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テーマ:楽天写真館(354863)
カテゴリ:レシピ
本日のメニュー
○八目ちらし寿司 ○小鉢四種と雛あられ (チラガー[豚顔皮肉煮込み]、みつばの白和え、沖縄島らっきょ、蒲鉾) ○天然鰤の塩糀漬け焼き 焼き葱添え ○蛤のお吸い物 ![]() ![]() ![]() ![]() 子供の頃は男兄弟しかいなかった私にとって雛祭りというものがなんだかよく分からないものだった。 近所のお金持ちの家に遊びに行くとリビングの奥の12畳ほどありそうな部屋に通された。すると巨大な雛壇飾りが目に飛び込んできた。 7段飾りなのか何段飾りなんていう記憶もないまま、ただただ唖然として眺めたものだった。 友達に「これって何?」と聞いてみると 「これは妹の雛祭りだよ。今日の晩御飯はちらし寿司だな」 と当たり前のことのように返事がきた。 雛祭り?ちらし寿司? 一体何のことかも分からぬままお金持ちの友達の家を後にした。 家に帰って、このことを母親に話すと 「私の実家もこの頃になるとみんなでお雛様飾ったものよ。家は男ばかりだから つまらないわね~」 と、さも不満気に言ったかと思いきや 「確か実家には7段飾りの立派なものがあったのよ。あなたが女の子なら飾れたのにね」 と、これまた男に生まれてきたことが間違いだったかのように話し出す始末。 何が雛祭りじゃ!と思いながら、その日の夕食のいつもと変わらぬから揚げだか、ハンバーグを食べたような記憶がある。 そんな記憶もすっかり消え失せていたが、生まれて初めて雛祭りの当日ににちらし寿司を食べることが出来た。 インターネットでちらし寿司のレシピを見ると結構仕込みに手間が掛かる。 こりゃ「すし太郎」が売れるわけだと納得していたが、Yが昼間からちょこちょこ下準備をして夜は念願?のちらし寿司を仕上げた。 子供の頃、母親が酢飯を作るときに、横でパタパタと団扇で風を送って手伝ったのと今回もまったく同じで、私がやった作業はそれだけ。それでも桶の中の酢飯がキラキラ、艶々に輝いていくのを見るだけでも、なんだかワクワクした3月3日だった。 *励みになりますので、是非とも ↓クリックお願いします! ![]() ↓クリックお願いします! ![]() にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.03.05 01:54:16
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