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★製作=2004年・アメリカ・スロヴァキア、監督=ケヴィン・コナー、出演=ルーク・ゴス、アレック・ニューマン、ウィリアム・ハート、ドナルド・サザーランド他

★ネットで検索したのだけれど、どうもケネス・ブラナーの監督した1995年の【フランケンシュタイン】の方ばかりヒットする。俳優人は《怪物》にロバート・デ・ニーロが扮したりと豪華キャスト(ケネス・ブラナーも出演)。
しかしこちらもなかなかに豪華キャストだと思う。
(その内ケネス・ブラナー作品も観てみよう)
ストーリーはほぼ一緒。
《メアリー・シェリー原作》の設定や雰囲気を活かした設定。
暗くて重いゴシック・ロマンのテイスト、かな。

主人公はヴィクター・フランケンシュタイン。
裕福な家に生まれ、家族の愛に包まれ育つ。
愛犬の死、母親の病死に触れて自然科学に興味を持つ。
テーマは『死からの再生=よみがえり』。
嵐の夜、縫い合わせた死体を雷のショックで蘇らせてしまうのだが、そのおぞましさに、生まれた《モンスター》を拒絶し追い出してしまう。
《モンスター》は人々に忌み嫌われ恐れられることに懊悩し彷徨する。
そして《親であるヴィクター》に受け入れて欲しくて(責任を取らせるべく)その近辺に出没する。
しかし受け入れられず、絶望的な孤独は憎悪と狂気を孕んで行く。

やがてヴィクターの弟が殺される。
犯人はヴィクターの幼馴染ということになり縛り首にされるが、実は《モンスター》の仕業だった。

《モンスター》は『失楽園(ミルトン)』を読み、『永遠の追放者として自分を生み出した神=想像主=ヴィクター・フランケンシュタイン』に複雑な感情を抱く。
愛情、憎悪、執着、復讐、制裁。

弟、友達と失ったヴィクターは《モンスター》を憎む。
しかし《モンスター》は『自分を生み出した事の罪に対して人としての幸せを得る事を許さない』とばかりに、新婚初夜のヴィクターの妻・エリザベスの命をも奪ってしまう……復讐と自分の実験の責任を取るべくヴィクターはモンスターを追う。
そして、作品冒頭の氷の世界に繋がって行く。

《モンスター》があんまり恐くない。
だから《人々に忌み嫌われる》ってのがピンと来ない部分がある。
それと、場面の繋ぎがうまくない。
そのせいでちょっと中弛みっぽい部分がある。
しかし《モンスター》と《科学者ヴィクター》との戦いには緊張感がある。
二人は表裏一体(光と陰)の存在と言ってもいい。

日本語版でヴィクター・フランケンシュタイン役は平田弘明氏(是非こちらでも見て)。
甘ったれのわがまま坊ちゃん。
自分勝手な学説と実験を行う科学者。
一緒に育ったエリザベスに対する愛の表現。
それから【神の領分を犯してしまうことの罪深さ】を身を持って知らされ、悲しみと憎しみに苦悩し、やがてモンスターの追跡者と化してゆく……
という長い物語の声をうまく演じてたと思う。
(さすが“ハムレット”や“アルジャーノンに花束を”の役者、ジョニー・デップの声優様!!!)

ところでこの作品。
【ネムキ】を買って読んだら《ワシズのいけにえ》で取り上げられていて、びっくりだったよ。\(◎o◎)/!








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Last updated  2005.10.18 23:45:38
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