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カテゴリ:その他
いつだったか‥ 相談に来られたお客様で お姑さんの認知症で悩んでいる、というお話しがあった それは、私も同じことで‥ このお客様ほど深刻ではないが 父親が軽い認知症で、すぐ物事を忘れてしまうのには困ってしまう 自分の親戚関係は、まだ覚えているが 妻の親戚関係のことは、きれいさっぱり忘れてしまっている 日常のことも、忘れてしまうことがあり 本当に毎日毎日、同じことを言って聞かせるしかないのだ 病気だと分かっているとはいえ、声が大きくなってしまう 自分の声が大きくなったことで、自己嫌悪に陥る ‥そのくり返し 折り合いがつきそうなことは、出来るだけ譲ってつけるのだが‥ 昨日言ったことを、どうして覚えておれないのだろう 覚えてないならメモをして欲しい、と言うのだが 昔人間だからなのか、面倒くさいのか‥ 中々してくれない 出来るだけ知恵を絞って、何かと関連付けたりして 思い出すように、結構努力もしているのだが‥ そうでないと、認知症がもっと進行していってしまい 食事したことを忘れたり、家に戻れなくなってしまったら それこそ困ってしまうわけで‥ だからといって、家に閉じ込めておくことも出来ない 亡くなった母親は脳梗塞で、最初の内はまだ体が動いたのだが 入院生活最後の半年間は、全く身動きが出来なかった でも、自分の置かれている状態が良く分かっているようで だからこそ、余計に可愛そうだった それこそ今の父のように、次々に忘れていってしまえば 楽だったろうに‥ と、今でも悲しく思う 世の中、上手くいかないものである でもこれが、生きている内にしなければいけない清算なのだろうか? 体という乗り物があるのは、やはり不便だなぁ‥ と思う 三次元世界で生きるのは、もう終わりにしたいと思ってしまう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月18日 12時56分12秒
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