カテゴリ:ミマキング診療所
ときたまミマキング診療所をすると「修行とかされたんですか?」と
聞かれる。だいたいは「大学時代の中国武術をやる中で気功とかの考え方が 自然と入ってきて、友達と遊びながら寝る前に背中をマッサージし会っていたのが もと。それが美術的な変な発想と結びついてこうなった」と説明する。 そういいながらもミマキングの頭の中では、中国の奥深い山の中で 夜明け前に谷に降りて水くみを老師の家まで徒歩片道30分。必ず天秤棒かついで。 がけをのぼったり降りたりしてすごく危険な山のてっぺんまで薬草取り。 こういう場合の老師は必ず中国なのに日本の胴着姿で背が低い。そしてひげ。 極寒の中滝に打たれて、雪の道を裸足ではしる。なんのために。。。 で、瞑想していたらいきなり「人の日常は んぐばが で現すのじゃ。。」 とか言ってやっと老師の背中を触らせてもらえる。 それで最後は老師が死んで死に際に「おまえにもう教えることはない 日本に帰って沢山の人の背中の絵を描くのじゃ。。。」ばたっ。 とか想像してしまう。修行って必ずこんなイメージ! 一回、若い男の子の背中を診たとき、修行したんですか?と 聞かれて、これを試しに話してみたら、信じそうになっていて こちらがびっくりしたことがあった。。 全くの宗教的になるか、きっちり筋肉の名前とか背骨の番号とか 間接の名前とか、神経の分布とか、ツボの名前が言えるかだと どうも安心するらしい。。美術だからなかなか理解しがたいのか!? でも完全にこれは作品です! 最近は普通に美術と武術でこうなった説明をしても 普通に受け入れられているようだが。 もし将来、全然芸術に触れたことの無い人を診るようになったら どうなのだろう。今はやはり美術や音楽に縁のある場所でやるので そんなギャップは感じないですんでいるけれど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.14 22:07:39
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