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かえりみち

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2007/06/17
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カテゴリ:ヒストリー
さて・・・司馬遼太郎著の「竜馬がゆく」もついに五巻を読み終えた・・・
5/8読破したとこだが、至極「幕末」という時代を考えさせられる。

もともと私の専門分野は中世なのだが、最近はもっぱら幕末ブームである。
(ま、マイブームなのですが)

竜馬がゆくを読むってのも、本当に今さら感が漂ってるのですが・・・・
そもそも「幕末」と時代に最初は抵抗がありました。あまりにも多い登場人物と時代背景。

歴史をやってる人なら分かるけど、凄い抵抗があるのです。
事実、国営放送の大河ドラマで幕末をやると視聴率が下がってるそうである。
だけど、中学校の時の「選択社会」という時間に普段習っていない先生から幕末史を学んだときに大いに世界が変わった・・・・(しかもその先生は公民担当)

きっかけはフジテレビじゃないけど。これを機に幕末に深く興味をもつようになりました。
その後、会津とか長岡とか訪ねていくうちに斃れていった者たちに深いものを抱くようになり・・・現在に至る。

薩摩も長州も幕府も会津も日本三百諸侯も、必死に時代を生きた。
平和な時代から騒乱の時代へ。本当に意味での中世の終わりへ。
僅か150年ほど前。奇跡的に伝説的な超人ともいえる人間が多く出てくれた。
日本は彼らによって洗濯された。秩序の崩壊。

一歩間違えば、欧米列強に植民地にされていた日本。現代日本のルーツはまさに幕末にあるように思える。

でも果たして今の日本を彼らが見たらどう思うだろうか。

私はとても彼らに顔向けできない。

おもしろきこともなき世をおもしろく

以前も紹介したが長州で奇兵隊を組織した高杉晋作の傑作と言われる辞世の句である。面白くないつまらん世の中を面白く晋作は生きた。短い生涯であったが、彼の生き様は凄まじいものであった。

今も昔も変わらないのは、時が流れているということのみである。
いかにこの時間をおもしろく、大切に生きるということが歴史から学ぶ大きなことであると思った今日この頃であった。







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Last updated  2007/06/17 07:38:02 AM
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