曲で出会うところとか、あまりにもキツイ台詞「だって友達でしょ?」。あーやだやだ!忘れたい! かいじゅうたちのいるところ、これは素直に面白かったです。主人公の男の子、すごく可愛い!かいじゅうたちのちょっと不気味ないでたちが、だんだん愛おしくなってきます。絶対お別れしなきゃならないってわかっているのに、別れのシーンでは不覚にも涙。こういう、少年の成長ものはいかんです。泣くに決まっている。 ハート・ロッカーは、英語だけのものしか観られなかったので、全部ちゃんと理解できたわけではないのですが…安っぽい反戦映画じゃない。そういうふうに感じました。怖いくらいにリアルで、息が詰まるような時間が過ぎていく。それが最後まで続く。終わったと思ったら、再び開く、悪夢のような戦場への扉。台詞が少なく、それが余計に突き刺さる。 決してすっきりとはしない映画です。でも観たほうが、何かを自分の心に感じることができると思います。 Written-byは…これは香港映画のようです。ただ、私が観たものは北京語になっていたのですが…おそらく日本公開はされていない? 父親を交通事故で亡くし、自らはその事故で失明した少女が、悲しみから立ち直れない母のために、父が交通事故で死なず、反対に自分たちが死んでしまったという小説を書き始めます。小説の中だけでも生きている父に、家族はみな生きる活力を取り戻していくのですが…。 現実と小説の世界、この2つが歪んでひとつになってしまう。そのとき、きっかけを作ってしまった主人公の少女の選択は…。 死の世界の変な偉い人(よく名前がわからなかった)が突然出てきてしまうところに戸惑いを感じますが、最後は、決してバッドエンドではないので(ハッピーエンドでもないけど)、最後まで観てよかったかな、と思いました。 あとになって、This is itが観られるということに気付いたのですが、時すでに遅し。残念でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.03.31 21:57:23
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