父が亡くなりました
10月に食道がんの末期と診断された父ですが先週、亡くなりました。今月の誕生日で83歳になったところでした。今週に家族とごく近しい親族のみで葬儀をしました。コロナ禍で緊急時代宣言も出てなかなか面会の許可が出ず約1か月ぶりに面会できたのが先週でした。その際に主治医ともお話ができ非常に安定しているとのことでした。お見舞いをしたときの父はとても穏やかで甥っ子の成人の写真を見ると、笑顔も見せていました。兄・姉とほっとしながら病院を後にしたのですがその次の日の朝に急変したのです。朝食までは普通の様子で完食もした父。ところがその後、突然の吐血。処置のさなか、20分足らずで命がつきてしまったそうです。あまりにあっという間で私たちも急いで駆け付けたものの看取ることはできませんでした。普段涙など見せることなどなかった父ですが亡くなる前日の夜、私たちが面会した日の夜、父が泣いていたと看護師さんが教えてくれました。その涙の意味を考えると亡くなって1週間以上たった今でも私も涙が出てきます。それでも、病状も安定していて痛みなどで苦しむこともなく亡くなるときもあっという間だったのは救いだったような気がします。亡くなった父はとても穏やかな顔をしていました。お父さん、お疲れさまでした。今までありがとう。