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「出掛けから真っすぐ来た。ユッコ、どんな感じ…???」
翔。 「心臓外科の池辺先生と会って、テンション高い。」 葉月。 「へっ…???心臓外科の池辺先生って…???」 奈都美、 「ほら。尾田君のお姉さんの旦那様。」 翔、 「あ~~あ~~。はいはい。そうそう。」 「三代目、J SOULの…、小林直己に似てるんだって。」 奈都美。 その声に翔、 「三代目、J SOULの…、小林直己…。誰だ…っけ…???」 葉月、 「あ~~ん、もぅ~。あんたまで…。」 そして葉月、自分のスマホで…。 翔、 「あ~~はいはい。分かる、分かる。…って言うか…、名前までは…、知らなかった。顔はね~~。」 そして、 「…ってか、尾田ちゃんの…???」 伸永、首をコクリと…。 翔、 「凄ぇな。…強い弟に、イケメンの先生か…。」 そんな翔に木綿子、 「強い弟…???なにそれ…???翔…???」 靖子、目をキョトンと。 葉月、 「あっ。」 数秒の沈黙。 「実は~~。」 葉月。 「ユッコに、暴力…。それって、私とナツ…知ってるの。」 靖子と木綿子、 「へっ…???」 「ナツも前に、その男性から襲われたんだよ。わざと肩にぶつかられて…。」 木綿子、靖子、 「えっ…???」 「でも、その男性、尾田君がやっつけた。…私も見たから、間違いない。」 木綿子も靖子も、 「うそ…。」 今度は奈都美、 「ううん…、ほんと…。実はね…。」 そして今までの経緯を靖子と木綿子に話し始める。 靖子、腕組みをして、 「へぇ~~~。伸永、凄~~い。」 木綿子、 「尾田ちゃん…、全く…想像…つかない。こんなに…ヘナ~~っとしてるのに…。」 伸永、そんな木綿子の声に、思いっきり、頼りなさげな感じに…。 「それに。」 翔。 「似顔絵もかなりリアルみたいだから、早期解決…なるみたいだって。」 伸永、自分のスマホで、 「ユッコさんの事件、これなんです。」 画面を木綿子に見せて。 木綿子、 「うんうんうん。これ。…へぇ~~。そうそう、こんな顔…、鼻に…ホクロ。…あの子、覚えてたんだ…。…朝…、わざわざ…ここ、寄ってくれたんだ。すんごい、可愛い子…。」 「あっ。…で、ユッコ、私たちが担当してる翡翠堂…。」 葉月。 木綿子、 「うん…。」 「それ…、私がメインでやるんだけど…、ナツと尾田ちゃんも…。フォローしてくれる事になったから…。」 「そっか~~。ごめんね、ナツ…、尾田ちゃん。ふたりとも、忙しいのに…。」 伸永、 「頑張ってみます。」 「うん。お願い。」 そして奈都美もにっこりと。 「さて。私はそろそろ…。」 靖子、 「夕食、旦那に任せっきりだから。」 木綿子、 「あはっ。うん。」 葉月、 「あ~~。私たちも…、じゃ。」 奈都美と伸永を見て。 奈都美、 「うん。そうだね。」 そして、 「翔は、今、来たばかりだから…。」 翔、 「おぅ。」 木綿子、 「ありがとうね。」 奈都美、 「うん。また来るよ。」 伸永、 「ユッコさん。お大事に。おやすみなさい。」 靖子、 「じゃね。」 病院の玄関を抜けて。 靖子、 「そっか~~。全治…3ヶ月…。ユッコ。たいへんだ~~。」 奈都美、 「うん。」 駅に向かって歩く3人。 その3人とは別の方向、通りの向こう、赤信号で立ち止まり、 見舞いだろうか、花束を持って武蔵原総合の看板を見ながら歩き進める人ひとりの女性。 そして、まっすぐ病院の玄関へと…。 既に、総合案内の窓口は閉まっている。 メモを見ながら…。 「整形外科病棟…東…。こっちか…。8階…。」 「…悪い、ユッコ。ちょい、俺…、トイレ。」 翔。 木綿子、 「かかかか。うん。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 最大20%offクーポン配布■ 細あき 深Vネック ワンピース レディース フレンチスリーブ ひざ丈 ブラック モカ キャメル グレー ブルー M L 春 夏 【夏バーゲン】ワンピース 夏 レディース ノースリーブ レディース ワンピー ワンピース ロング ベルトリボン 伸縮性 スリット入り 薄手 通気性 ポケット付 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.08.14 05:48:21
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