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カテゴリ:音楽
昨日、九州交響楽団の定期演奏会に行きました。
曲目は モーツアルトピアノ協奏曲 第20番 ピアノ永野 栄子 マーラー交響曲第5番 指揮 宮本文昭(元 オーボエ奏者) 私は、コンサートは、ピアノとか ヴァイオリン、 チェロなど、 単楽器のコンサートに行くことが多いので、 オーケストラを生で聴くのは久しぶりのことです。 しかも、 2曲とも 大好きな曲なので、楽しみに出かけました。 ピアノ協奏曲・・ ピアノがていねいに粘りすぎの感じがちょっと気になりましたが、 そんな贅沢なこと言っては、 バチが当たります。 生演奏はなんといってもすばらしいです 生きた音が今、会場に踊っているのです。 この曲は たしか、ノーベル賞を受賞した小柴さんがお好きだと、 きいたことがありますが、、なるほど。。と思えます。 ちょっと憂いも帯びていて、しっとりとした曲に いつのまにか うとうとしてしまいました。 休憩になって、隣の席をみると、小学校の高学年くらいの 女の子が ぐっすり眠っています。 お母さんが起こしても、熟睡! 起きません。 お母さんは 私と目を合わすと 苦笑いしながら 「もう ほんとに・・」と、照れています。 「私も時々、うとうと、しましたよ。」 私が言うと、 「じつは、、、私も。。」 とお母さん。 昔からの友達のように、モーツアルトは気持ちがいいよねと、 二人で笑ってしましました。 が、、、 女の子は起きません。 モーツアルトって、α派が いっぱい出るようですね 2部、マーラーの5番が始まって トランペットのファンファーレが高らかに鳴ると、 女の子は起きだして、びっくりしたように、座り直していました。 5楽章もある、長い曲を今度は、席から乗り出すように、 じっと聴き入っているとなりの女の子、 いい感性してるなぁ おませだなぁ 笑 ファンファーレと Gwa~ん!! フォルテではじまるマーラーの5番 出だしから、もう・・・ 私は心奪われます。 4楽章のアダージェットの 美しさといったら、、、 。 モーツアルトやバッハ、 ベートーヴェンの曲で感じる感動とは どこか違う、胸がドキドキなるような、 官能に訴えられるような感動なのです。 若い頃、マーラーの曲など、音楽じゃないなんて、 思ってたのが、恥ずかしく思えます。 5番は、なんといっても、4楽章のアダージェットを期待してしまいます。 あまりに 期待しすぎたのか、 あの、張り詰めた透明感のようなものが感じられず 少し残念でしたが、 終楽章の力一杯の演奏に 感動 感動でした。 生演奏 やっぱりすばらしかったです!! マーラー 4楽章 アダージェット http://www.youtube.com/watch?v=rXpaJRFe_Z8 マーラー 1楽章 http://www.youtube.com/watch?v=1WObbl59Gh4 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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