|
カテゴリ:カテゴリ未分類
偶然大徳寺塔頭では、初めての 公開とも云える二ヶ所をたまたま訪問することができました。 金毛閣の直ぐ側に建てられている興臨院に先ずまいりましょう。 【興臨院】 石川県能登の戦国大名 畠山義総 の戒名からの命名で 畠山家の菩提寺です。火災に逢いその後加賀の前田利家に より再興以後前田家の菩提寺でもあります。 興臨院 唐門は室町時代のもの ムラサキシキブ 方丈庭園 蓬莱山 方丈裏の庭園 もみじ みつけました 茶室 【黄梅院】 織田信長公28歳のころその父君 織田信秀の追善菩提のため 当時の羽柴秀吉により小庵を造営しました。 開祖の僧の出身地中国黄梅県破頭山により寺名がつけられました。 従って日本の禅寺で一番古いとされています。 秀吉は、庭園として千利休に命じ【直忠庭】を遺しています。三尊石を 中心に広々とした苔の庭でした。 後に信長公が本能寺の変で急逝するや、庵では、小さいとして 【総見院】 を建て大徳寺焼香も盛大に催しました。 後に、毛利元就の子小早川隆影が普請奉行となって、両親 元就夫婦の墓も信秀と共にあります。庵を院に改めました。 寺格として 寺・院・庵・坊・軒 黄梅院の入れ口玄関前の苔庭 参道 間口は小さいので小さい寺院と思いました 女性群写真撮って居ます。 もみじがありました 茶室 直中庭 回廊があって向かいまで廻ります。広さを感じます。 恐らく織田信長の菩提寺総見院と同じ広さ 枯山水の一部 破頭庭の方丈枯山水 三尊石と 一直線の砂の紋単純的ですが 中国の景勝地そして厳しさの伝統を忍ばせます
大徳寺の時代を偲ぶに相応しい訪問でした。 明日は、織田信長の祀る 建勲神社に参ります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|