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ロシア全土に抗議デモ展開、74都市で5180人拘束…最大の反政権運動に発展も - 記事詳細|Infoseekニュース ロシアの独立系人権団体によると、ロシアのウクライナ侵攻に抗議するデモが6日、ロシア全土で展開され、治安当局による拘束者数はモスクワなど74都市で約5180人に上った。2月24日の侵攻開始以降、累計の拘束者数は1万3500人を超えた。プーチン露政権は、反戦運動を封じるため、フェイスブックやツイッターな… 当局が必死の情報統制と弾圧を言論弾圧を行っているにも拘わらず、ロシア国内で反戦デモが繰り広げられていると言う。 情報統制・言論弾圧の目的 現在のロシアでは、当局・プーチンに取って都合の悪い情報はすべて「うそ」の情報であるとして、報道機関・一般人に関わらず「うそ」の拡散を厳しく取り締まっている。 これらの「うそ」によって国民が惑わされ、こうしたデモが行われて国が乱されるので、すべてこれらの「うそ」が悪いのだというロジックだ。 旧社会主義国であるロシアや、現在も共産主義の中国を始め、軍政下のミャンマーなど、情報統制によって厳しく言論を取り締まっている国は少なくない。 かつての大戦中の日本やドイツもそうだったように、要するに国民に知られては困ることを政府がやっているので真実の情報を隠蔽しようとしている。 トランプ前大統領が「フェイクニュース」と連呼していたのも、実はまったく変わりない。 現在のロシア人の情報源は? インターネットもニュースも、国際電話さえも遮断されているので、どれだけ正しい情報がロシア国民の間に共有されているかはわからないが、単なる「反プーチン派」が反乱していると言うことではなく、ある程度「確からしい情報」を持って行動しているのだと考えたい。 かつて厳しい情報統制が敷かれていた戦時中の日本でさえ、人々の「うわさ話」として日本軍の劣勢は広まっていたようだし、「人の口に戸は立てられず」やはりどこかから情報は広まるのだろう。 例えば、当局に近いところで職業的に情報を得ている人が、良心によって漏らすわずかな情報が広まるのかもしれないし、兵士の家族から洩れる情報もあるかもしれない。 富裕層であれば、衛星電話や衛星を通じてのインターネットが利用できるかもしれない。 ロシア人も平和を求めている人が多いはず 政府が情報統制を行い、言論弾圧を行うのは、情報や言論を恐れていると言うことに他ならない。 間違いなくロシア人にも平和を求める人がたくさんいるはずで、その人たちが真実の情報に触れることになると、政権転覆の危機に陥る。 つまり、国民から反戦運動が起こり、政権に対する反発が出てくることをどうしても避けたいのだ。 裏を返せばここに、問題解決の糸口を見出すことはできないだろうか。 インターネットが世界を平和に導くか 以前に北朝鮮に向けて風船でビラを撒いて、北朝鮮の人々に真実を伝えようとする行為が行われていた。 その成果かどうかはわからないが、板門店を通って南へ亡命しようとする兵士や、小舟で南へたどり着く脱北者がいたのは事実だ。 さしずめ現代であれば、衛星や国境の外からの電波を受信できるスマホだろうか。 ビラのように大量にばらまくことは金額的に難しいかもしれないが、核兵器よりは安価で使用価値が高いかもしれない。 真実の情報が多くの一般人の目に触れるようになれば、一部の権力者による暴走は抑えられるようになるのではないかと考えるのだが、いかがだろうか。 国連改革で情報統制を禁止できないか もちろん常日頃からインターネットの情報の真贋を見分ける訓練をしていなければ、外国勢力の「扇動」に惑わされることになるので、インターネットが万能とは言わないが、全世界の人々が常に自由意思でさまざまな情報に触れられる時代になれば、現在起こっているような悲劇は回避可能だ。 地球人 - メトロポリタン - の権利として、常に真の情報を得られることを「基本的人権」として国連のような組織が保証してくれることになれば、少しはマシな世界が訪れるかもしれない。 もちろん、現在言論統制を行っている国々は反発するだろう。 しかし、それは国民に対してウソをつき、騙しているのとおなじなのだから、いずれなくなっていかなければならない。 誰からも妨げられることなく、すべての人が常にネットワークに接続できる、そんな技術が実現できれば戦争もなくなるのだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.03.08 15:41:20
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