2019年の成績(最終確定版)。
さて2019年の成績の最終確定版です。 対2018年末比で+23.3%(税引き後・到着分の配当込み・優待は全て0円換算)での着地となりました。結果はイマイチでしたが、1年間とにかく全力を尽くしたので自分としては納得しています。 また致命的な大きなミスのない1年間を過ごせたこと、2017年の悲惨な成績からのリカバリーを目指した、「絶対に負けの許されない」高い精神的プレッシャー下での1年間だったことを考えると、必達目標(TOPIXは+15.2%)に対して必要最低限の成績は出せたわけで、その「砂金の数パーセント」を削り出せたことに心底ホッとしています。 さて2019年の1年間を通じて痛感したのは、「資金量の増加に伴って、ハイパフォーマンスを出すことが以前よりも難しくなってきている。」という厳然たる事実でした。今の自分の状態だとパフォーマンスに影響を与えるレベルまで株を買うとなるとかなり力を入れて買い集めないといけないのですが、出来高がほとんどない超小型株だと物理的に困難というか、仕込むのに数か月もかかってしまう様な状況があるのです。実際、現在超主力の一角で戦っている 9027ロジネットジャパン は目標株数まで静かに株を集めるのに2、3か月かかりました。 更にそういった銘柄を苦労して買い集めたとして、万一巨大な想定外の悪材料が天から降り注いできた場合には逆に玉が大きすぎて今度は全く捌けない、という切実な問題もあります。 ただこういったことはもちろん自分のパフォーマンスに対しての言い訳には1ミリもなりませんし、総資産が100万円台だった20年前の自分からは「想像もできなかった地平」に運よく辿り着けたことに感謝し、また2020年も死力を尽くして戦いたいと考えています。