テーマ:鉄道(22171)
カテゴリ:東海 橋めぐり
東海 橋めぐり、今回は東海道線木曽川橋梁。
東海道線木曽川-岐阜間に架かる木曽川の橋。 上下線2本のトラス橋が架かっています。 どちらも平行弦のワーレントラスの模様。 右が上り線、左が下り線。 2つの橋は似ているようで異なります。 下り線はトラス橋がつながった連続トラス橋。 橋脚の部分でもトラスがつながって見えます。 資料によると下り線は昭和32年、横河橋梁製。供用は昭和33年とのこと。 上り線は普通のワーレントラス。下り線よりも背が高い。 ちょうど列車が渡っている所を撮影しました。1径間の長さが電車が3両分(1両は20m)なので約60mであることがわかります。 これより、トラスは200フィート級と推測されます。 資料によると上り線は昭和46年供用とのこと。 この木曽川橋梁は上り線が3代目、下り線が2代目らしいです。 沿革(資料:Wikipedia) 1885年(明治18年)着工 1887年(明治20年)完成 1909年(明治42年)下流に下り専用の橋が完成(下り線初代)。 従来の橋は上り線用となる。 1914年(大正3年)上り線の橋梁架け替え。橋脚は再利用。(上り線2代目) 1958年(昭和33年)下り線の橋梁架け替え。別線で架橋。(下り線2代目) 1971年(昭和46年)上り線の橋梁架け替え。別線で架橋。(上り線3代目) このような歴史から、上下線の橋梁は架橋時期がずれています。 そして、岐阜側に架け替えの遺構が残っています。 岐阜側の堤防道路をオーバークロスする部分。通過列車は上り線(左側行き)。 中央の橋脚が3本ありますね。手前の1本が橋脚跡。 その橋脚跡の延長上には、古びた橋台が残っています。 位置から推測すると、上り線のさらに上流側に残るこの橋台は初代橋梁の跡と思われますが・・・詳細不明です。 以上、東海道線木曽川橋梁でした。 ←他の方の珍しい趣味のブログはこちらから お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[東海 橋めぐり] カテゴリの最新記事
|
|