竹皮の草履って気持ちいい~
息子の手足はいつも湿っている。かわいそうにしょっちゅう足の裏に床のごみが付くらしい。夏休みに入る前から毎日気持ち悪いとぼやいている。まるで歩く粘着テープだ。夕方にもう一度掃除機をかけるのはやっぱり疲れる!でも風呂上りにごみの落ちている床を歩くのは確かに抵抗が~かといってスリッパは暑いし蒸れるし靴下も×。なにか良いものはないものかとネットサーフィンしていたら竹皮の草履なるものを発見。帰省前ではあるけれど、毎日息子の訴えを聞かされるとさすがに不憫である。どんなものか?口コミでは絶賛されているようだ。とりあえず、たのんでみる事に・・・。注文した翌々日がなんと年に一度の送料無料の特設セール日!惜しい事にほんのわずかの差で送料無料を逃してしまった・・・。しかし配送は早かった。早速届いたその日に履いてみる。 一日目は足裏が若干硬い感じである。少し凸凹感もある。夕方には大分落ちついて履きやすくなった。はだしは実に気持ちよい!さくさくとした編み目が刺激になっているのか?履きなれたら妙に心地よい。 息子には男用の草履。 鼻緒の柄は選べないのだが、うちに来たのはなかなか感じの良いドット柄である。 娘の分もピンクの可愛らしい鼻緒であった。これで風呂上りに床の汚れも気にせずにガンガン歩ける!なるほど本当に涼しい。全然蒸れる事もない。竹の皮には抗菌作用があることは昔から知られているが草履があるとは知らなかった。藁よりも竹の皮の方が丈夫だということで、竹の皮の草履は昔は藁草履より高級品だったらしい。昔は手に入りやすい藁の方で草履を編んでいたそうだ。この草履の竹の皮は、虎の模様のような柄があって虎班竹という淡竹(はちく)の仲間なのだそう。高知県の須崎市安和の虎竹の里でしか生育しない世界的にも珍しい不思議な竹で、イギリスのBBC放送も取材に来たという。普通の竹皮とは一味ちがう草履ということでちょっとだけ自慢できるかも!高知のある小学校では上履きをこの竹皮草履にしているらしい。子供達に大いに受けているという。夏にこれを履いて勉強すればさぞかし気持ちがいいだろうなぁ!やっぱり子供ははだしが一番でしょう!竹は全国に山ほどあるんだし、こういうものに製品化されてるんだからどんどん使ってもらいたいものである。女性用、子供用1575円(税込み)男性用1890円(税込み)である。室内でガンガン履いて最低2年は持つらしい。これが全国に広まってくれるといいなぁ!日本の履物文化をもう一度見直ししよう~~~草履~かぁむばぁ~~く!