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テーマ:楽天写真館(354385)
カテゴリ:キッチン道具
4月22日以来のブログ更新となってしまったが、その間、料理や町の写真を撮らなかったわけではないのだが、ブログ開始から約1年半が経過し、ややマンネリ傾向に陥ってしまったことと、料理写真がパターン化してきてしまい、新しさに欠けていると感じていた。また、自身の環境の変化もあって、何からブログを再開しようかと考えあぐんでしまった。 料理と食にまつわる内容を中心に進めてきたが、改めて料理の原点のひとつともいえる器を求めて有田までやってきて、さまざまな思いが巡った。 佐賀県有田市は伊万里、波佐見と並んで、日本でも有数の磁器の産地であることは有名。 ゴールデンウィーク中に開催される陶器市は毎年数十万人もの観光客を集める盛況ぶりだ。 そんな時期をあえて外して、夏場の暑い盛り、それも有田にとっては閑散期とも言える時期に 博多からハウステンボス号に乗って向かうことになった。 前もってインターネットで情報を集めておいたつもりだが、意外にもこれが役に立たなかった。 検索でトップに上がってくるものがなんとなく信頼性がおけるかと感じて、有田の駅に降り立ってすぐにタクシーに乗り込み「有田陶磁の里プラザに行ってください!」と告げてみた。 「折角なら、近くの窯元から行かんですか?そこから陶磁の里も歩いて行けるですよ」と、予想もしなかった答えが返ってきた。 タクシーの運転手さんの言われるがままに源右衛門窯でタクシーを降り、窯元を覗くことになった。ちょうど昼食時で従業員?職人?さんたちは休憩時間のようで、シーンと静まりかえった工房を一通り見学。 この段階で、なぜか、ああ有田に着てよかった!と感じてしまった。 芸術作品を作り出す場所であるのは間違いのないことだろうが、一般に使われる器ももちろん生産されている。若い職人さんたちが日常に使う絵皿を丹念に仕上げているであろう作業過程の想像できるものが、至るところに散らばっていた。 ここから近い場所にあったもうひとつの窯元を覗いてから、陶磁の里プラザに向かったが、タクシーの運転手さんのちょっと含んだ言い方の意味が分かった。 ここは団体旅行で大勢の観光客を呼び込む単なるお土産やの集合体だったからだ。 といいつつも、ここでは有田B級グルメの焼きカレーを美味しく戴くことになった。 有田のメイン通りまでタクシーで戻り、約2時間掛けて散策。 半分の店はこの時期閉まってはいたが、それでも多くの美しいものに触れることができた。 町の中心部を流れる澄み切った小川。古い日本家屋の家並みの静けさ。 そして、もちろん有田焼の数々。 有名どころの2大窯元にも行ってはみたが、さほどの驚きは感じなかった。これも想像の範囲内といったところだろうか。 結局のところ、あまり大物は今回は購入しなかった。 Yが見つけた普段使いできる小皿やちょっとした酒器。また有田にも存在したアウトレットで安く手に入れた中鉢。 次回は、多少の混雑は我慢して、陶器市の頃に訪れるとしようか。 料理(全般) ブログランキングへ 都会の生活 ブログランキングへ にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.11.11 02:20:51
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