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カテゴリ:友達(仲間)
「私たちの出会いって、かれこれ30年以上前になるよね?」
振り返ると長い付き合いの友達って居る。 ずーっと一緒だったわけではない。 何年か抜けている時もあれば、何か月も会わないことも普通にある。 でも、なんだろう‥ずーっと友達で居れる。 こういう友達が、とても貴重である。 この友達とは家が近いので、時々スーパー銭湯のお誘いを受ける。 今回は久しぶりにお誘いを受けたので、すぐにOKをした。 実はスーパー銭湯で時々会うのだが、 帰り際だったり短い時間だけだったりしたので、 まだまだ話したりないという気持ちでいた。 だから一緒に行くことになれば、 最初からお話しができるので、満足いくほど話ができる。 「そういえばあなたのお母さんとも生前ここで会っているけど、 その時、お母さんに言われた言葉を思い出した。」と、彼女が言う。 「我が儘な娘ですが宜しくお願いします‥と、私に挨拶された。」 「えーっ、私のお母さんがあなたにそう言ったの?」 いつのまにお母さんったら、私の友達に挨拶していたんだろう‥。 知らないところで私をフォローしてくれている‥お母さんって凄いなぁ‥。 亡くなってしまったが、今でも私にとって自慢の母である。 友達が続けてこう言った。 「あなたのお母さんは、丸ごと子供を受け止めていたんだよね。 我が儘だということも含めて、子供を愛していた。」 そう、そういう母親だった。いつも私のやることを全部受け止めてくれた。 どんなにびっくりする話しでも、きちんと受け止めてくれた。 なにせ私は若い頃、全部事後承諾。 会社を辞めるのも、会社に再就職することも、家を出ることも、 マンションを買うこと等々‥全て事後承諾だった。 親に先に報告することも、親の意見を聞くことも無かった勝手だった頃から、 母は私を自由にしてくれて、静かに見守っていてくれたのだ。 もし自分に子供が居て、子供が私と同じように行動したなら、 私は母と同じようには絶対なれない。 きっと怒って泣いてと、忙しい感情で毎日を過ごしていただろうと思う。 お母さん‥ありがとう‥。 そして、そういうふうに感じとれる私の友達も素晴らしいと思った。 私の自慢の友達である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年09月22日 07時45分11秒
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