ヨーロッパの東のほう

[東欧☆私たち] カテゴリの記事

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  訴えるから

  え～、先週はマー君は１人でベルリンに行ったものと思われます。往復の列車のチケットを駅までわざわざ購入しに行ってあげたのも、ベルリンのホテルを検索しまくって予約をしてあげたのも私でした。本来は家族で行く旅行でした。結婚して一度も旅行に行ってないので、初めての家族旅行っということでした。しかし前回書きましたように、私は先月頭から首都の自宅で別居してたし、その間マー君は連絡一切してこなかったので一緒に行く必要もなかったのです。私的には、小さい子供連れての旅行って不便なことが多いし疲れるので行かないなら行かないでＯＫでした。で、その間にカーチャに離婚を考えてるって相談したら、「離婚の前後の生活費はどうする？」、という話になりました。離婚成立すればマー君が私の生活費（一部または当分は全額）や子供の養育費を出さなくてはならないと判決が出るのは確実ですが、それまでに生活費を保証するのか確認する必要があります。でないと、マー君は普通でないところ多いから生活費を完全にカットされてしまう可能性が高いのです。ただしカーチャもそういう事に詳しいわけではないので、もし自分で検索してもわからないようだったら旦那の友達で家族法に詳しい人を紹介するから、ということになりました。続く．．．にほんブログ村

  2014.10.08

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  ケンカするほど

  ずい分長いことブランクがありました。マー君のお母さんが帰国後、私がマー君の街に来て「お試し同居」やってるんです。マー君のアパートは家具付きなので便利だけど、やっぱり私物や日用品が少ないのでちょっと不便な生活してます。ネット環境も少し悪いのでゆっくりブログ書く気にもならないし、そもそもマー君の早寝早起きの生活に合わせてるので、１日トシ君のお世話、夕方以降はそれにマー君も加わってお世話、トシ君就寝後は自分の就寝準備開始。ブログ書いてる暇などぜんぜんないですね。トシ君は生後１０ヶ月になり、更に活発になりハイハイより伝い歩きしてる時間のほうが長くなり、３、４歩だけどつかまらずに歩けるようになり、家中の手の届くところにある物を、いじったりひっぱったり落としたり、盛んに活動しています。私の腰痛が酷くなってきたので、そろそろ気合入れて歩けるように。練習してもらわないと困ります。とは言え、自分で歩き出すのを待つばかりですが、体力的には充分一人で歩けるようになってます。足なんかすんごいたくましくて強いのだし。自己主張もはげしくなり、ワンパクBoyになりそうです。で、お試し同居ってしてみるもんですね。これまでマー君とは何度も短期や長期の同居してきましたが、最初から完全同居しなくてよかったです。ケンカが多いからね～ケンカしながら、マー君はいろいろ学んでいると思います。みっちり学んで、ゆっくり完全に同居できるように努力してもらいましょう！とは言え、私とマー君ケンカしながらも仲良しです。ケンカするほど仲がいい、とは私らのことか？マー君の街の旧市街の運河。建物も中世からの古いものばかりできれいです↓にほんブログ村

  2013.09.12

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  お母さんだけが．．．

  今日はここの街の国際空港に胴体着陸した飛行機のニュースで持ち切りでした。着陸のための機体車輪を出そうにも作動しなくて、車輪なしのままの着陸。エンジンも機体下部もボロボロなのでもう使えないでしょう。でも飛行機のほうも空港のほうも万全の状態で着陸を試みたので、けが人も出なかったそうです。良かったです。飛行機のハプニングと言えば、少し前に全日空の飛行機でしたっけ飛行中に一瞬ほぼ逆さま状態になったそうですね。そんな曲芸としか言えないようなスゴイことを．．．怖すぎです。でも乗客は事故もなかったし幸運ですね。それにそんなことは２度と体験できないですよ．．．。　ところでマー君のところへはクリスマス頃に行くことなりそうです。今日マー君がそう提案してきました。もちろん、ビザ取得などスムーズに行けばの話しですが。それなので、着物作りも急がなくてはなりません。今日は必死で生地の計算したり帯をネットで注文したりしました。マー君の作務衣の上着は生地がそこまでたくさん要らないのだけれど、お母さんの着物はものすごく生地が必要です。だってお母さま、体格がすごく良い上に身長も高い。反物の幅では足りないんです。なので、洋服用の１１０ｃｍ幅の生地を使って、普通の（日本人の）着物よりも幅を８割増しした着物を作ることにしました。紺のベースに鶴やぼたんの柄などが描いてある和柄生地です。これに花柄が織り込んである紫の帯を選びました。で、１１０ｃｍ幅の生地がどれくらい必要か計算したら、なんと８メートルも要る！たったの一着で１１０ｃｍ×８メートルもの生地が要るって、着物ってなんだか無駄の多い服なのかも？もし洋服のワンピースだったら、同じ生地でも半分の４メートルで出来てしまうのよね。なんか不思議．．．。で、マー君の作務衣は３メートルでOKです。娘たちの浴衣もそれぞれ３メートル。お母さんだけが８メートルなの！！でもクリスマスプレゼントということでちょうど良いわ。すごく楽しみにしてるみたいだし。早く生地が届かないかな～。にほんブログ村

  2011.11.02

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  内職のオファー

  現在この街は落葉の季節です。私のマンションは木々の多い公園の中にあるので、外に出ると周りは落ち葉だらけ。それをクシュっクシュっと音を立てながら歩くのがよい感じ。落ち葉は地面が明るくて絵になるので、明日にでもお天気良ければカメラを持って出かけるつもりです。目的地は、現在お盆で花やキャンドルのたくさん飾ってある墓地か、バスで15分くらいのところにある大きなロシア正教の教会でもいいかも。とにかく絵になりそうならところどこでもOK。この国のお盆はアメリカなどのハロウィーンのようなことはしないで、日本のお盆と似ていて、お墓参りに行くだけです。お線香の代わりにガラスのケースに入った大きなキャンドルを置きます。2日くらい燃え続けるというひどく大きなキャンドルです。そして人々は、掃除したお墓にはバラだのカーネーションだのカラフルな花をたくさん飾ります。キャンドルとカラフルな花で墓場はパッと明るくなります。ちなみに、私の体験したお盆で一番ハデだったのはメキシコのハロウィーンです。アメリカなどの仮装してお祭り騒ぎするタイプのではなくて、きちんと墓場で死者を弔うタイプのものなのですがこれがすごく楽しい。人々は、墓場にお参りするだけでなく、その日は一晩死者と一緒に過ごすために墓地に泊まり込むのです。家族や親戚全員が泊まる場所はないので、２、３人ずつで何時間か置きに交代で墓場にやってきて、墓場の入り口の屋台で売ってあるスパイス入りのホットワインを飲みながら体を温めつつおしゃべりしながら一夜を明かします。ハロウィーンの晩は、墓地はまるで明るい雰囲気のカフェみたい。だって、あちこちにカラフルな提灯がぶら下がっていて、たくさん人が座って飲んだり食べたりしてるんだから。死者と一夜を楽しく過ごす、というのがメキシコのハロウィーンのやり方。それはともかく、こちらのハロウィーンはとても静か。アメリカ風のハロウィーンをマネする人たちも見かけません。夜は墓地にキャンドルだけが明々と灯っているだけ。賑やかなのも良いですが、静かなのも悪くないです。　今日のおしゃべりタイム、「また僕のところに来ないかい？この年末か来年の年明けを考えてるんだけど」、とマー君が提案してくれました。なのでビザとか問題なければ、お正月頃にまたマー君と会うことになりそうです。楽しみだし、嬉しい！でも、よく考えてみたらお正月以降はロシアは気温が低い時期です。これは、今年のお正月休みにマー君が雪野原を自転車に乗りまくった時の写真↓実はこの時点はまだ本格的な寒さではなかったです。マー君に言わせれば、「まだ暖かい」時期。この後、２月から３月にかけてマイナス２０℃とかになるのです。冬のロシアを体験するとなると、荷物が大変ですね。ジャケットだのコートだの雪用ブーツだの、温かい下着だのなんだの。夏の毎日タンクトップとかサンダルとかで過ごしたのとは衣料の重さが全然違う！ダウンジャケットに、重ね着用のレギンスに、ジャージに、．．．、と、今から何をスーツケースに詰めるべきか真剣に考えています。それに、また着物を作らないといけません。夏の滞在中マー君のお母さんに「着物を作ってプレゼントするから」、と約束したのです。その上、マー君にももう一着作務衣の上着を作ることにも。前回作ったのは夏向けに袖を五分丈にしたので、今度は秋や冬に部屋着の上着として着れる長袖のを作ることになったのです。そしてその前に、娘たちにも浴衣を作ることになっています。色違いのかわいい花柄のを使う予定なのですが、それらの生地を今注文していて、全部届いたら日本の父に箱にまとめて送ってもらうよう頼むことにしています。生地だけでなく、帯も。マー君のお母さん用のと、娘たち用の。年末までに着物を４着も縫うことになりそうです。まるで内職だわそれと同時に、少し前から就職活動みたいなことをやっていたのですが打ち切ることにします。真剣にやってはいなかったのですが、当分は就職活動してる余裕もなさそうです。もともと、マー君にまた会いに行くことになるのを考えてアルバイトを考えていました。それも個人で雇ってもらうベビージッターなどの仕事が良かったのです。外国人で、ここ語の話せない英語の家庭のベビーシッターなど。会社などに就職するなると、ビザだのその他の手続きだのしなくちゃいけないのである程度の期間はそこに留まらないといけなくなります。それだと困るのです。マー君とは冬にも会う約束だったのだし。実は面白いことに、そんなベビーシッターのアルバイトをつい数日前に探し始めたとたん、私にできそうな会社勤めの仕事のオファーをいくつか見つけました。例えば、日本の流通会社の事務の仕事。必要条件に、「日本語と英語とロシア語」などとあります。これって私の知ってる言語３拍子ではないですか。なのでずいぶん考えました。でも諦めました。だって、この会社はここから遠く離れた小さな街にあるのです。就職するとしたら引越ししなくちゃなりません。でもロシア語が使えるというのはすごく良い条件に見えて仕方ないです。仕事でロシア語を使えばもっと上達できるでしょうね～。それだけでこの仕事がひどく魅力的なのです。ともかく、マー君に会えなくなるからその仕事のことは考えないようにしました。すると今度は、また別の仕事が出ています。ビジネス翻訳の仕事で、ロシア語から英語の翻訳だそう。これもなんか魅力的。翻訳の仕事してたらロシア語すごく上達しそう．．．。でもこれも諦め。だって場所がね、ここから結構遠い街なんだもん！と言う感じで、すごく魅力的だけど地理条件のためにさっさと諦めたところに来たオファーが、マー君の「僕のところに来ない？」、ですからもちろんこのオファーを取りますわ。当分はロシア語の教科書おさらいでもしながら、着物作りの地道な内職でいきます。にほんブログ村

  2011.11.01

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  もっと成長できる

  今日マー君とのおしゃべりで熱中した内容は、「ナポレオンのロシア遠征」についてです。何せ私たち中世の歴史とかすごく興味あるのでね。そういう話題はいつも熱中します。少し前からマー君に勧められて聞き出したイギリスの作家のオーディオブックが面白くてもう何巻も聞いているのですが、その本がナポレオン時代のイギリスを舞台にした歴史小説なのです。なので、話が進むごとに歴史上の事実と比べながらああだこうだと話し合うのです。マー君の知識もけっこうなもので、私でも知らないことたくさん知ってます。私の場合、「その歴史事実なんとなくおぼろげに知ってるわ」という曖昧なところたくさんありますが、マー君の場合は結構詳しく知ってたりします。中世オタク？で、この小説はマー君の好きな「中世の歴史」ともうひとつマー君が大好きな「中世の大型航海船」という組み合わせな上に内容がアドベンチャーで面白いので、それはそれは気に入って、オーディオブックを全巻聞いてしまい、それだけでは物足りなくて現在は原作を読んでいます。「面白いから試しに聞いてみて」というのでダウンロードして聞き始めました。で、かなり面白いです。長編小説で何巻もあって、現在３巻目を聞いています。オーデイオブックだと聞くだけでいいので他の事をしながらも聞けてすごく便利。楽しいのが、ナポレオン時代の様子をイメージしながら聞けるところ。中世ヨーロッパなんとも魅力です。因みに、ナポレオンのロシア遠征についてです。１９世紀の始め、ヨーロッパのほとんど(イギリスやスウェーデンなど除く)を服属させて大帝国とした皇帝ナポレオンですが、勢い余ってロシア帝国まで侵略したくなりました。なので６１万人という兵力を携えてモスクワへ向かいました。でもロシア帝国はそう簡単には墜ちません。それどころかモスクワに辿り着く以前に何度も攻撃に遭って、ナポレオンの兵力はどんどん弱まっていきます。モスクワの少し手前の小さな村ボロディノではもうめちゃくちゃにやられて、ナポレオンは事実上この戦で負けたことになります。直後、少なくなった兵力で一応モスクワ入りしますが、なんと首都モスクワはもぬけの殻！その上、モスクワは市民によって火の海となっていました。首都がナポレオンの手に落ちないように焦土戦術を使ったのです。誰もいない上に火の海ではどうにもなりません。少し待ってみたけど何もしようがないのでナポレオンは退却することとなりました。ロシアに向かったのは初夏ですが、退却するときはもう冬も始まりつつあります。夏の軍服ではいくら初冬とはいえロシアの寒さは乗り越えられません。捕虜としてさらに兵力を失った上に、飢えや寒さから途中で倒れる兵士もどんどん増えます。今だったら列車で３日近くかかる距離ですし、どんなに元気な若者でもこんな状態で進めるわけがないです。モスクワを出たときは１０万あった兵力が、ロシア国土から脱出した頃にはたったの５千に減っていました。戦争に負けた上にものすごい人命を失ったのでその後国に戻ったナポレオンは大ブーイングに遭い皇帝の座を失脚させられてしまいます。こんな感じです、ナポレオンのロシア遠征。でもこういうパターンはナポレオンに限った事ではなく、いろんなケースに当てはまると思いました。勢力を強めておごり高ぶった人はつい欲張ってもっと強くなりたいもっと欲しいと思う。自分の力を過大評価してしまう。手の届かないものさえも届くと錯覚する。危険な賭けさえも勝てると思ってしまう。そして手を出してみたら、自分の実力以上の手ごわい相手だったと初めて気付いた．．．時にはもうあとの祭り。こういう例は人間の歴史の中で繰り返し起こっていることなのでナポレオンが特別悪い人だったというわけではないでしょう。ただナポレオンのおかげで面白い歴史小説ができたのは良いことだと思います。　話変わりますが、最近韓国は世界的に知られるようになりました。日本でもブームが続いているようですね。家電メーカーのサムスンも家電やパソコンなどいろんな商品を出しているし、テレビ市場のシェアではヨーロッパでは確かトップです。マー君も前にサムスンからエンジニアとして就職しないかとオファーがあったそう。給料も良くてアパートも提供してくれるのだとか。まあその場合韓国に引っ越さないといけないのですが。でもマー君はお母さんを一人残して行くのは無理だし、断ったそうです。もしお母さんがすごく元気で一人でも大丈夫ということでマー君がサムスンに就職していたら、今とは全く違う生活を送っていたでしょうね。仕事でもプライベートでも、両方で。現在は悪くない職に就いていますが、私が思うにマー君の能力はもっと上です。まだ自分の能力が充分活かせる場所に落ち着いてないと思います。それをマー君自身が自覚しているのも私はなんとなく分かります。これからマー君はどう成長するのでしょうか。応援していくつもりです。メールで毎日、「がんばって～！」、とひらがなで書いてるのでマー君ちゃんと読めてます。これまた世界的に有名になりつつある韓国の「少女時代」の新曲です。韓国語バージョンは私は理解できないし、英語バージョンのほうが個人的にカッコいいと思ったのでこちらをどうぞ↓にほんブログ村　　　　　　　　　　　　　　

  2011.10.21

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  良い部分を見る

  マー君は少し前から日本語を勉強し始めました。もともと独学用の本とか漢字の本とか持ってるし、ネットからダウンロードした日本語辞書などもあります。でも以前は特に何の目的もなく勉強していたと言う感じであまり身についてなかったようです。勉強してもそれを使う相手がいなかったのですし。それが最近は私のために勉強を始めたくなったみたい。夏にバケーションを取った頃から「勉強する！」と始めました。まずはひらがな練習帳のサイトを探してきて、プリントしてきてせっせとひらがなを書いてました。それで数日後にはひらがなをマスターしてしまいました。そして今度は、ひらがなだけで書いてある昔話のサイトを見つけてプリントしてきて、声を出して読めるようになりました。「桃太郎」、「一寸法師」、「浦島太郎」、など、ポピュラーな昔話です。まあ、ひらがなが読めるというだけで意味を全部理解しているというわけではないので私が訳を添えながらですが。そして現在は、これまたネットで見つけた日本語会話の本の付属のCDをMP3で通勤中に聞いているそうです。夕方のおしゃべりタイムでは「今日はこういう言い回しを学んだよ！」と報告してくれます。マー君は子供の頃から日本オタクだったそうですが(お母さんもそう言ってました)、そのオタクぶりも最近は特に発揮できているようです。私のせいみたい？それまではただ漠然と日本に興味あっていろいろ調べたり集めたりしていたけれど、それを分かち合う相手もいないしそこで行き止まりという風だったのが、今は私がいるので「これは何だ、あれは何故だ」、とあれこれ質問して更に詳しく探ることができる。なので楽しいみたいです。オタクであることがやっと意味を持ったという感じでしょうか。そしてそれは私も同じです。私もロシアの文化いろいろ知ってるので、一応ロシアオタクの分類だと思います。で、ここがポイント↓私のロシアの興味をきちんと満たしてくれるのは、ロシア人でもマー君が初めてです。と言うのは、私たちの好みがほぼ同じだから。似たようなことに興味があるし知識も似ているし、お互いのツボを突いているのです。だから私も楽しいし、マー君も楽しげに説明してくれるし、ロシアも更に好きになります。私のオタクぶりもマー君のおかげでこれからどんどん発揮できるでしょう。マー君の良いところはたくさんありますが、そのトップに立つのはやっぱりこれ↓どんなことでも客観的に見てポジティブに捉えるとこ、です。ただの楽天的というわけではなくて、良い部分を見るのが上手という意味です。おおらかです。例えば悪いニュースを耳にした場合、その悪い部分を見て「これは悪い、悲しいことだ」などと言うことはありません。その代わり、「たまにはこういうことも起こるだろう。でもこんなことは滅多に起こることじゃないし悲観する必要はない」、と言う風に言います。いつも客観視できるので精神的に影響されることはないです。肝が据わっているとも表現できます。マー君にそんな風に説明されると、私も「そう言えばそうだよね」とすんなり受け入れられるし影響されずに済みます。マー君はほんと素晴らしい大雑把なところもありますが、肝心なところをちゃんと見抜いている。それに愛情もたっぷりあるし。これは重要ですよ。特に私にはね。こんな素敵なマー君ですが、何もこれまでのほほ～んと生きてきたわけではありません。彼は昔からたくさん苦労を強いられてきてます。でも常に向上心を持っているし物事を客観視できるので、そういう過去に足を引っ張られることなくその良い部分だけを汲み取りつつ現在に至っています。逆境の経験あっても向上したいと考えてるところ、私もマー君も似ています。不思議なくらい自分とそっくり同じ、鏡のような人。価値観も、感覚も、生活習慣も結構似てる。何度も言いますが、出会いって面白いです。人生だって、いろいろあっていろいろ体験できてやっぱり面白いです。　ロシアの列車で撮った写真。車内で走り回る子供たち。にほんブログ村　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  2011.10.19

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  運命なのよね

  今日も快晴でしたが、もっと寒くて６℃でした。なので、「今日は６℃ですごく寒いのよ」、と興奮しながらマー君にメールしたら、「６℃なんて暖かいじゃないか。こちらは２℃だよ。」と返信してきました。夕方のマー君とのおしゃべりの時間でまた寒さの話題になったのですが、やっぱりマー君は寒いのが大好きみたい。「マイナス１０℃～１５℃は外で遊ぶには最高の気温だよ」、なんて言ってました。日本で、「私寒いの苦手」、という人はよくいますが、きっとロシアにはそんなフレーズは存在しないと思いました。だって寒いの意外は選択肢ないのだし、言うだけムダです。マー君のお勧めは、マイナス１０℃～１５℃の晴れた日に、凍ったボルガ川の上を散歩することなんだそうです。汗をかかない程度のちょうど体の温まる速度で散歩するとすごく良い運動になるのだそう。広大な氷の上の散歩だから障害物もなくてサッサッと歩けていいでしょうね。いつか私もやってみたいですね～。　ところで、カーチャは７日に無事赤ちゃんを出産しました。超ラクラク出産で、陣痛が始まってから分娩まで６時間しかかからなかったそう。カーチャの体重が少ししか増えなかったから赤ちゃんもすごく小さいだろうと予想していたのですが、生まれてきた赤ちゃんマーシャは予想してたよりはるかに大きくて３０００グラム以上ありました。もう退院して、現在は体を休めながら授乳の訓練に励んでいるそうです。ロシアから来たお母さんが家事を全部やってくれるので、カーチャは育児に集中できてすごく助かると言っています。確かに、私が出産したときは家事をやりながらの育児だったので無理しすぎました。それが精神的に影響して何度もダウンしたですし、明らかに良くなかったです。そういった境遇なども、夫婦のその後の関係に影響を及ぼすものだと思っています。運命みたいなもの。これからは、将来悪影響にならない、又は将来のために良い、と判断した道だけを進んでいきたいです。カーチャがお母さんにヘルプに来るようにお願いしたのは正解だと思います。ロシアはそう遠くないしそれが可能な境遇でもあるので、やっぱり運命ですね。今は忙しそうだし疲れもあるようだけど、もう少し待って落ち着いたころに顔を見に行こうと思います。小さな赤ちゃん見るのが楽しみです。　ちなみに、うちの大きな赤ちゃんである娘たちの最近熱中する遊びはこれ↓レゴで作った「町」です。この時点ではまだ少ししかできてませんが、この後どんどん建物や公園の遊びものを増やしていました。で、この「町」の住人は誰かというと、これです↓折り紙で作った「ゆうれい」この折り紙の幽霊は、足はないし手はダランとしてはいるものの、一応人間の形をしているので始めて作ったときに娘たちはすごく感激していました。折り紙一枚で割りとリアルな人間の形が作れるのはこれ以外には確かないです。なので２人はせっせといくつも作り、レゴの町の住人にしました。つまり「ゆうれい」だらけのゴーストタウンです。にほんブログ村

  2011.10.17

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  太れるのがいいね

  寒いです。今日は快晴だったのですが、気温は１０℃。ブルブル．．．もう冬みたいです。実際、外出するときは厚いコートにマフラーですでに冬の格好ですから。帽子と手袋もないと寒くて風邪ひきそう。つい先日まで半袖でもOKだったので、気分はまだ夏だったです。なのにいきなり冬の格好しないといけないのが違和感でいっぱい．．．。この辺で冬の気分に気持ちを入れ替えないといけないみたいです。冬物を引っ張り出して衣替えします。それと、最近ジョギングを始めました。気が向いた夕方に、近所の公園の遊歩道を走ってます。なぜジョギング始めたかと言うと、太ったからです。まあ、ジョギングで必ずしも痩せるとは限らないですが、何もしないでダラダラしてるよりはマシだろうと思って、余っているエネルギーを消耗するのと、普段使わない筋肉を動かすのと、そしてなによりも、血行に良いだろうと思ったからです。私は日本人特有？の足先が冷えやすい体質みたいなので、体を動かすことで自力で体を温める訓練をしたら良いだろうと思いました。少し前にマー君とおしゃべりしてる時にそういう話題になりました。「足がいつも冷えてて、湯たんぽとか足風呂したりして温めるようにしてるのよ」、と言うと、マー君、「僕はそんなことしなくても冷えないけど」、と言います。確かにマー君家滞在中、クーラーで私の足が冷えてると言ってはよく温めてくれました。というか、夏でも真冬の分厚くて重～い羽毛布団で寝るのが暑くてたまらないので、私は足を出したりしてわざと冷やしてたのです。それをマー君はたびたびチェックしてはちょっとでも冷えてる部分に重～い布団をドサっと掛けてくれるのでした。それでも足が冷えやすいのは確かです。温まってても、露出させてたら体温がすぐに逃げてしまう感じ。それで、カイロの話題にもなりました。私の持っているいろんなタイプのカイロを見せて、「日本ではみんなこういうものを使ってるのよ。」、と言うと、マー君は、「でもそれって使い捨てなんだろう。なんかすごいムダがあるね。」誰もが使ってるって、変わった国だ．．．ロシアじゃそんなものに頼ってたらやってられないし、誰も使わないよ。」、と言ってました。マー君はカイロなどというものを見たことがないのだそう。マイナス何十度のロシアで、カイロまたはそれに似た物を使わないということは．．．、ロシア人は寒い国の民族なのだし、よほどのことがない限り足とかの体温が下がらないように出来ているのだろうと思いました。いつも足がポカポカだなんて羨ましい．．．。でもとりあえず私は湯たんぽで足がポカポカにするといつも幸せな気分になります。それだけで結構（血行）満足です。話は戻って、体重が増えたのでジョギング始めたのです。この数年間太ろうと頑張っても痩せる一方だったのですが、最近はご飯が美味しいし、食べたものがきちんと血や肉になっていると言う感じ。食べてるものは以前と特に変わらないのですが、どうやら、以前はどんなに栄養豊富なものを食べても全部流れていってたみたいなのです。ストレスで精神状態がまともじゃなかったし、栄養素だって蓄積される前に消耗されてしまってたのでしょうか．．．？それが最近は、食べたら食べただけどんどん蓄積されて、その分、ポッチャリになりつつあります。夜更かししてもポッチャリしてるもんだから顔色が良かったりしてね。以前だったら夜更かししなくてもゲソっとしてたのにね．．．。精神状態の違いでこんなにも変わるものだとは思ってもみなかったです。やっぱり、過去のややこしい関係は体にものすごく悪かったみたい。もう二度とああいうことはしません。これからは太れる関係でいきたいと思います。とは言え、ポッチャリとなってから手持ちのシャツもジーンズもキツ過ぎるので、少し体を動かしてちょっとだけダイエットします。これは今朝撮った窓の外の写真。晴れてて気持ち良いですがこのときの気温は７℃です。そしてこれは、マー君が作ったシカです。林の中のサイクリング中にドングリがたくさん落ちていたのだそう。あまりに上手に作ってあるので感動しました。にほんブログ村

  2011.10.16

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  自分への課題

  今日は季節の変わり目なのか、嵐のような変な天気です。風が強くて、雨が降ったかと思えば、晴れ間がでて太陽がまぶしくなり、そうかと思えばまた曇りだして雨。雨が降ってるなと思ったらそれがどんどん大粒の雹(ひょう)に変わり、窓のサッシにバチバチ音を立てながら降ってました。気温も１１℃と結構寒いです。寒いけれど、定期的に晴れ間が出るので気分的にはワクワクしてますが。　前日記でボーリャと連絡取るのをやめたことを書きました。今回はその続きです。そういう風に決めた理由があと２つあるのです。ひとつめ。ボーリャは今年に入って近況をメールでよく書いてきてたのですが、ボーリャの書く近況ってなんかストレス発散のために書いているのか愚痴っぽいことばっかりでした。相変わらず元妻レーナとのマンションの所有権に関してのトラブルが続いていたみたいで、その文句みたいなこととか、息子サーシャとボーリャの両親の関係のトラブルとか、なんだかんだと、大抵はトラブルの話ばかり。読んでいて疲れてくるのです。なのでボーリャからメールが来てもすぐに読む気になれなくて放置するようになりました。返事も適当に、ずいぶん経ってから書いてました。春頃から、ボーリャは息子サーシャとの関係のトラブルが悪化していることを書いてました。サーシャは現在１６歳くらいかな？ティーンエイジャーで繊細な時期でもあります。そんなサーシャに、元妻レーナがボーリャの悪口を吹き込んでいるのだそうです。あなたのお父さんは裏切り者、だとか、あなたのことを見捨ててさっさと再婚した、だとか、あなたの受け取るはずのお金も渡そうとしない、とか父親とはもう会わないほうが良いのよ、だとか、お祖父ちゃんお祖母ちゃんにももう会わないほうが良いのよ、とか。そういう感じなので、サーシャはボーリャが最悪な父親だと信じ込んでしまって、ボーリャと会おうとしないのだそう。それでボーリャは息子と話し合おうと頑張るのだけど、サーシャは拒否しているのだそう。そういうことを何度かメールで書いてくるので、私はアドバイスしてあげたんです。「それはあなたがサーシャにレーナについて本当のことを教えないから、サーシャは真実を知ることもなくレーナが吹き込んでくる表面的なことを信じ込んでしまうんだわ。あなたはサーシャと自分を『親と子』という上下関係にはめ込んでしまおうとしてるでしょ。上下関係で壁を作ってしまってるからサーシャはあなたを拒んで逃げていくのよ。上下関係じゃなくって、男同士として友達みたいに付き合わないとダメだよ。サーシャにこれまでの経過をきちんと知ってもらって、そこから自分で判断させるのがいいと思う。」と言う感じです。ところが、ボーリャの返事にはこれについてはまったく触れてなくって相変わらずの愚痴が書いてありました。私のアドバイスをボーリャは受け止めなかったようなのです。つまり、ボーリャには問題の根本が見えてない？ということは、これからもずっとトラブルが続いて愚痴メールばかり？愚痴を聞いてもらいたいのなら、アドバイスしてることを受け止めるくらいの柔軟性を持って欲しいな。それができないで一方的に愚痴書いてくるなんてそんな友達関係？やってられない。ふたつめの理由。そういうサーシャとの関係悪化についての愚痴メールに、こう書いてありました。「サーシャは話し合いしようとしてもすぐに逃げてしまう。そしてその後は僕が何度連絡とろうとしても対応しようとしない。まあ、サーシャはまだ子供でバカだから、もう少し成長するのを待つしかないか。」これ読んで、自分の子供を「バカ」呼ばわりするボーリャに反感を持ちました。だって自分の子供でしょ。自分で育ててきたんじゃない。「バカ」に育てたのは親の責任ということでしょ？自分の子供を「バカ」と呼ぶのであれば、子供に対する尊重も何もないです。それだといずれは子供も親に対する尊重を失うでしょう。悪循環です。そして何よりも、ボーリャは以前から、「僕の両親は僕を子供のころから『バカ』呼ばわりしてきた」って言ってたじゃない。そんな「悪い」と分かってることはしないように努力しないと前進できないじゃない。そんなわけでもうボーリャとは連絡取るのやめよう、と思いました。愚痴メールばかり読まされてもたまらないです。それにそういうことは、私じゃなくってイタリア人の妻に話すことじゃない？だって夫婦だったらそういうこと話し合えるはずよね。でもこれまでのメールを読んで察したのですが、もしかしたら妻にはそういうことは全く話さずに自分だけで悶々と悩んでいて、私に愚痴メールを書くことで怒りをぶつけているのではないか、と思えるのです。ボーリャは自分を抑えすぎる部分があるのできっとそうでしょう。文通してた頃に彼のそういう部分を指摘したこと何度もありました。もう４年近く経つのだけどあれから変わってないのね。再婚してからもあまり心が安らぐことがないのだと思います。だって妻にも心を開けないんだろうし。彼女もちょっと可哀そう。　私もこの３年ほどそれが大きな課題でした。心を開ける人と一緒にならないといけない！、という課題です。だから離婚しました。だって、心を開かないで表だけ繕ったような関係ってはっきり言って気持ち悪い！そんな関係では生きていられないマー君と出会ったことは偶然じゃないと思ってます。マー君は、私が完全に心開けっぴろげで付き合える始めての人なのです。やっとそういう人と出会えたのが嬉しくて仕方ないです。でも実は、最初の頃はマー君は雲の上の存在でした。だって、カッコいいし、何でもできるし、性格もいいし、面白いし、（ちょっと、と言うかかなりオタクですが）良いところばかりじゃん！そんな完璧な人が私を相手にしてくれるわけないだろうと思ってました。ところがどんどん仲良くなっていったので私は毎日驚きでした。前半は、「まさかね～」、って半信半疑でお付き合いしてました。でも今はマー君の誠実なところを十分見たので完全に信頼しています。自分にかかげた課題もすんなりと進んでいます。今後もどう進むか楽しみです。にほんブログ村

  2011.10.12

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  ありがとうはダメ！

  少し前まで晴れてばかりだったのですが、この数日は曇り気味で寒いです。このドンヨリな天気がここの秋の定番なので、秋も本格的になってきたということです。そして、４日くらい前から暖房が入るようになり、家の中はポカポカ。これが来年の４月くらいまで連続で暖房が続きます。気温にもよりますが。半年かそれ以上暖房に頼っていることになります。これって結構なエネルギーです。エネルギーと言えば、マー君の仕事もエネルギーに直接関わっています。ロシアは冬が寒いですし、冬の間の電力利用は夏と比べると何倍にも上がるので、マー君の仕事も冬はすごく忙しくなるのだそう。「冬に比べたら夏はラクだよ。バケーションみたいなものだ。」って言ってました。今年は電力について意識する機会が多いです。ムダな電力を使わないよう気をつけるようにしています。かといって、家中ずっと真っ暗というのも縁起悪そうなので、節約しながら明るく生活しようと思います。例えばこちらではまだまだポピュラー白熱灯を少なくして、その代わりに蛍光灯を増やしたり。そのために先日も遠くのホームセンターまで出向いて行き、近辺のお店のよりも明るい蛍光灯を買ってきました。低電力でも明るいので嬉しいです。ところで、私とマー君は以前と同じように日中はメールで連絡取り合います。私がメールすると、よっぽど忙しいとかでなければマー君すぐに返事くれるのですが、今朝メール書いてる時、私はちょうど嬉しい気分だったので、「いつも優しくしてくれてありがとう！」って書きました。だってすごく優しくてすごく気遣いのある人なのだから。こんなに優しくしてくれる人と私はこれまで会ったことがありません(家族以外で)。なんだけど面白いのは、細かいところまで気付いてくれて優しいマー君なのですが、すごく明るくて勢いがあるんです。なんかいつでも元気です。気遣いがあって優しい部分はすごく女性的なのですが、全体的にはすごく男性的。マー君ってなんとも不思議な人。正反対の要素をバランス良く持っているんだから。こんな人滅多にいない。そんな不思議なマー君なので私は好きになったんです。だって彼の相反する要素がどちらも私の好みなのです。というか、この両方の要素を持っている人でないとダメ。片方でも欠けてたら好きになれないわ。だから、もうマー君以外はダメだわ。と言ったことを最近よく考えていたのですが、そんな矢先の数日前ボーリャからメールが来ました。ボーリャはなぜか度々メールしてきてました。近況をあれこれ書いてきてたのですが、はっきり言って私はもう乗り気じゃないし、第一ボーリャのことはすっかり忘れてました。初夏くらいまで一応簡単に返信してましたがその後のメールは無返信でした。だって私はもうマー君と付き合ってるのだし、遠距離とはいえ過去に深い関係のあった男性とは連絡取るべきでないのだし返信する必要ないと思ったのです。返信しなくてもボーリャも多分理解してくれるだろうと思ってそのままにしてました。ところが、ボーリャはその後何度も「元気かい？最近はどうしてる？」とかメールしてくるのです。なんか、私の沈黙の意味をまったく汲み取ってくれてないみたい？それくらい理解してくれてもいいんじゃない？と考え始めると、過去のいろんな場面が思い浮かんでました。一番最近のは、４月頃だったけ？ボーリャと会った時。あの時のボーリャのタバコの煙がたまらんかった．．．。文通してた頃、私はタバコが大嫌いってちゃんと伝えてたんだし、もしボーリャが気の付く人だったら私の前でタバコふかすようなことはしなかったと思う。そしてどんどん以前のことになって．．．、そうだ、文通初めて数ヵ月後に、ボーリャは原因不明の酷い対応をしてくれた。原因は結局、元妻レーナとの問題でボーリャが憤怒してて、怒りの矛先が私に向けられたんだっけ？去年の始めころ、ボーリャが何の説明も無しに私との連絡を絶って、その後何度メールしようがずっと無視状態だった。その他もいろいろ思い浮かびます。．．．．．．ボーリャって、私をえらく粗末に扱ってくれたわね．．．。そして今頃になって、なんで何度もメールしてくるわけ？イタリア人の妻とは幸せでない？第一、何度考えてもイタリア人の妻は私と似ている。そういうことを考えていたら、本当にボーリャとは友達関係すらもうイヤだと思いました。そうでなくてももう連絡取らないつもりだったのよね。でもこれまでの経過を見ると、ボーリャは気遣いのない人みたいなので、ここはひとつ返信してきちんと理解してもらおうっと。というわけで、簡単に返信しました。マー君と付き合い始めて、夏中ロシアに滞在しました。彼は私のことをとても大事にしてくれるし楽しいし幸せです。彼への敬意を払って、あなたとはもう連絡取らないと決めました。あなたも妻を幸せにしてあげるように。バイバイ！と言ったことを書きました。そうすると、ボーリャがわざわざ返事してきます。返事しなくっていいのに．．．。「もう連絡取らないと決めたんだね、了解。君が元気にしてるか気にかかってただけなんだ。それじゃ元気でね。」ということを書いてきました。わざわざこういう返信してくるのも奇妙に感じられます。私のこと気にかかってたって、本当かしら？以前何度も完全無視してくれた人にそういうこと言われても信じられません。まあともかく、これで一幕を閉じました。はっきり言ってホッとしています。今の私は、マー君がそそいでくれるたっぷりの愛情で十二分に幸せです。それで、今日のメールでマー君に、「いつも優しくしてくれてありがとう！」って書いたのですが、直後に来たマー君からのメールにはこう書いてありました↓「『ありがとう』、だなんてそんな恐ろしいこと言っちゃいけないよ！まるで君が今から自殺でもするみたいだ。もしそんな褒め言葉を僕に言いたいのだったら、代わりにこう言いなよ、『あなたの自転車姿はセクシーね』とか、『パソコンゲームがすごく上手ね』とかね。」なんのこっちゃ？！でもこのメールを読んで分かったことがあります。私がロシア滞在中、マー君によく「ありがとう」って言っていたのですが、マー君の反応はたいていは無言でした。なんで何にも言わないのかな？と思っていたのですが、どうやらマー君にとって「ありがとう」は場合によっては「さようなら」の意味と近いみたいです。なので「どういたしまして」と返事することは「さようなら」を認めることになるのでだからいつも無言だったのです。じゃ、これからは「ありがとう」は言わないようにしよう。その代わり「あなたはセクシーね」っていうのが良さそうね。だってマー君は本当セクシーなのよね。体臭とか特にそう。男クサ～！！にほんブログ村

  2011.10.12

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  ありのまま

  すっかり秋です。窓の外の木々も少しですが紅葉し始めてます。空気も冷たくて爽やか。今年の夏は太陽をたくさん浴びて真っ黒になったので、これから始まる寒い季節に太陽に当たらないようにします。でないとお肌のトラブルが増えてしまう。でもわたしの年齢じゃもう美白も何もどうにもならない、という感じでしょうか。何せ２０代にアウトドアやってて太陽を浴びすぎて、アウトドアを趣味としている女性に特有の顔中シミやそばかず、ホクロなどが私にもあるのです。カモフラージュの柄みたいにほら、アメリカ映画とかで陸軍がジャングルに入るときに顔に黒い絵の具？を塗ってカモフラージュの一部にしてますね。私だったら何も塗らなくてそのままでOKかな？実は、マー君のところに行ったとき、そういうお肌のトラブルをどう対処しようか（＝どう隠そうか）ちょっと悩みました。ほんのちょっとだけね。マー君とネットでおしゃべりするときはいつもリラックス状態で行われていて（特にマー君が）、最初のころやっていた薄いメークも怠ることが増えてました。すっぴんでおしゃべりしても全然平気。まあ、画面に現れる自分の顔を見て「ひえ～」と思うことも時々あったけれど。ですが、ウェブカメラはそれほど映像がシャープじゃないので、ホクロとかそばかすとか、そんな細かいところはあまり見えてなかったと思います。なので、実際に会いに行って現物を見せたときマー君ショックかもしれないな～、とちょっと心配しました。ほんのちょっとだけね。そして現物を見てもらったのですが、なんともすんなりと受け入れているようだったので驚きました。こんなこともありました。日中に外出することがあると私はいつも薄いメークなどしていたのですが、ある日、マー君が夕方戻ってきて夕食後に二人で座ってマッタリしている時です。マー君私の顔をじっくり眺めはじめました。そして、薄いアイシャドーに気付いてそれを指で拭い取ろうとするのです。「メークなんかしなくていいんだよ」と言わんばかり。そんな感じだったので、私は安心してメーク無し、または激薄メークの日々を送っていました。有りのままの私を受け入れてもらえることに感動しました。で、一方マー君はと言えば、有りのままを受け入れられるのが当然だと思っている様子。気取ったりしない。体臭が強烈なのも全然気にしてないし、サイクリング行くのに、「どうせ汚れるから」、とボロボロのトレーナー着て平気だし、編み物が好きなお母さんが編んだ冬用の毛糸の靴下に大きな穴が開いても、「夏だから穴開いてるほうが暑くなくていい」とそのまま履いてるし（この靴下は後にお母さんが穴を見て直ちに没収、編み直してました）、とにかく、何にも気にしないマー君なのです。そんなマー君と一緒にいると、私も気取る必要を感じなくなりました。でもマー君は仕事に行くときはシャープな姿に変身。カッコいいです。シャープな格好がとても自然で似合ってます。そんなギャップの大きさが驚きだし、面白いです。ブログランキングに参加しています↓ にほんブログ村

  2011.09.23

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  ２ヶ月と１０日

  予報通り、今週は気温下がって寒いです。今日は午前中どんより曇っていたので２０℃くらい。が、午後になって晴れだしたので少し暖かくなりそうでちょっと嬉しい。明日の夜の出発なので今日は朝から荷物をまとめています。詰める荷物をとりあえずベッドの上に並べてみて、それを詰めやすい大きさに分けて袋に入れて、最終的にそれらの袋をスーツケースに詰めていきます。私が帰るので、「今のうちに食べとかなくちゃ！」、とばかりに今週は昨日と明日の２回お寿司です。私だってお寿司食べれて嬉しいので別に反対しませんわ。列車があちらの街に到着するのは、９日の夜です。ビザの期限が１０日なのでギリギリ。でも長いこと滞在できて良かったです。今回のマー君の家滞在は２ヶ月と１０日。で、この２ヶ月と１０日の間に生理が３度もきました。ここに到着した次の日に生理があって、滞在の中間にあって、そして現在も生理。３ヶ月滞在して３度生理がくるのは納得ですが、２ヶ月と１０日で３度の生理だなんて「フェアじゃないよね！」と、マー君に言いました。するとマー君、「仕方ないさ。自然の摂理だから。」、とのん気に答えます。まあそうね、仕方ない。一緒にいれるだけで幸せだし楽しいからいいわ。でも当分は会えなくなります。ちょっと淋しいです。とは言え、一緒にいる時は楽しくて笑ってばかりなので、まだ「淋しい」という感覚が分かりません。明日、列車に乗ってから淋しくなるのでしょうね。淋しがるのはそれからにしよう。とりあえずはあちらの街に戻って、長いこと留守にしていたしすることもいろいろあるし。娘たちとも久しぶりに会えるし。ちなみに二人とも元気にしています。海や、湖や、田舎や、と３度もバケーションに行ったそうでずいぶん楽しんだみたいです。スカイプでしょっちゅうおしゃべりしたのですが、娘たちを見るといつもホッと安心します。だって二人ともいつも幸せで楽しそうなんだもの。なんか、私が遠くにいても娘たちは私が遠くにいるとはぜんぜん思ってないみたいです。スカイプでおしゃべりしてる時に限ったことではないのですが、娘たちの様子を見ていると私はちょっと誇りを感じます。この子たちの育て方は間違ってなかった、といつも思えるから。２人ともイキイキしてて、何をしても楽しそうで、大抵のことは上手にできて、勉強も良くできて、お互い大好きで、親も大好きで、他人にも優しくて気遣いの気持ちを忘れない。なんかよくできた娘たちです。２人とも私の誇りです。私のこれまで抱えてきた不安を吹き飛ばしてくれます。私があちらに到着したらすぐに娘たちと会うことになっているので楽しみ。２人にちょっとしたお土産も買いました。ロシアの伝統的なホフロマという木細工の子供向けのお皿手作りセットや、木の人形など。とは言え実は、「これ娘たちのお土産にちょうどいいわ」、と言って買おうとすると、いつもマー君が、「僕が払うから」、と言って買ってくれるのです。マー君もとても優しいです。残るはたったの１日！マー君との一緒の時間を楽しみたいと思います。次は冬に遊びに来ることなっています。マー君が、「こちらの冬の様子も見ておいたほうがいいよ」、と言うので。冬のロシアは一度見てみたかったので楽しみです。　こないだの週末にサイクリングに行った時のマー君。マー君が自転車に乗ると、顔の高さが２メートル以上になってなんか聳え立った感じがするので通行する自動車ですら徐行します。私だけだと自動車が無視するので危険。マー君のすぐ後ろにピッタリついて走るようにすれば安全です。ブログランキングに参加しています↓ にほんブログ村

  2011.09.06

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  オタクなのね

  先週は寒かったですが、今週は打って変わって暖かいです。今日も晴れで２８℃くらい。コートもどうせ気に入ったのがなかったので買ってないし、このままあと一週間もてば余計な買い物をしなくて済みます。とはいえ、暖かいのは今週末までみたいで来週はまた気温さがるみたい。もつかな？持ってるものを着込んで無理やりにでももたせなくちゃ！　そして今日は金曜日なので、マー君の帰りがいつもより１時間早いです。毎週金曜日は仕事が４時上がりなんです。帰宅は５時。マー君って、仕事が終わったらきっちり１時間で帰宅します。１時間の内容は、職場から地下鉄の駅まで２ｋｍほどの距離を歩いて、地下鉄が２０分ほど、そこから家まで徒歩で数分。職場のそばからバスがたくさん出ているのですが、バスはいつも混んでいるのでマー君は苦手。特に夏はバスはクーラーないし暑い！なので、涼しくて混んでない地下鉄に乗るようにしています。それに勤務中はずっとデスクワークなので、毎日体を動かさないと鈍るそうです。なので地下鉄から２ｋｍ、往復で４ｋｍほどの距離を毎日早足に歩くことで運動することにしています。足が長いので、マー君の足早とはすごく速いのです。彼と一緒に歩くと私はいつも駆け足。話は戻って、いつもより１時間はやいので、金曜の夕方は食後に映画見たりゲームしたりとまったりした時間を過ごします。楽しみだな～早く帰ってきて～。ところで、つい先日あることに気付きました。マー君は右手の手相が「ますかけ線」です。頭脳線と、感情線が一本に結ばれていておサルの手相に似ているのです。珍しい手相みたいですね。で、ますかけ線の特徴はどんなものかな、と思ったので検索してみました。すると、いろいろなサイトで共通しているのが、この線は「天下取り」の線だということです。豊臣秀吉とか、徳川家康とかもこの手相だったのだそう（って、誰がチェックしたのかな？）。ということは、マー君もロシア大統領になれるのか、などと思ったけれど、別にそういうことになるとは限らないと思います。一般に、ひとつの事に固執できる性格で、そのため大きな目標を掴みやすい手相であるということだそう。これに関してはマー君は当てはまっていると思います。彼は結構若いときからやりたい事に固執して成功して来ているようなので。それと性格的にやりたい事を誰がなんと言おうが気が済むまでやる、というシンプルな面もありますが。で、その「固執」の意味はいろいろな意味にも取られるのですが、あるサイトによればそれはつまり「オタク」なのだそう。「オタクか～、でもマー君はオタクじゃないよね～。まさかね～」、と思ったその瞬間、私の脳裏にはマー君の好みや趣味がリストアップされていき、結果．．．マー君ってオタクなんだ！という結論に至りました。そのマー君のオタクぶりをご紹介します。お母さんが言ってたけれど、マー君は小さいときから日本のものが大好きで、何でもいいから日本的なものを集めたりしている（日本っぽい中国のものなどが多いけど）。それに誰かれに、「自分は日本が好きだ」と宣伝している。１０代前半からパソコンゲームが好きで、とにかく何でもいいからゲームばっかりやっていた。中学校時代から自分でゲームをプログラムして（遊んで）いた。ゲームセンターのゲームをネットでダウンロードして遊びまくるのが趣味。ありとあらゆるゲームをダウンロードしている。ちなみに、マー君と一緒に私もよく遊ぶのが、BubbleBubble（バブルバブル）って言うかわいいゲーム。など。日本が好きっていうのも小さいときから現在までずっとだし、パソコンゲームが好きっていうのもそうだし、とても固執しています。立派なオタクですね。それ以来、私の頭の中には「オタク」の三文字が一日中飛び交っています。マー君に聞いてみました。「ねえ、『オタク』って知ってる？」「もちろん知ってるよ。」「あなた自分がオタクなんだって知ってた？」と喉まで出かけたけど言わないでおきました。でも、言いたくてたまらないから今日の夜言ってみようっと。それでマー君が傷付いたり気にするようになるなんてことは１００％ありません。「そんなこと君が考えすぎだよ」、くらいにあしらってしまうでしょう。細かいことをまったく気にしないマイペースなところもこの「ますかけ線」の特徴みたいですから。そろそろマー君が戻ってきます。わくわくブログランキングに参加しています↓ にほんブログ村

  2011.09.02

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  いつでもぎゅー

  晴れているけれど寒くて１５℃です。ほんの少し前までずっと３０℃以上だったから、今は半減しちゃってます。冷え込み方が激しい！でも晴れてるのだし午後には少し暖かくなるかな？実は、夏だから寒くなることないだろうと思って暖かいジャケットを持ってきませんでした。実際ここに着てから２ヶ月間すごく暑くてTシャツですらあまり着ることもなく、いつも肩を出したタンクトップなど着てまして、持ってきた軽いジャケットすら「持ってこなけりゃ良かった」と邪魔モノ扱いしてました。それが急に冷え込んできたので、現在は外出するのにその邪魔モノ扱いしてたジャケットの中に長袖カーディガンを重ね着しております。それでもちょっと寒いこんなに冷えるんだったら、春に買った軽いコート持ってくればよかったな～。でもあれ絶対に着る機会ないだろうと思ったのよね。現在はとりあえず軽いジャケットと長袖のシャツで持ちこたえてますがやっぱり寒いんで、残るたったの２週間の滞在なんだけど何か購入しようと考えてます。お手ごろな価格のコートでも探しに行ってみよう。ところで昨晩はマー君の親友のコスチャを招いてのお寿司パーティーしました。マー君の希望で私は浴衣を着て（相変わらず怪しげな着付けですが、マー君も同様に着物着て。ワイン飲みながらお腹いっぱい食べました。好きなお寿司をたっぷり食べてワイン飲むとマー君は機嫌が良くなって楽しげでよくおしゃべりします。単純でかわいいパーティーが終わって一緒に座ってくつろいでいると、感謝の意を込めてなのかマー君が私をぎゅーっと抱きかかえてくれました。いつも何かしてあげるとマー君はこんな風に抱きかかえて感謝の意を表すのです。大好きなお寿司作ってあげたのだしね抱きかかえて歩き回ることもあって、マー君の顔の位置を私も体験できます。身長２メートルってはっきり言って高い！！床がはるか真下のほうにあるし目がクラクラする。身長２メートルある人が高所恐怖症だったら大変だわ．．．、などと考えてみました。ともかく、こんな風に感謝の意を表してくれるマー君がとても好きですね。それもお寿司作った時だけでなくって、何をしてもこんなふうにぎゅーっと抱きしめて感謝してくれるんです。そして何にもしなくてもね。関係なくぎゅーしてくれます。私はその度に「大切にされている」と感動しています。私もお返しに彼のことを大切にしたいです。　ちなみに、これが先日バザールで買ってもらったロシアの海軍兵が着ているストライプのシャツ。シンプルで丈夫です。ブログランキングに参加しています↓ にほんブログ村

  2011.08.24

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  裁縫の夏

  今日は久しぶりの雨。けっこう降ってます。最近は気温が下がり始めてますが、それでもほぼ毎日晴れていたので過ごし易かったです。真夏ほど暑くないから外出するのに気持ちのいいってことでマー君と自転車乗ったり、散歩や買い物行ったり。私がお土産に持ってきた春秋用ジャケットを最近マー君着はじめました。スタイルが彼の好みにぴったり合ったようで愛着してくれてます。サイズもぴったり合ってるし。これもすごく嬉しい。私のほうはマー君がプレゼントしてくれた服とか靴とかを愛着してます。昨日も近くのショッピングセンターにある大きなスーパーにお寿司の材料の買いに行ったのですが、「何か欲しい服でもあるんじゃないか？まずそれを見て回ろう。」、って言うんで、私が気に入ってるお店に入りました。というか、このお店はメンズ物でマー君にも着れるサイズがほんの少しだけど置いてあるので、もしシャツでも気に入ったのがあれば買うように口説こうとちょっと期待したのです。しかしマー君いつものように、「僕はシャツなんて十分持ってるから要らないよ。」、と見ようともしません。その代わり私用のシャツをあれこれ見てくれます。いくつか試着して比べて、「これが色も形もいい」と彼が言ったのが私も気に入ったものだったので買いました。そしてスーパーでお寿司の材料を買いました。マー君は寿司が大好物。とは言えこれまで寿司を食べたことはなかったのですが、今年に入って初めてトライしました。2月にインドネシアにバケーションに行った時、ストップオーバーで寄ったバンコクで乗った観覧船のディナーに寿司がほんの少しだけど出て、恐る恐る食べてみたら結構美味しかったというのが始めての体験で、6月に私がここに来て最初のデートで中心街を歩いた時に「Tokio」っていうレストランで寿司のセットを食べて気に入って、私がホームメードでも作れるよと言うとマー君、「おお～、じゃあ作って～！」、ということでたくさん作りました。マー君、家で食べたいだけお寿司が食べられるのが幸せみたいで以来、週１～２回はお寿司です。マー君の親友のコスチャも何度か招待してワイン飲みながら一緒にお寿司食べます。コスチャはロシアではまだまだ珍しいかなりグルメな人。グルメな両親の影響で、美味しいものを料理して食べるのが好きです。なので私の作ったお寿司も喜んで食べてくれます。実は明日もコスチャがお寿司を食べに来るのでそのためにスーパーにさ材料を買いに行ったのでした。最近はロシアでも寿司ブームでスーパーには寿司の材料とかアジアンな調味料とか売ってあります。そしてマー君だけでなくお母さんもお寿司がお気に入り。夏の暑かった時に冷たいお寿司は食べやすくてすごく好評だったのです。私としてもお寿司がしょっちゅう食べられるのはホント助かりますね。ショッピングセンターの帰りには今度はバザールに行きました。マー君の近所には大規模なバザールの広場があり何でも売ってあります。服、雑貨、電気製品、ペット（哺乳類、魚、鳥、爬虫類など）、アウトドア用具、家具、大工用品、等々．．．とにかくいろいろあって見て歩くだけでも面白い。そこにあるミリタリー用品ショップでシャツを買ってもらいました。ロシアの水兵が着ている白黒のストライプのシャツが丈夫で部屋着にするのに便利ということで。マー君はこのシャツを何枚か持っていて、冬用の部屋着として使っています。それに、最近見た映画でたびたびロシアのネイビーが登場してきて、みんなこのシャツを着てるので私も影響されて、「着てみようかな～」、と言ってみたらマー君、「じゃあ早速買いに行こう」、と。そこのバザールにはミリタリーショップが５軒ほどあるのでそこを全部回ってサイズの一番小さいのを買いました。もともと男性用なので一番小さいのでも私にはちょっと大きいのですが、そこのとこは自分で小さくすればいい。ついでに女物っぽい形に改造してしまおうっと。映画に出てきた女性の船員はこのシャツで首に赤いスカーフをお洒落に巻いてました。あのアイデアもいただき改造と言えば、実は私マー君の服をずいぶん改造しました。修理もしましたね。特に本格的だったのは、出勤用のワイシャツとかスーツのズボン。長さは良いけど横幅が大きすぎる既製品のワイシャツの場合↓シャツを完全に分解して、全体幅を細くしたり袖も短くして、それから元のように縫い直しました。襟まわりもちょっと大き過ぎると言うので、襟そのものも分解して縮めました。上手く縫いあがったので、これが改造したワイシャツとは誰も気付かないでしょう。サイズもマー君にぴったりになりました。そしてスーツのズボンの場合↓マー君のズボンはすべてオーダーメードなので既製品ではないですが、一応プロのテーラーに作ってもらってあるのでほぼ既製品です。で、春秋用のズボンの生地が少し伸縮性のあるもので、最近伸びて長くなってしまったので短くして欲しい、と。なので彼の希望の通りの長さに短くしました。で、出来上がったのを３日ほど仕事に着ていって、「長さはちょうど良くなったんだけど、どうやら長さだけでなくて横幅も伸びたみたいだ」、と。見ると確かにお尻まわりや足の部分全体がかなりブカブカ。マー君はお尻がキリっとしたタイプのズボンが好きで、ダラっとした形のは嫌いなのです。股下が１ｍもあってスラリとしてるのでダラっとしたのを着てもカッコいいのですが、お尻ブカブカだと着てて気持ち悪いんだそう。なので完全に改造することに決定。ズボンの股下を分解して、お尻のダラリと余ってた部分を取り除いて全体的に細くしました。出来上がったのを着たマー君、「ぴったりだ！」、ってすごく喜んでくれました。ひどく喜んでくれるので私も嬉しい。それにスーツのズボンを履いたマー君はスマートな感じだしカッコイイんですよ～。いつも私は見とれてしまいますわ。そんな感じで、この夏私はたくさん裁縫してます。ロシアまで裁縫をしに来たと言っても間違いじゃない？ブログランキングに参加しています↓ にほんブログ村

  2011.08.22

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  ただのネコ

  今日も晴れ。午後には３２℃になるそうです。この数日間はマー君のお母さんはヴァレニア作りに忙しいです。ヴァレニアとは、瓶詰めの野菜や果物のことです。冬が寒いロシアの伝統で、野菜や果物の少ない冬に食べるために、夏の野菜や果物をジャムにしたり酢漬けにしたりするのです。今はロシアでも野菜や果物が輸入されるので、冬でもいろんな野菜や果物が手に入るのですが、冬にヴァレニアの瓶を開けて野菜や果物を食べるのはロシア人にとって楽しみみたいで、多くの人が今でも作り続けているようです。マー君のお母さんが作っているのは、トマトとキュウリのハーブ塩漬け黒スグリ（ブラックカレント）の砂糖漬けアプリコットの砂糖漬けなど。で、これらの野菜や果物と大量に何本もの瓶に詰めるのですが、マー君もお母さんも冬の間に全部平らげてしまうようです。なので去年のは残ってないし、私はまだ味見してません。作り方は教えてもらったのですが、味が分からない！冬に食べてみたいです。ところで、マー君家のネコのフェーニャはあれから更に私に懐いてくれました。人見知りするネコなので、ここまで懐いてくれたのは嬉しいです。もともとはマー君のお母さんとずっと一緒に過ごすのですが、最近は日中によく私のところにやってきてゴロゴロしています。今も傍のベッドの上で寝ています。かわいい～因みにこのフェーニャ、種類が何なのか気になったのでマー君に聞いてみました。私、「フェーニャって何ネコ？」マー君、「何ネコって？ただのネコだよ。」私、「でもほら、種類があるでしょ。シベリアンキャットとか（こんなの）。」マー君、「シベリアンキャット？そんな立派な名前じゃないだろう。ただのロシア猫だよ。」と言う感じで、フェーニャの正体は掴めませんでした。でも私的にはフェーニャはシベリアンキャットかもしれないと思ってます。だってフェーニャは真冬のマイナス２０度以下とかの日でも平気でベランダで一日過ごしたりするそうで、寒いのがとにかく大好き。明らかに寒い地方の出身の猫ですね。フェーニャです↓廊下に置いてある自転車にのぼるのが大好き。（マー君の自転車の座席は恐ろしく高くて、私の肩ぐらいあります）これはボルガ川沿いを散歩したとき。雲が綺麗だったのでその写真を撮るマー君。ブログランキングに参加しています↓ にほんブログ村

  2011.08.10

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  めちゃくちゃ３拍子

  先週は涼しくて、もう夏も終わりだね～、と言っていたのですが、今週になるとまた一日中快晴で、昼間は３０℃近くに。ロシアの夏はそう簡単には終わらないのかもしれません。実は、私の住んでいるあちらの国では夏はここマー君のところほど暑くなりません。「夏だ～！」と言える日数はほんとうに少ないです。ここロシアのほうが夏らしい暑さです。なので私としては久しぶりに夏らしい夏を過ごしています。真冬はガチガチに凍るボルガ川は夏もきっと水が冷たいのだろうと思っていたのですが、実はそうでもなく夏は水温も上がり普通に泳げます。川岸のビーチでは大勢の人達が泳いでいます。私たちも何度か泳ぎに行きました。マー君もすごくて、ビーチから勢いよく走って行き、「うぉ～！」、と狂ったように飛び込みます。身長２メートルの彼が狂ったように水辺を走って飛び込むとと、水しぶきがすっごい飛んで周り（私）はビショビショになっちゃいますね。彼はそんなの全く気にしてないみたいですが。彼はこういうときは完全に少年と化します。すっごく無邪気です。いつも笑わせてもらってるし、とにかく楽しい。そうそう、マー君の生活習慣で一番笑えるのが、バスタオルの使い方。バスルームでタオルを使うと、彼はそれをぐしゃぐしゃにしたまま天井近くに何本か通してある冬用の洗濯物ロープの上にポンと放って置きます。タオルが濡れてたってカマワナイ。乾くように広げたりしないで、めちゃくちゃに丸めたままで。そして、次に顔洗ったりシャワー浴びたりする時に、クローゼットから清潔なタオルを取ってきて、使って、濡れたままめちゃくちゃに丸めてまた物干しロープの上にポンと放ります。それを繰り返すと、めちゃくちゃのタオルがどんどん増えていって、バスルームはめちゃくちゃのタオルだらけ．．．。先日なんかお母さんがカンカンに怒って、「なんでバスルームにタオルが８枚もめちゃくちゃに置いてあるのよ！！！」、と、マー君に怒鳴り込んできました。で、マー君もそういう時は負けずに、「濡れてるから新しいのを使っただけだよ！」、と怒鳴り返します。お母さん、「最初に使ったのはとっくに乾いてるから、全部濡れてるわけじゃないじゃない！」、といった感じで続きます。私も毎日めちゃくちゃのタオルがどんどん増えていくのを見てきて、「またマー君のめちゃくちゃタオルか．．．」、と思ってたしどうにかしたかったけれど、なにせこの物干しロープ、２メートル以上のところにあって私には届きません。マー君もお母さんも背が高いから、バスルームには私には届かない場所がたくさんあります。その極め付けが、洗面台の鏡。毎日顔洗ったり、歯を磨いたりする洗面台の鏡は、あまりにも上のほうに取り付けてあり私は自分の顔すら見えません。背伸びしてやっとオデコが見えるくらい。とにかく、この家は何もかもが上のほうに置いてあります。私はいつも椅子が必要です。届かないところは椅子にのぼって対処しています。で、お母さんが怒って以来マー君はタオルを極々控えめに使っています。現在バスルームには、めちゃくちゃのタオルがたったの２枚だけ！マー君も努力しています。マー君はタオルに限らずけっこうめちゃくちゃなこと多いです。でも性格がとても男らしくてテキパキしてるし、それと同時にとても優しいので、めちゃくちゃなのも全く気になりません。男らしいのと、優しいのと、めちゃくちゃなのとの３拍子で上手くバランスが取れている人がマー君なのです。ブログランキングに参加しています↓ にほんブログ村

  2011.08.09

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  規則正しく食べて寝て

  ７月中はずっとお天気良くて毎日暑かったのですが、８月に入ったら気温が下がり始めました。それも突然。連日３０℃程の暑さだったのですが、おととい雷雨になりたくさん雨が降りました。そして次の日は気温もグンと下がり、現在は２０℃。空の雲も秋っぽく天高くなっています。毎日たくさん汗をかいたので、この涼しさはとても心地よいです。あと１ヶ月とちょっとの滞在ですが、その間にロシアの夏の終わりを見届けることができそうです。こちらではマー君の毎日のリズムに合わせてなんとも規則正しい生活をしています。朝は７時起床。食事も野菜や果物もたっぷりで、３食きっちり食べて、甘いデザートなんかもきっちり食べて、午後に疲れたら昼寝もして、夜は９時ごろに就寝。マー君は身長が高いから心臓の負担を減らすために横になっての休眠が必要で、つまり毎日たっぷり睡しないといけないんだそう。そんな感じで、私はなんかこの夏は食べて寝るという活動が非常に多かったです。恐ろしく健康的。体重増えるのも当たり前．．．。ただ、体重増えてるのは私だけで、マー君は増えてません。彼は毎日出勤するし私ほどダラダラな生活してないし。それでもあまりダラダラは悪いので、できるだけ掃除したり料理を手伝ったり、裁縫したりしています。今日も、マー君の持ってる夏用のシャツを修理するつもり。長さは良いのだけど幅がダブダブ過ぎて着れないので、マー君サイズにリメイクしようと思います。因みに私がお土産で持ってきたシャツはマー君ものすごく気に入ってしょっちゅう着ています。あんなに気に入ってもらえるとは思わなかったので本当に嬉しい。同じタイプのを次回もたくさん揃えておこうと思います。それと、先日私の帰りのチケットを買いに行きました。出発は来月の７日。行きの列車はそこまで混んでなかったけれど、帰りは混んでいるみたいでファーストクラスしか開いてませんでした。料金はセカンドクラスの２倍。でもマー君、「長旅だしファーストクラスのほうが疲れなくていいよ」、と言って購入してくれました。それは確かにそうなんです。長旅はできればゆったりのほうが良いし。マー君ありがとう残る一ヶ月もできるだけのことをしますわ。料理でも裁縫でも。これからも今日の晩御飯の魚をさばいてきます。先日も料理した魚なのですが、太平洋にはいない魚なのでまずネットで検索しました。まずは魚の正体をチェック。ロシア語名から英語名を調べて、それからレシピを探してどんな味の魚なのかもチェック。先日はオーブンで焼いたのですが、今日はムニエルにするつもり。その他はチャーハンとフレッシュサラダ。マー君は肉よりも魚のほうが好きなので楽しみにしています。今日は料理と裁縫がんばります！ブログランキングに参加しています↓ にほんブログ村

  2011.08.02

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  それがいいよ

  今日も快晴。本当に毎日お天気がいいです。天気予報では、今週末も晴れで気温も３０度くらいになるそう。カヤック乗って川で泳ぐのにちょうど良さそうです。ますます日焼けしそうです。今週いっぱいはマー君のお母さんは友達と一緒にバケーションに行っているので、マー君と私は水入らず？で生活してます。お母さんがいるとやっぱり何かと気を使うので、今週は私もちょっとのんびりしてます。それに食事だって好きなものが食べられる。お母さんがいる時は、お母さんが作ったものとか、私が作るにしてもお母さんの口に合うものを選ばなくてはならないのでやはり気を使います。お母さんは体が大きいので作るものもボリューム大きいし、私の胃には重いものも多いのです。マー君と文通始めてから増え始めた体重が、ロシアに来てから更に追加されました。今週は自分で「食べたい！」と思うものだけを少なめに食べて体重コントロールしてます。マー君も身長の割りには小食なのでちょうど良いです。マー君家のネコ、フェーニャとも仲良くなりました。フェーニャは人見知りなほうで、最初の数日はあまり懐いてくれませんでした。撫でようとすると怒ったり、爪を立てたり。が、毎日撫でたり遊んであげたりしているし、特に今週はエサあげたりトイレの始末も私がやっているのですっかり懐いてくれました。足元に擦り寄ってきたり、ネズミのおもちゃを咥えて持ってきて「遊んでちょうだい」とニャーンと鳴いたり。かわいいです。で、キャットフードを毎日あげるのですが、それだけじゃ良くないと言うのでマー君が時々別のものも与えています。バターとか、サワークリームとか。でもマー君、そのバターとかをエサ用の皿に入れてあげるんじゃなくって、床にそのままボタッと落として与えます。それをフェーニャが舐めれるように。私らが間違えて踏んだりしらベタベタしそう．．．。「エサの皿に入れてあげれば？」、と言うと、マー君、「ネコなんて普通は地面に落ちてるのを食べる動物なんだから、わざわざ皿に入れてあげなくってもいいんだよ。ロシアの田舎なんかのネコはキャットフードなんか食べないし、人間がこぼしたテーブルの下に落ちてるものを食べて生きるのが普通なんだから。」と当然のように言います。マー君のこんな適当なところ面白い。笑っちゃいます。それ以外もなんでもマー君のすることは面白いです。いつも笑わせてもらってます。私が笑うのでマー君も可笑しいみたいで、結局は二人で一緒に笑ってますが。　私のロシア滞在は、どうやらビザの有効ギリギリまで続くことになりそうです。マー君が、「ちょうどビザの最終日が列車のロシア出国の曜日と重なるし。それがいいよ。最後まで滞在しなよ」、と勝手に決めてくれました。私もそうしたいので、そうすることに決めました。なのであと一ヶ月と少し、続けてこちらに滞在します。こちらに来たときの列車の旅も結構楽しかったです。同室になったのは３０代後半のロシア人のイリーナとその子供で６歳のクリスティアン。ドイツに移住していて、毎年夏のバケーションは故郷の家族のところで過ごすのだそう。というか、何車両もある寝台列車の乗客の全て（私一人を除いて）がドイツに移住しているロシア人みたいでした。なので皆ロシア語とドイツ語で話しています。子供も結構たくさん乗っていて、その子たちはロシア語よりもドイツ語のほうが上手。列車が長時間留まった駅では、イリーナと一緒に駅前の商店に飲み物を買いに行ってピロシキをおごってもらったり。私が大量に持参してきた菓子パンをクリスティアンが喜んで食べてくれたり。外の景色を眺めながらいろいろおしゃべりしたり（私のめちゃくちゃなロシア語で）。クリスティアンが退屈してるときに私のパソコンに入れてあるロシアのアニメを見せてあげたら喜んで見てくれたり。隣の部屋の８０歳にもなろうというお爺さんに気に入られてしまい、ロシアの田舎の昔話をいろいろ聞かされたり。お年だし、方言もあるせいか聞き取りがすっごい難しいので理解できたのは１０～１５％程度というところでしたが。列車のほんの短い間の交流でしたが楽しかったです。とても良い経験となりました。このマー君の紹介してくれた列車が悪くないものだったので安心しました。飛行機より時間はかかるけどすごく便利。荷物の制限はないし、駅のホームまでマー君が迎えに来れるし。私みたいに列車旅行が好きな人ならやめられないかも？次にマー君のところに来るときも利用しようと思いました。ブログランキングに参加しています↓ にほんブログ村

  2011.07.22

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  心地良い

  今日もまた晴れ。マー君ところに来てからほぼ毎日晴れなのですが、私が特に晴れ女というわけでもないです。毎日晴れるんでマー君に聞いてみると、「ここの夏はこんなもので安定してるんだ」、そうです。今日は近くの市場で果物を買いたいので、午後になってから外出すると暑くて汗が出てくるし涼しい午前中のうちに行かなくちゃ！私のロシア語はどうにかモっています。聞き取りは怪しいけれど、最低限分かります。言いたいことは、単純でシンプルな文章で言って終わり。何せ複雑な文章はまだ言えないのでおととい、近くのショッピングセンターでマー君に合いそうな３Lサイズのシャツを見つけて購入したのですが、着せてみたらちょっとブカブカでした。長さはいいのだけど、横幅が細いマー君にはダブダブ。なので昨日、サイズ交換に行きました。ロシア語通じるかどうかちょっとドキドキしながら。それにロシアでは一旦購入したものを返品するとか交換するとかまだまだ歓迎されないらしいので、交換そのものをやってくれるかどうかも分からなかったので。マー君ですら、「交換なんかできないかも」、って言ってたし。そして徒歩でショッピングセンターに向かう間ずっと言うセリフをブツブツとおさらい。こういう時は、丁寧な言い方のほうがいいわね。ドキドキしながらお店のカスタマーサービスのカウンターに行きました。おとといは女性の店員が一人しか座ってなかったのに、なぜか今回は若い男性の店員が３人もいます。「すみません」と言うと、３人が全員こちらを見ます。なんで今日は男が３人もいるんじゃ～！、と思いながら、「昨日シャツを購入したのですが、サイズを間違えたので交換したいのですが」、と丁寧な言い方で言うと、そのうちの一人が、「交換したいサイズのシャツを選んでください。」、とサラリと答えました。おおー！交換OKだ！！成功したー！と、それまでドキドキしてたのがラッキー気分に転換。一つ下のサイズのを取ってきたらすぐに交換してくれました。マー君が仕事から帰ってきて着せてみたらピッタリでした。良かった～！マー君も感心してました。因みにマー君、私が作ってあげた作務衣を毎日着ています。すっかりホームウェアー化しています。コットンで肌触りいいし、暑い時には前の部分を肌蹴て着れるのが便利みたい。毎日来てくれるから嬉しいです。すっかり着物スタイルがお気に入りとなってます。この作務衣は浴衣のような薄手なので夏用だけど、冬用に厚地の柔道着を買いたいと言ってます。スポーツショップの柔道着を見に行ったのですが、マー君にも着れるサイズが見つけたので近く買いにいくことになってます。　ところで、マー君とお母さんの関係を見てすごいと思いました。二人は結構性格が似ていて、どちらも勝気です。マー君もお母さんも身長高いし声もドスが利いていて大きいのですが、二人はしょっちゅう大きな声で言い合いをしています。お互い全く遠慮することなく、言いたいことを思いっきり言い合います。相手が間違っている時には、「それは違う、間違ってる！」とハッキリと言ってます。そして隠し事とかしないし、嘘も言わないし、フリもしないし。見ていてなんとも気持ちが良い。なのでマー君とはすごく居心地が良いです。今週末は本当なら一泊二日でカヤックのキャンプ行くはずでしたが、カヤック仲間でマー君の親友が土曜日に用事ができたので日曜の一日だけカヤック乗って泳ぎに行くことになりました。なので私たち土曜日がフリーに。するとマー君、「じゃあ土曜日はショッピングセンターに行こう。君に何か買わなくちゃ。何か欲しいものない？服は？靴は？服がもっといるんじゃないか？買いたいものを土曜までに考えといてね。」と言ってくれるのですが、服はたくさん持参してて間に合ってるし、靴もこの前買ってもらったし。私自身は何も特にいらないのです。それよかマー君のほうが服が必要なんじゃ？体臭強烈だし、シャツとか頻繁に洗えるようにたくさん買い足したい気分。「僕は何もいらない」、ってきっと言うんだろうけど無理にでもマー君の服を買ってやろうと今から企んでます。　マー君が見つけてきて昨日一緒に見た映画、「ハナミズキ」。結構面白いしロマンチックでなかなか良かったです。ブログランキングに参加しています↓ にほんブログ村

  2011.07.21

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  臭いけど好き

  毎日晴天。午後には結構暑くなります。おかげで私は日焼けして真っ黒マー君のところに来てから３週間近く経ちました。今月に入ってマー君は２週間バケーションをとっていたので更新する暇がありませんでした。その間は私のパソコン使う時間も極めて少なくて、日によっては３分ぐらいメールをチェックするだけだったりして。マー君は年に２度バケーションをとるのですが、前回が例の２月のインドネシアのバケーションでした。私がちょっと大変だった。それだったのもあって少し前から、「夏のバケーションはどこにも行かない」、と言ってくれてて、この私の滞在中にバケーションをとることにしたのです。で、今日はバケーション明けでマー君はお仕事。こういう日は彼は一日ものすごく忙しいです。彼の仕事は大規模な電力会社のシステムアドミニストレーター。地域の電力配給がきちんと行われているかをコンピューターでコントロールするのですが（因みに、原子力発電所ではありません）、そのコンピュータ制御の一番重要な担い手の一人がマー君です。バケーション中には一応代理人が入るのですが、難解なトラブルなどはバケーション明けの今日せっせと解決しないといけないのです。マー君がんばって！この２週間毎日ほぼずっと一緒にいたので、いろいろあったけどお互いを良く知り合える良い機会となりました。いろいろあった結果は．．．相変わらず仲良しです。時々シャワー浴びるのを面倒がって体臭がキツイのを除けば、彼はもう言うことナシですね。体臭がキツイのだって、「日本人は風呂に入り過ぎでキレイ過ぎるだけで、僕のほうが普通だ」、「ロシアは寒い国だから、そもそも伝統的に毎日風呂に入るという習慣がなかったんだ」、などと言ってます。まあ確かにそうなのかもしれない。マイナス３０度とかでお風呂沸かすのはそう簡単なことではないし。それでも自分で汚過ぎる、臭過ぎると感じたときはシャワー浴びてます。本当に洗ったの？と言いたくなるくらい短い、ほんの５分ほどのシャワーですが．．．。まあ、たった５分でもほぼ毎日シャワー浴びてるのでヨシとしましょう．．．。因みに臭いのは、汚いというよりは彼の体臭がすっごいキツイからです。もう超男臭いというか．．．、プンプン臭ってます。一緒にいると私まで男の臭いが染み付いてしまいそう．．．。臭い消しに今度おねだりでもして女らしい香りの香水でも買ってもらわなくちゃ！グッドアイデアだわマー君もう本当に好きです（←臭くてもね）。とても男らしくて、それでいてとても優しいから。彼は私がパートナーに求める必須要項をすべてクリアしました（←臭いの以外はね）。何も私が求める要素を持っているかテストしたわけではないです。毎日いろいろある中で、マー君の対応が私に安心を感じさせてくれるというだけのことです。彼の言う事やする事が、私にスッと受け入れられることであったということ。そして毎日楽しいです。一緒に映画見たり、パソコンでゲームしたり、街を散策したり、自転車であちこち行ったり。マー君は自転車乗りまくるのが趣味なので、私も仲間入りしました。先週が私の誕生日だったのでプレゼントに自転車を買ってくれたんです。自転車の専門ショップに連れて行ってくれて、「好きな自転車選んでいいよ」、と言うのでカッコいいデザインで乗り心地の良い女性用のマウンテンバイクを選びました。「これがいい」、と選んでから気が付いたのだけどこの自転車かなり高価でした。フレームもギアもその他の部品も何もかも良いものだし、そういうものなのでしょう。乗り心地が良いのも当然です。で、値段を見たら高価だったので、「やっぱりやめ」、と言ったのですがマー君、「気に入ったんだからこれにしよう」、と買ってくれました。そういうわけで、たびたびマー君と自転車乗っています。自転車好きだし楽しいです。あ、それにカヤックでキャンプにも行きました。大きな河にたくさん無人島があって夏は林になっているのですが、小さな砂浜のある島でキャンプしながら河で泳ぎました。今週末にもまたカヤックのキャンプに行ってきます。楽しみです。　中心街を散歩した時、マー君撮影。ソ連時代からある大きな銅像を見上げて。ブログランキングに参加しています↓ にほんブログ村

  2011.07.18

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  女王様気分

  マー君のパソコンから更新しています。今日は快晴。午後には暑くなりそう。長い列車の旅を終え、無事ここマー君のところに到着しました。重いスーツケースを寝台車の降り口のところに転がしていくと、マー君が目の前にいてすぐに荷物を受け取って降ろしてくれました。背が高いから低いプラットフォームと降り口の(１ｍほどもある)段差も問題なく、重いのも簡単そうにヒョイと持ち上げてくれます。マー君は外見も中身も私が考えていた全くその通りの人で、とっても優しいです。よく気が付いてくれる人で、私がする前に何でもやってくれてちょっと女王様気分。会えて本当に良かったです。お母さんもマー君同様にとても優しいです。私のマズいロシア語でも何とかコミュニケーションできてます。でも本当、リスニングがまだまだだわ．．．。耳が慣れてないのでね。それに、話すのだってマズい．．．。ロシア語めちゃくちゃだもんね。昨日はお母さんがアルバムを持ち出してきて、マー君の子供時代の写真とか、お母さんの子供時代の古い写真とかたくさん見せてくれました。マー君の赤ちゃん写真かわいい～！それにマー君は幼稚園時代からずっとクラスで一番長身だった様子。どの写真見てもマー君いちばんノッポだもん。それと、手作りの作務衣はマー君にピッタリでした！それにお土産のジャケットもシャツも、全部ピッタリ！「よくこんなの見つけたね！」、とマー君すごく驚いてました。私もサイズ合うかハラハラだったので、試着してあまりにもピッタリなのを見て自分でも驚きました。今日はマー君はお仕事。でも仕事が終わる時間に待ち合わせてデートします。中心街やボルガ川沿いを案内してくれるそう。マー君の職場近くまで一人でバスに乗って行くのだけど、初めての体験。ドキドキ。まあ、めちゃくちゃなロシア語でどうにかなるでしょう。ブログランキングに参加しています↓ にほんブログ村

  2011.06.29

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  もうすぐ出発

  荷造りで忙しいです。荷造りだけならいいけれど、私と入れ替わりに学生のKちゃんが入居するので、そのための準備が大変！クローゼットを少し開けたり、タンスの中の物をクローゼットの上の棚にごっそり動かしたり。それにKちゃんが来るまでに掃除や洗濯もたくさんしなくてはならないです。もうこんな部屋の貸し方は今回限りにしようと思いました。だって大変過ぎる。こんな労力に対する見返りもあまりにも少ないし．．．。前にウィークリーマンションをやっていた時の感覚で、それでも信じられないくらい安い家賃を提案したのですが、「それすら払えない」、と言ってきたので仕方なく彼女の提案するタダ同然の家賃にちょっとだけ足した価格であきらめました。でも実を言うと、Kちゃんはこの部屋を借りて短期のバイトを探すつもりなんです。首都のこの街でバイトしたら、そんなタダ同然の家賃なんかすぐに払えるはずなのに、それすら無理だと。なのでちょっと納得いかない。彼女はそもそもバイトする必要すらないのです。だって親は経済的に豊かだし、一人っ子なので高価なものでもなんでも買ってもらってるし、ショッピングだってしょっちゅう行ってるし。はっきり言って私のほうが質素な暮らし。Kちゃんがバイトを理由にこの街に来るのは、単に親と夏中いっしょにいるのがイヤだから。Kちゃんが自分で決めたことで、親は協力するつもりないみたいで家賃のお金も出してくれないということで自分のお小遣いから出すという感じです。Kちゃんに部屋を貸すことで私の利益はまったくないです。というかマイナスですわ。だって部屋の管理費は、彼女の支払う家賃より少し高いですから。なのでこんな条件では今回限り。次にまたKちゃんが貸して欲しいとか言ってきたら、彼女のバイトの稼ぎの５割くらいいただこうかしら？だって他にもこの部屋を借りたがっている人もいるのだし、その人たちはKちゃんの５倍～１０倍の家賃でも「安くてありがたい」と言ってくれるのだし。今後はそうしたいと思います。さて、今夜出発です！通過ビザも問題なく取れました！お金も少しルーブルに両替しました。今夜ここを出て、明日の朝にお隣の国に入国。その国を通過したらロシア入り。モスクワの少し南まで北上したら、そこからボルガ河に向けて南下し始めます。マー君の街はそのボルガ河沿いにあります。列車の旅、どんなものになるのか…。不安もあるけど期待のほうがいっぱい、というとこでしょうか。次回はロシアからの報告、です。ブログランキングに参加しています↓ にほんブログ村

  2011.06.25

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  遠慮しないわ

  こちらは６月から７月にかけての今の時期は雨季で、よく雨が降ります。でも日本の梅雨のような降り方ではなく、通り雨のようなのがたびたび来ます。降っていないときはしっかり晴れたりするし、もともと空気も乾燥しているので降った雨もすぐに乾くのでジメジメ感もほとんどありません。そういう点ここは過ごしやすい国です。というか、一年を通してこの国は過ごしやすいと思います。夏は爽やかでひどく暑くもならないし、「夏バテ」なんて語も聞かないし、冬は日本より寒いけど暖房設備が整っててかえって日本より過ごしやすいし、気候のことであまり苦労していないと思います。この国の人たちは贅沢だわ．．．、と最近気候のことをよく考えます。というのも、ここの気候とマー君ところの気候がどう違うかが気にかかるから。マー君のところもここと同じようなんだったらいいなあ．．．。だって過ごしやすいのよね、ここ。これまでチェックする限り、春から夏にかけての今の時期は同じような気候みたいです。ただ真夏になると違うようです。何せマー君のところは大陸のド真ん中。内陸性気候なので、夏は熱気がこもりやすいのです。それなので去年の夏モスクワ辺りは気温４０℃以上とかになりました。マー君の住む町は大河があるのでモスクワほどは暑くならないけれど、それでもこの国よりは暑くなりそう。ちなみにこの国は西岸海洋性気候。割と穏やかな気候を意味します。ところがマー君のところは湿潤大陸性気候。この「湿潤」ってところが怪しい．．．どういう気候なのか、自分の肌で体験してきます。　ところで、先週の木曜日にロシア大使館に行き、念願のビザをもらってきました。申請の時ほどの忍耐は要らず、ほんの３０分ほど待たされただけでした。嬉しかったです。何せこのビザのために延々と待たされましたから。そして次の日に、列車で通過するお隣の国の大使館へビザの申請に行きました。すると、長い列が．．．やっぱりロシア行きはラクではない．．．、忍耐だわ。そこの列で、１時間半待ちました。まったく．．．たかがビザ申請でなんでこんなに待たされるのかい！一時間半ずっと立つのははっきり言って辛いです。それにすごく退屈です。本持っていって読書でもすればよかったかも。今度からはそうしよう。列が長かったのでその日のうちに申請できるかハラハラだったけど、閉館の時間が近づくと列が早く進みました。そしてどうにか閉館直前に入れました。またギリギリセーフ！申請を対応してくれた女性はすごくきれいな人でした。その上とても丁寧で親切。そして直前に調べておいた通り、日本人の私にはビザは無料でした。因みにこの国人だときっちりビザ料取られます。と言う感じで、この大使館は結果イメージがとても良かったです。木曜日にビザをもらいにまた行ってきます。ビザ申請が順調にいっているので、出発は今週の土曜日と確実になりました。列車のチケットも買いました！来週始めにはマー君のところに到着します。待ち遠しいです。いい加減待たされたものね。マー君も楽しみにしてるみたい。取り繕ったりしない人なので、特になにか準備してると言う風でもないですが。というかまったく何にもしてないように私には見える．．．それでも、私の到着は平日の朝の８時なので、迎えに来てくれるしその日は仕事も休むのかもしれない。迷惑かけるかもしれないわ。でも、ちょっとくらい迷惑かけてもいいんじゃないかなと思います。そういう風に考えられるのも相手がマー君だから。マー君だと私はぜんぜん遠慮しなくてもいいのよ。気楽にいこうっと先週必死で縫ったマー君の作務衣（の上着）も出来上がりました。着物の作り方を基本にしているので、作務衣とはいえ造りは着物。手縫いの部分も多いです。マー君の希望で、袖口があまり広くないようにしました。「袖があまりヒラヒラしてると僕はテーブルの上の物を全部落としてしまいそうだ」、ということで。確かに、マー君は勢いのある性格だから身動きも素早くて、袖をあちこちに引っ掛けて大変なことになりそうな気がする．．．。それと市販の作務衣は普通、重ねの部分はヒモで結んで締めますが、この作務衣は「キモノ」という雰囲気にするために帯で締めてもらうことにしました。少し前の日記に載せた映画の「カムイ伝」で登場人物が着てる着物がそんな感じで素敵なので。なんか、コスプレ化してない？でも、外見だけのコスプレ衣装とは違ってこれは一応本物の着物なんだからちょっと変形なのも見逃してくださいな。一番重要なのは、マー君が普段着として着れる着物であるということです。マー君もすごく楽しみにしてます。私も着てもらうのが楽しみ。そろそろ荷造り始めなくっちゃね　このパンダの映像、何度も笑ってしまいました。だってこのパンダ君、信じられないくらいダラけてる．．．ブログランキングに参加しています↓ にほんブログ村

  2011.06.20

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  ココロに正直にね

  　マー君が送ってくれた招待状が先週の火曜日に届きました。そして水曜日にロシア大使館にはりきって行ったら、「水曜日は領事部は閉館です」と、なんだ～？なんで平日に閉館なんだ～？そういうことで翌日の木曜日に再び大使館へ。すると、恐ろしく長い列が．．．。以前からこの大使館の前を通るときに並んでいる人たちを見てきたけれど、こんなに長いのは初めて！！というくらい人が並んでいました。その日は天気も良くて結構暑い。そんな中じっとガマンして並び、なんと２時間も待たされました。他の人たちもジっとガマンして待っています。誰もがため息つきながら、「これって１２時の閉館までに間に合うんだろうか．．．」、と暗い顔で言います。ロシアに行くのって試練だわ。２時間待ったあとようやくビザ申請しました。書類は完璧にしておいたので問題なし。もう何度も顔を合わせたあのお姉さんに提出。するとお姉さん、「これを持って大使館向かいにある事務所でビザ料を支払ってください」、と請求書の紙を渡してくれます。ええ～？ビザは無料じゃなかったの？「なんでですか～？日本のロシア大使館のサイトでは、日本国籍の人には普通のビザは無料ってありましたけど。」お姉さん、「そんなことはないです。今すぐ支払いに行ってください。」なんだ～？変なの．．．。ガマンだわ、ガマン。ロシアに行くのは試練なんだしね。そんなわけで、マー君訪問の準備はチャクチャク？と進んでいます。出発の予定も決めました！今月の２５日の出発になりそうです。なりそうです、ってまあ怪しげですがほぼ確定です。ビザを木曜日に受け取りに行き、その翌日にはまた別の大使館に行ってトランジット（通過）ビザを申請します。それが受領まで５日ほどかかるようです。先月のはじめに買った列車のチケットが５月２８日の出発だったので、最初の予定よりも約１ヶ月の遅れということになります。先月中は予定がまったく分からなかったのでチケットはキャンセルしました。はっきり分かってから買いなおした方が無難、ということで。列車の旅は長いので、車中どう過ごすかもいろいろ考えています。本を２冊ほど持っていくし、ノートブックパソコンも持っていくから、ゲームもできるし、見たい映画もいくつかダウンロードしておくつもりだし、あとは車窓から景色見たりして、それに飽きたら寝るのがいいわ。それに、ロシア語の復習もしなくては！だってマー君のお母さんとはロシア語で話さないと通じないのだし。はっきり言って、私はロシア語を日常のコミュニケーション手段として使った経験はありません。ロシア語を学んで以来ロシアに一度も行ってもないですし。「ロシア語で話さないと通じない」という境遇に身を置いたことが全くないのです。更には、この国に来てからはロシア語に似てるけどロシア語じゃない言語を使うようになり、頭の中がこんがらがってしまっています。ロシア語とここ語の区別がつきにくくなってるのです。なので一体どうなるのやら．．．一応ロシア語の会話集かなにか準備しとかなくちゃ。その他には、昔から使ってる小型のロシア語辞書を持っていくし、マー君が教えてくれたすごく詳しいロシア辞書のプログラムもパソコンに入れてる し。これだけあれば十分かな。「辞書とかたくさん持ってるから自由に使っていいよ」、とマー君も言ってるし辞書には困らないでしょう。まあ辞書ばかりあっても会話の上達につながるとは限りませんが。体当たりでコミュニケーションするかな。そのほうが上達するかも。そんな感じでこのところは毎日、「あれも持っていかなくちゃ、これも準備しとかなくちゃ」、と私の頭の中で持っていきたい物がたくさん渦巻いていま す。長期の滞在なのだし荷物も重くなりそう．．．ただ、出発の日には、私の留守中にマンションを借してあげることになっている学生のKちゃんが駅まで荷物運びのヘルプしてくれるそうだし、ロシアに着いたらマー君が駅のホームまで迎えに来てくれるし、私が一人で大荷物を運ぶことは実質ほとんどない、と考えてもよさそうです。４月に傷めたヒザのことを考えてもこれは本当にラッキー。ともかく楽しみで楽しみで仕方ない！　マー君が喫煙しないってのは普段からの様子でなんとなく分かっていましたが、一応はっきりとチェックしておいたがいいだろうと思ったので少し前に聞いてみました。「タバコ吸わないよね？」マー君、「うん、吸わない。あ、でも、タバコは吸わないけどイビキなら時々かくよ。」ちょっと．．．、タバコとイビキとでは関連性ないよ．．．と私は思ったけれども、マー君としては「他人に迷惑をかける習慣」という点で共通すると取ったようです。本当に面白いわ、マー君。マー君の素敵なところは、普通だったら欠点と取られるようなことも恥じることもなく平気で教えてくれるところでしょうか。コンプレックスを感じない性格なのでしょうか。あっけらかんとしてます。そんな感じでロマンチックなところもあまりないです。というか、普通だったらロマンチックに言うようなことも平気な顔して言ってくるので、ロマンチックというよりは楽しげになってしまうのです。ロマンチックなことで爆笑したりしてね。笑うことは心のデトックスになります。泣くこともデトックスになりますが。ちなみにマー君は、感動する映画などで思いっきり泣きます。そんなことも平気で教えてくれます。「男が泣くのはみっともない」、などとは思ってないみたいで、泣ける時には泣いて当然と思っている様子。感情を隠したりしないできちんと表現する人なのです。心に正直なんです。私がこの３年ほどで学んで目標としていること、「自分に正直になる」というのをそのまま日常で実行しているマー君は素晴らしいです。良い生き方のお手本だといえます。私はまだまだ上手く自分に正直になれていないのですが、そんな時マー君は察してくれるのか、「なぜそんなにしてるんだ？本当はこうしたいんじゃないのか？そうだろう？それにこのほうが断然いいよ。」と言う感じで促してくれて、私も「あ、そうやってもいいんだ。」と気付かせてもらえてます。ついクセみたいな感じで遠慮してしまうことも、「そんなに遠慮しないで」、と促してくれます。マー君と知りあえて本当によかった。彼は癒しです。何でもサラリとやってくれるのでドキドキしなくていい。ドキドキするのは心臓に良くないし疲れるので私はもういいです。そういうのって現実離れしていると思うようになりました。ドキドキしてるのって平常ではないし、それに安らげません。マー君と知り合ってから心がリラックスできるようになりそう考えるようになりました。　さて、マー君と会えるまでもう２週間ほど！お土産の作務衣もただいま必死で製作中。頑張りま～す。ファイト～！マー君もうすぐ会えるね～。待っててね～。マー君撮影、「白鳥」ブログランキングに参加しています↓ にほんブログ村

  2011.06.13

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  正式に招待してるよ

  今日は一日忙しかったです。昨日ようやく発行された招待状をマー君が今朝スキャンしてメールで送ってくれたので、それをプリントしました。で、ビザ申請は午後３時までだと思っていたのが、大使館のサイトをよーく見てみたらなんと正午まで!なので慌ててロシア大使館に行き、列に並びました。痛めたヒザは最近はすっかり良くなったのもあってちょっと走りました。私の走る人生、これでもって再開です。時間的にギリギリだったので正午までに間に合うかどうかドキドキしながら待ちました。すると、正午の１分前に私の番がきました。ギリギリセーフだわ。対応してくれたのは、先日質問に答えてくれたロシア人のおばちゃん。私より10歳くらい年上みたいなので、「お姉さん」と呼んだほうがいいのかな？ともかく、このお姉さんにビザ申請書、写真、招待状のコピー、パスポートなどを提出しました。どうなるだろうかとワクワクしていると、少し待たされた後、メガネをかけたちょっと偉そうなおじさんが私の書類を手にしてやってきて、「招待状はコピーじゃダメです。原本を持ってきてください。」と言ってきました。んも～、やっぱりね．．．。こうなるかも知れないとほんのちょっとだけ懸念してはいたけれど、やっぱりそうなったわ。このことを聞きたかったから先日わざわざ来たのに～。私の聞いてることきちんと理解してなかったでしょ、お姉さん．．．。そこでちょっと考えて、思いついたので聞いてみました、「じゃあ、招待状の原本を３日後に受け取る予定なので、受け取り次第提出しますからとりあえずコピーだけでビザの発行はじめてくれませんか？」しかし、おじさんは、「ダメです。原本を持って申請にきてください。」も～頭堅いのねえ、おじさん。招待状がコピーでも大丈夫だろうと思ったのには理由があります。私がちょうど２０年前にロシアに旅行したとき、実は招待状のコピーだけでビザを発行してくれたからなんです。それも当時はロシアではなくまだソ連でした。今よりも出入国が厳しかったソ連時代ですらコピーの招待状だけでビザ発行してくれたのだから、今は開放的になったロシアなのだしコピーできっとOKよね。と思ったのです。開放的になったからこそ反対にこういうことはしっかりするようになったのかな？今は国際宅急便なんかも発達したし、それで原本じゃなきゃいけないってことになってるのかもね。といろいろ考えてみました。というわけで、ビザ申請まだできておりません。マー君は今日宅急便で招待状を送ってくれたそうで、月曜か火曜に届く予定です。ビザの申請はそれから。がんばりまーす！ファイト！　あ、そうそう。招待状のスキャンしたのをメールで送ってくれたマー君、「招待状見て分かるだろうけど、招待者はうちの母親にしておいたんだ。というわけで、お袋も正式に君のことを招待してるから。」なのだそうです。これで、私のことをもうお母さんに話してあるんだっていうのを初めて知りました。一体どういう風に言ってあるのか．．．、お母さんの反応はどうなのか．．．。興味あるから明日聞いてみようっと！ドキドキ。ブログランキングに参加しています↓ にほんブログ村

  2011.06.04

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  ゆっくり準備中

  このところお天気の日も多く温かいです。今日なんかは気温２８℃くらいまで上がり暑かったです。初夏らしくなってきました。この国は春と夏と秋が短いのですが、そのため、長くて飽き飽きする冬の後にやってくるこの気持ちの良い季節を誰もがエンジョイします。私もその一人。現在いろんな花も咲いていて華やかだし、新緑がとにかくきれい。「冬は長いけど、四季があるのはいいよね～。」、とつい昨日マー君と話し合ったばかりです。マー君曰く、「冬でも夏みたいな南国にバケーションに行っていつも思うけど、僕はあんな南国には住めないと思う。雪がたくさんの冬らしい冬のあるロシアのほうがいい。」真冬に大雪の中を自転車乗りまくるのが楽しくて仕方ないマー君ですから、それはそうでしょうね。私も雪がいっぱいの冬が好き。そんなところまたマー君と嗜好が合っているのでした。　最初の予定通りだったら、私は今頃はロシアのマー君の家で寝泊りしているところでした。が、まだこの国にいます。何せ、ビザ申請の招待状がまだできておりません。あれから、２、３日おきにマー君は移民局に、「申請した招待状はまだですか？」、と電話で問い合わせてきたのですが、移民局の人はそのたびに、「まだです」、と。「申請してから３０日以内に発行される」、というのが条件なのですが、その最長３０日のギリギリまで待たせる様子．．．。というわけで、明後日の木曜日に招待状ができあがるとのこと。まったく．．．、最長まで待たせるんだって分かってるんだったら最初からそう言ってくれればいいのにね．．．。まあ、マー君も最初から、「こういう役所では３０日とかの期限がある場合、ギリギリ最長までやってくれないのが普通だから期待しないで待っといて」、と言っていたので私もさっさと諦めて大人しく待っておりました。その間、心の準備も含めていろいろ旅行の準備ができるし、私の不在中にアパートを貸して欲しいって例の学生の女の子Kちゃんが最近言ってきたのでそれも考慮しているし、マー君訪問が延びたのは悪くなかったかなと思います。それにおかげで今年の私の誕生日はマー君と一緒に過ごすことになりそうなので、それもワクワク。木曜日に招待状が発行されて、その日のうちにマー君がスキャンして送ってくれて、次の日にはロシア大使館に出向くことになります。それから２、３週間後に出発することになりそう。まだまだ先です。ゆっくり準備します。マー君とは、「今すぐ会わなくちゃいけない！！」、っていう切迫感や焦燥感のようなものを全く感じないので良いです。毎日心ゆくまでおしゃべりできてるし、よく一緒に笑ってるし。心地良いしそんなところが嬉しい。なので、会えるのがただただ楽しみです。　またマー君が見つけてきて、爆笑して盛り上がった韓国映画、「Petty Romance(くだらないロマンス)」。映画の中の二人、楽しそうだし、それでいてお互いすごく好きだし、何だか私とマー君みたい。なーんてねブログランキングに参加しています↓ にほんブログ村

  2011.06.01

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  ダーリンの腹巻き

  前回紹介した映画、「ダーリンは外国人」。「コメディー見なくちゃ」、と最近マー君はがんばってコメディーものを検索して見るのですが、、その中で面白かったものや疑問に思ったものを私に見せてくれます。そしていつものように話し合いします。「ダーリンは外国人」では、登場人物の外国人が日本語の言葉遊びのようなことをするし、マー君、字幕で見るのであまり理解できない内容も多かったみたいです。そこで「どう面白いのかを説明して」と要求してきたので私も見ることにしました。もともとは漫画だったのを映画化したものらしく、全体的に軽い感じあります。話の進み具合もテンポが速い。小説から映画を作ったのとは違う、いかにも漫画らしい雰囲気。ところで、この映画見てて私とマー君と共通してるところを発見しました。それは、アメリカ人のトニーが漢字を見て日本に魅了されたところと、さおりがトニーの似顔絵を書いたことがきっかけで二人が仲良くなったところ。「あら、私らとなんか似てるじゃん」、と思いました。まずマー君は、漢字大好き青年。漢字を見るとすぐに漢字辞典で意味を調べます。それに私にもよく聞いてきます。マー君が漢字が好きな理由は、視覚的に「美しい」から。映画の中のトニーが「華」という文字に惚れて「Ｂｅａｕｔｉｆｕｌ！！」と叫んでるのとなんか似てますよ。で、もうひとつの似顔絵。私はマー君との交流が始まった当初に彼の似顔絵描きました。マー君はパソコンのお絵かきのプログラムで絵を描くのは得意なのですが、筆と絵の具を使っては描けないそうなので私に、「何か描いてみて！」、と言ってきたから。そこで、描くとなれば似顔絵が一番かなと思ったので描いたのですが、それがきっかけでマー君と親しくなりました。出来上がった似顔絵を見せるとすごく興奮してました。「似顔絵描いてもらったの初めてだ！」、って何度も言ってました。この映画見て親近感持ちました。ですからマー君は私のダーリンということにしましょう。そんなダーリンのマー君、最近はコメディー映画意外にも、ヤクザ関係や忍者関係の映画なども見るのも好きみたいです。一生懸命検索して、面白そうなものをダウンロードして見てます。そして登場人物の言動で理解できない部分を私に聞いてきます。言動だけでなく、服装や建物の造りなど何もかもがマー君の知らないものばかり。「なぜあんな格好してるのか」、とか、「家の造りはどうなってるのか」、「何を食べてるのか」、などなどとにかくいろいろ聞いてくるのでいつも説明してあげます。マー君にとって日本は未知の世界なのです。一度彼を日本に連れて行ってあげるべきでしょうね。そして最近ダーリン・マー君のブームは、腹巻き。「あの腹に巻いてあるセーターのようなの、あれ何だ？」ヤクザものの映画ででも見たのでしょうか．．．。なので寅さんのサイトを見せて説明してあげると、マー君、「そうそうこんなの！これすごくかっこいい！！こんなのが欲しい！」．．．というわけで、マー君に腹巻きをプレゼントする約束をしてしまいました。なんか私、「惚れた弱み」っぽいところあるかも．．．でも惚れた弱みで腹巻きプレゼントするのって、外国人のダーリンならではですね。ブログランキングに参加しています↓ にほんブログ村

  2011.05.10

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  いつでもゴーゴーに

  一週間ほどの寒い日が過ぎて、昨日から少しずつ暖かうなっています。今日は快晴、２０℃を越えるそうです。窓の外は新緑がキラキラしてて、鳥がたくさんさえずっています。とってもよい感じこんな日は外出しないともったいないですね。先日痛めたヒザはどんどん良くなっています。少し前までバランス悪く、つまりびっこを引きながら歩いていたのですが、ようやく普通に歩けるようになりました。普通に歩けるようになると、無意識に走り出しそうになったりします。つい走りそうになってその瞬間ヒザのことを思い出して、「まだダメ！」と自分を制します。まだ油断は禁物ですから。でもこの調子だと完治したらきっとまた走り出すはず．．．。走るのが楽しくて仕方ない私ですし。でも今度からはジョギングでもして、普段から走りたい欲求を満たしておこうと思います。そうすれば今回みたいなケガも防げるかな？今日はロシアは祝日だそうで、マー君はこの週末は３連休です。それもあって、昨日はマー君はまた友達とカヤックの試し乗りにいきました。春から秋にかけての週末のマー君の活動と言えば、自転車乗りまくるかカヤック乗りまくるかのどちらかみたい。ゴーゴーな性格ですし、とにかく毎日体動かしてないと気が済まないみたいです。で、昨日のカヤック乗りは、午前中から数時間カヤック漕いで、午後にはカヤックかついで歩いて帰ってきたとか。それも帰り道の川辺の道は、雪解けであふれた川の水で洪水してて太ももあたりの深さの水が溜まっていたそうで、その中を歩いてきたそう。太ももは太ももでも、身長２メートルのマー君の太ももだとかなりの深さがあるのでしょう。そんなんで夕方戻ってきたときはかなり疲れてて、おしゃべりタイムではなんかだるそうにしてました。「頭はスッキリしてるんだけど、体はぐったりだ。」と、活動的な週末のマー君はこんな感じ。でも、平日のマー君とのおしゃべりの時はこの反対で、一日仕事した後なので、「体は疲れてないんだけど頭がぐったりしてる。」という感じです。特に最近は重要な仕事を任されているそうですごく忙しいみたい。平日は仕事で忙しくて、週末はアウトドアで忙しくて、毎日本当に忙しそうな人。そんなアウトゴーイング(社交的・活動的・明るい)な性格が素敵だなと思います。早く会いたいな。　これもマー君が見つけてきた映画、「ダーリンは外国人」。マー君曰く、「このアメリカ人はなんか勢いが足りない。ソフト過ぎる。男はもっと男らしく勢いがないといけない。」．．．まあ．．．、この男性はそういうデリケートな性質で、ゴーゴーなマー君とは種類が全く違う、っていうだけの話ですね。でも私としてはマー君のゴーゴーなところが好きです。そんなところにいろんな面で救われているから。ブログランキングに参加しています↓ にほんブログ村

  2011.05.09

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  もう買ったって！？

  数日前気温が下がって以来、１０℃前後をウロウロしていてなかなか温かくなりません。晴れてても寒い。娘たちと公園で遊ばせる時、私はいつもベンチで読書するのが習慣なのですが、本を持っている手がかじかんで読書も寒くて集中できない。こういう日の読書は、家の中でコーヒー飲みながらするべきですね。寒いベンチでは無理。それでも実は、外は新緑もきれいだし視界も明るいので、寒くても春のウキウキ感は抜けません。娘たちも公園の端っこの藪の中で太ったカタツムリをたくさん捕まえて、雑草の大きな葉の上に並べて、「これデンデンムシのお家」、とか言いながら遊べるのはやはりこの季節ならでは。はやく暖かくならないかな。今年の夏はどんな感じになるのでしょうか、楽しみです。　ところで、マー君訪問の準備も進んでいます。先日マー君が移民局で私のビザ発行に必要な個人招待状発行の申請をしてくれました。旅も本格化しています。気も引き締まります。この個人招待状なのですが、招待する側が基本的に「ホスト」になるという条件です。なので、申請にはマー君が私の滞在の費用を負担すると証明しなくてはいけないそうです。ビザの期間は「最高の３ヶ月にしといたよ」、と言ってました。私のほうもビザ申請について疑問なことがあったので昨日はロシア大使館に出向きました。知りたいことを紙に書き留めておいて、領事部のビザ関連窓口で全部聞いてきました。窓口の５０代ほどのロシア人のおばちゃん、私みたいに質問だけに来る人って普通いないのか、「あなた何しにきたのよ！」、って感じで対応してくれました。それでも質問できてよかったです。解明してホッとしたのが、これ↓個人招待ビザの場合、往復チケットやホテルの予約などの証明は必要ない。です。ということは、行きの片道チケットだけを購入して、戻りの分は現地で購入すればいいということです。ビザは３ヶ月なので、１ヶ月でもいいし、延ばしたければ２ヵ月でもいいし、好きなときに帰ることができるというわけです。これが一番知りたかったのでわざわざ大使館まで行ったのです。　チケット購入についても心配がなくなりました。例のドイツの旅行会社が反応してくれないので、マー君がちょっと苛立ってて、「列車はそちらの街を通過するんだから、そこの駅でチケットが買えるはずだ！もう一度聞いてみるんだ！」、と命令してきました。私は少し前にここの中央駅の国際列車チケットオフィスに行ったのでした。「こういう列車が通過するので、チケットを買いたい」、と。でもチケットオフィスの髪を黒く染めた２０代の従業員のお姉さん、パソコンで調べてすぐに、「そのような列車のチケット発行はできません」、と言ってきたのです。なので、私もマー君も、ロシア国鉄経営の列車のチケットは定められた旅行会社でしか買えないと信じ込んでしまったのです（サイトにもそう書いてあったし）。でもその旅行会社が反応しないので、「もう一度聞いてみるんだ！」、ってことで、再びここチケットオフィスへ行くことになりました。ダメもとで。ところが、今回当たったのは３０代のかなりしっかりした感じの女の人。前回の黒髪の人とは対応が違います。この人は、私の言う列車がパソコンに出てこないと分かったら、すぐに棚のファイルを持ちだしてきて中にたくさん書かれている列車のコードを調べ始めました。で、見つけ出したコードをパソコンに打ち込んで．．．、なんと、チケットをテキパキを発行してくれました。「チケット購入されますか？」、と聞いてくるので、私は嬉しくてもちろん、「はい！」これが水曜日の話。チケットが手に入ったのが嬉しくて、マー君をびっくりさせようとおしゃべりタイムまで黙っておきました。で、定刻のおしゃべりタイムが始まり、「さあチケットのことを言おうか」、とその瞬間、マー君、「あ、そうそう、招待状を発行してくれる移民局の人が言ってたんだけど、発行するまで１ヶ月くらいかかるかもしれないって。それを聞いて興奮したもんだから君に報告するのすっかり忘れてた。だから今月内の出発は無理だね。来月になりそうだ。」ガーン．．．！！！ちょっと！！マー君！！そんな重要なことは、興奮したら忘れるものじゃないのよ！！すぐに報告するものよ！私、「え～！！！！チケット今日買ったのよ～！！！」マー君、「えっ！！？？？チケットって！！？？もう列車のチケット買ったって！！？？」と、大声で叫んでくれました。もともと声量のあるマー君が叫ぶと、パソコンのスピーカーがビリビリ響きます。スカイプにも「会話の音量が高過ぎです」と表示されます。その後のマー君はパニックしてました。言ってることもシドロモドロで何言ってるのか理解できない。移民局の人の言ったことをすぐに報告しなかったことと、「すぐに駅のチケット売り場に行くんだ！」、と命令したことで私が早めのチケットを購入してしまったので、マー君はパニックなのです。私のほうも、マー君をビックリさせようと楽しみにしてたのが反対にビックリさせられてショックでした。数分間何も言えなかったです。マー君、シドロモドロで何かぶつぶつ独り言を言ってます。「それは大変なことになった．．．ブツブツ」、と。一応独り言なんだけど、声量あるから全部聞こえるでもマー君のパニック状態を見たので私のショックもその時点で終了。「すごく責任感じてるんだな」、と思ったので。こんなパニックしてるの初めて見たし、マー君かわいい．．．「いいよ。チケットは変更すればいいんだし、出発もちょっと遅れるだけだし。気にしない。」翌日にまた駅に行って聞いてみたら、変更の手数料とかそれほどかからないって分かったし。パニックしてたマー君も安心したようです。私のマー君訪問は、今月末ではなくなり、来月の半ばくらいになりそうです。会えるのもほんのちょっとだけど延期。ここの駅でチケットが買えるってのが分かっただけで大きな心配事が一つ減ったんだし、マー君と私の、「もうすぐ会えるね～」、と言うワクワク感は相変わらず高まる一方です。　このところ、マー君と一緒に見ている映画は「二十四の瞳」とか、「無法松の一生」とかの悲しい名作ばかりだったので、「この辺でコメディーでも見て笑わないといけない」、とマー君が見つけてきた映画、「カミカゼ・ガールズ（下妻物語）」。むちゃくちゃだけど、かなり笑いました。８０年代の要素がたくさん入ってて面白いです。ブログランキングに参加しています↓ にほんブログ村

  2011.05.07

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  おまかせします

  昨日に続いてお天気悪く、先刻は雪まで降っていました。気温は１℃。冬に逆戻りでしょうか。寒いと痛めたヒザが冷えてしまって治り悪くなりそう早くまた暖かくなって欲しいです。マー君訪問に利用しようと思っている列車ですが、例のドイツの旅行会社がまったく何も言ってきません。私が英語でメールしたのに加えて、マー君からもロシア語でメール書くように頼んだのですが、どちらにも返信ナシ。私が最初にメールした時には返信してくれて、「お支払いいただいた後チケットをお送りします」、って言ってたのに、その後はまったく反応してくれません。よく分かりません。今日のマー君とのおしゃべりタイムはこのことで潰れてしまいました。「あの旅行会社が反応してくれなかったらどうやってチケット買う？」、と。いろいろ考えてみたし検索するけれど分からない。私がチケット買えるのはこの反応してくれないドイツの旅行会社だけみたいなのです。で、次の手段として考えたのが、この列車がここの街を通過するときに駅に行って、列車の車掌さんに直接聞くです。もしかしたら、その場でチケットを発行してくれるとかあり得るかもしれないし。国際列車でそんなこと出来るのか疑問ですが、ロシアの列車だからあり得るかも。と期待しています。この列車が通過するのは、土曜日の夜中近く。なので今週の土曜日は夜に駅まで出かけていくつもりです。　ロシア行きを決心するに当たってマー君にこう明確に言っておきました　↓「私はあなたに会うためにロシアに行くのよ」、って。「あなたの招待がなかったら私わざわざロシアまで行かない」、って。「観光したい」とか、旅行目的を無理に並べ立てるつもりはないです。純粋に「マー君に会うためだけに」行くのです。マー君が私に見せたい観光名所とかあれば連れて行ってくれればいいです。それはそれで私は喜んで見せてもらいます。でも、マー君無しで一人で観光するつもりは全くありません。それにマー君と一緒であれば、観光しようがしまいが楽しいと思います。そういうことを私は明確にしているので、マー君もそれを承知で招待してくれています。「好きなだけ滞在していいよ」と何度も言うので、私は彼の言葉に完全に甘えさせてもらうつもり。滞在中は何もかもマー君おまかせにします。そもそも私とマー君の関係はこれまでもそんな感じ。ゴーゴーな性格のマー君が何もかも引っ張ってくれるので私はいつもおまかせなのです。それが私は心地良いです。平和な気持ちになれるんです。なので、そのままで会いに行くつもりです。　このパンダの赤ちゃんのビデオがすごく気に入りました。可愛いい。お母さんパンダも面白い！ブログランキングに参加しています↓ にほんブログ村

  2011.05.04

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  もうすぐ会える

  この２～３週間以上はよく晴れたし、気温が２０℃以上に上がることもあり木々も一気に芽吹いて春らしくなり、「春だなあ～」、とすごく嬉しかったのですが、昨日から寒い風がビュウビュウ吹き始めて、今日なんかは１ケタ気温です。現在は６℃。寒い！外を歩く人々はみな冬コートなど着ています。こんな急に寒くなると果物の花が散ってしまって収穫に影響出るかもしれません。先週はあまり歩き回らないように注意したので、ようやく傷めたヒザが治りはじめました。よかったです。でも、ヒザを曲げ伸ばしする時に「ポキポキ」っとなんか余計な音がするのですが、これって転んだ時のインパクトでヒザが変になったとか？心配なのでまだ当分は無理しないように気をつけます。ともかく、この足が不自由な期間中にちょっと嬉しいことがありました。娘たちを散歩に連れ出したとき、二人は私が不自由そうに歩いているのを見てヘルプをしようと度々私の脇で支えてくれるのです。特に上の娘はよく気がついてくれました。一緒にゆっくり歩いてくれます。娘の肩を借りて私は足の負担が軽くなり、嬉しかったし良い気分でした。そんなこともあったので治るのが早いのかな？　ところで、マー君訪問についてもどんどん計画進んでいます。スムーズにいけば、なんと今月末にマー君と会うことになりそうです。スムーズというのは、ビザが問題なく取れたり、チケットがちゃんと取れたりとかの意味ですね。交通手段は、やはりマー君の教えてくれた、この街からマー君の街まで乗り継ぎも何もナシで行けるという素晴らしい列車にしました。だって、大きな荷物で右も左も分からないロシアでの乗り継ぎはキツい！ヒザを傷めたばかりの私には特に辛い。時間はかかるけど、マー君の街まで寝たまま行けるなんて、はっきり言ってこんな夢のような話はないです。ところがこの列車、ロシア鉄道とドイツ鉄道の共同運営なのですが、調べてみるとなぜかこの国の鉄道は運営していません。堂々とこの国を横切るのに、この国はまったく関わっていないという不思議な列車なのです。なのでチケットもこの国では買えない。ドイツかロシアでしか買えないと言われました。不思議だわ．．．なので、ドイツのとあるチケットオフィスと連絡とって、「チケットを購入したい」と言っているのですが、その旅行会社はロシア人がやってるみたいで反応が非常に遅い。というか、メールしてもゼンゼン返信してくれない！そんな感じで、旅行の準備がスムーズにいけば今月末にマー君に会えるはずなのですが、スムーズにいかない可能性もありです。というか、その可能性大です。もしスムーズにいけば、とりあえず１ヶ月の滞在ということになります。６月いっぱいの滞在です。で、ビザも最初は１ヶ月分取るつもりでしたが、マー君いわく、「もし何かあったり、そうでなくても滞在を延ばしたくなった時のために余裕あるほうがいいから２ヶ月にしよう。」ということで、ビザを２か月分取ることになりました。マー君は、私の訪問が確実になったからかこの週末カヤックの試し乗りに行きました。街のそばを流れる川は、つい少し前に氷が溶けたばかりでウォータースポーツをやってる人もまだいない時期ないのですが、私に乗せたいから早めにその為のチェックをしたかったようです。マー君は思いついたらすぐ行動タイプなのです。「カヤックに乗るんだから水着を忘れないでね」、と言われました。カヤック仲間とバーベキューするために焚き火をおこすマー君　↓小さく見えるけれど身長２メートルあります今はグレーな川原も、初夏には緑でいっぱいになっているそうです。カヤックだなんて楽しみです。それより、マー君に会えることが一番楽しみです。マー君撮影、カヤックからの風景、ブログランキングに参加しています↓ にほんブログ村

  2011.05.01

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  ２、３年に一度のお洋服

  ずっと忙しくしていて長く間を空けてしまいました。忙しさのレベルは普段と変わらないのですが、先日転んだ時にぶつけた左足の膝の痛みがなかなか引かなかったので動き回るのに不自由でそれだけで体力消耗してしまいました。左足にかかる重さを右足でカバーするので右足がやたらと疲れて、バランスが悪いのでカラダ全体が疲れて、毎日夕方以降はグッタリ。夜も１０時を過ぎる頃には眠くて仕方なくって、横になると１分もしないうちに爆睡。とにかく疲れてました。先週は特に膝の調子が悪かったので、もしかして骨折かヒビでも入ったかもしれない？、と不安だったのでお医者さんに見てもらいました。でも大丈夫みたいで、ヒビもはいってなさそうだと言われました。調子が悪かったのは、膝を傷めてからも忙しく動き回っていたからみたい。治る暇も与えずに酷使してしまってたのです。かわいそうな膝。つい走り回ってしまう性格がこういう時にかえって悪い影響となるのです。ということで労わることにしました。今週はほとんどどこにも行かずに家で足を休めます。早く治るといいな．．．。だって、マー君を訪ねていくのに足が悪いんじゃいけないからね。と言うわけで、マー君訪問を決めました。今回はホントに本当、最終決断です。先週の足の調子が悪かったときに、「もしヒビでも入ってたら杖とか使って生活することになるし、長いことマー君のところに行けなくなる．．．」、それどころか、今後一生走り回ることすら出来なくなるのかもしれない？足が一生悪いまま？と必要以上に心配したのも手伝って、マー君訪問の決心に至りました。って、どういう決心の仕方だ？ともかく、今回はもう１００％の決心ということにします。出発は５月の終わりか６月の始め。５月終わりにある娘の誕生日が過ぎた辺りからだったらいつでもOK。「２週間か３週間をかんがえてるんだけど、これって長すぎるかな？」、と聞くと、マー君、「２、３週間なんて短いくらいだよ。」と言うので、「じゃあお言葉に甘えて、１ヶ月にするわ。」、と提案しました。マー君はこれに異議はまったくないようで、「OK」、と。ビザ申請のための招待状を発行してくれる移民局にさっそく問い合わせてくれるそうです。一体どういうことになるのやら、楽しみです。もう以前からマー君の訪問は考えていたので、「何かお土産にいいものはないかな～？」、といろいろ考えていましたが、正直、何も思いつかなかったのが事実。だってマー君ってシンプルだし、一番の楽しみと言えば自然の中で動き回ることみたいだし。それに第一、マー君は物欲がないんです。「あれが欲しい」とか「これが欲しい」とか言うこともなく、必要なものはもう既に持っていて、その「既に持っている」物ですらシンプルなんです。なので、お土産によさそうなモノ何も思いつかない。唯一、彼のために作ってあげる予定の作務衣の上着だけは良いお土産だけど、これもシンプルだし、手づくりなので価格的に超安い。長期間お世話になるには安すぎる．．．。そんな時、ある日のおしゃべりでマー君が着ているTシャツの話題になりました。春になったので以前着ていたセーターは見なくなり、最近は薄地のシャツなどでおしゃべりするのですが、その日着ていたアメリカのどこかのフットボールのチームの選手の背番号のついたシャツのことで盛り上がりました。マー君が先日見せてくれた大学時代の写真でもこのシャツを着ていたのです。マー君、「大学時代から来てたから、もう１０年は着てるよ。でも１０年経ってるからってボロボロというわけじゃないんだよ。何せ僕のサイズに合う服って滅多にないから、着れるものは大事に長く着るしかないんだ。貧乏で服が買えないとかじゃあないんだからね。」と、ちょっと言い訳っぽく訴えます。あ、そうか！マー君に良いお土産はそれだ！彼に合うサイズの服だ！作務衣を作るためにマー君の上着のサイズを知ってビックリしたように、マー君はすごい長身だから、その辺の既製品の服で合うものはほとんどないんです。お相撲さんみたいに太っていれば３Ｌとか４Ｌとかので合うのかもしれないけれど、マー君の場合は、身長は３Ｌや４Ｌだけど、横幅はＳ～Ｍなのです。細いんです。既製品ではそういうバランスの服は存在しないので、マー君は洋服探しにいつもすごく苦労するのだそう。とにかく着れないものばかり。既製品では着れるものが全く無いので、ほとんどがテーラードで体に合わせて作ってもらうのだそう。それ以外は、ほんのたま～に２、３年に１度くらいの割合で、ピッタリではないこれどまあ抵抗なく着れる既成の服があるかな、という感じだそう。「着れる既製服」というのはとっても貴重なのです。そういう話しながら私はあるショップを頭に浮かべていました。中心街のショッピングセンターにある私のこの国で一番お気に入りのショップです。ジャケットから水着や帽子やその他小物までいろいろこのショップで調達しています。このショップなのですが、メンズは他のショップにないような超大きいサイズを扱っているのです。でも超大きいからといってお相撲さんタイプではありません。若者向けのショップなので幅はちょっと細めに作ってあります。以前メンズを見て回ったとき、「こんな大きいの着る人いるのかい？」、とビックリしました。このショップがマー君にすっごく良さそうなのです。気になって仕方ないので出かけてみました。もちろんマー君のサイズを書いた紙とメジャーテープを手に。そしてメンズコーナーに長居してメジャーテープで測りまくり！！結果分かったのは、こんなに大きいサイズのショップでもマー君が着れるものはとっても少ない、です。３Ｌのカッコいいジャケットでも、袖の長さが足りない！！マー君って一体どうしてあんな長身なのでしょう。という質問をマー君にしました。「どうしてそんなに背高いの？」、と。すると答えは単純で、「両親がどっちも長身だったから」、でした。マー君のお父さんは１９２ｃｍくらいだって言ってたかな？で、お母さんが１８７ｃｍか、１７８ｃｍかのどっちか忘れたと言ってた。なのでマー君は両親よりも高い２メートル近く。ヨーロッパは一般的に家屋の天井が高いからどうにか大丈夫だけど、日本だったら天井に頭付きそう．．．。で、そのショップでシャツやジャケットを測りまくって、ほんの数点だけど着れそうなのを発見。それだけで胸が躍ります。だって、マー君が２、３年に一度くらいの割合でしか見つけれない「着れる服」が一度に数点もあるのです。こんないいお土産はないわ！と言うわけで、マー君の好みに合いそうなスタイルの夏用の薄手のジャケットとシャツを２枚購入しました。これから夏物や秋物ももっと出ると思うので、出発の直前にもショップを再チェックしようと思います。マー君に着てもらうのが楽しみです。ブログランキングに参加しています↓ にほんブログ村

  2011.04.27

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  きっともっと面白い

  先日転んだときに打った左の膝がまだ痛いので、走れません。走るのが好きな私には辛いです。それだけでなく、普通に歩いていても痛みがあるので出来るだけ動き回らずじっとしていることにしました。となると、普段せっせと走っていた分の運動量が減ってしまい運動不足になりそうです。実は私は今年に入ってから体重がドンドン増えてきていています。この数年間まったく増えなかったのに信じられないですね。３キロ増えました。細身のパンツはなんかパチパチしててキツイ！でもまあ、体重増え続けてるってことは精神的に安定に向かっているのだと思います。だって過去の３年間あまりは精神不安定がずっと続いていて体重減る一方だったのですし。ある程度脂肪ついてないと体力ももたないし。きっといいんだわ。ただ膝が悪くなってて運動できないで体重増えるのはいけないかな。食べ過ぎないよう気をつけなくては．．．。でも実際は、過去の数年間体重増えないのでとにかく必死で食べて増やそうとしていた習慣がそのまま今も続いていて、ついたっぷり食べてしまうので、余計に増やしている気がしてならない．．．。コントロールしなくてはいけません。体重増えるようになった原因はやっぱりマー君に違いないです。彼と出会ってからは精神不安定になることもなくなったのですし。マー君とはいつもホンワカした雰囲気ですから。私たちストレスフリーな関係かもしれないです。自分を良く見せようとかカッコつけたりとかしなくてもいい。かなり自然体です。ドキドキし過ぎるとか、好きで苦しくてたまらないとか、そういうストレスな関係ではないんです。私はストレスな関係はもう卒業しました。もう二度とそんな関係はしたくありません。そういうのは自然体じゃないですから、疲れるばっかりで不自然。長続きしないし、普通じゃないです。そんなのもう要りません。これからは疲れない、単純に「幸せだな～」って思えるものを探していこうと思います。「辛いなあ～」っていうのは最初からボツにしたいと思います。これも経験から学んだ知識とでも言えるでしょうか。こういったことを学ぶために経験を積んだのであれば、過去の体験はどれも貴重です。学んだことをムダにしないように、新しい方針で行きたいと思ってます。で、新しい方針にピッタリ当てはまっているのがマー君です。時にケンカみたいなことをしたりしますが、全般に楽しいのでそんなことも気になりません。疲れない関係というものを初めて体験できて嬉しいです。マー君のほぼすべてが疲れない要素なのですが、そのうちの一つ、かなり重要なのが彼の声量。以前も書きましたが、マー君は体格が大きいので声量があります。低くてドッシリとした響き渡る声で話すのですが、これは私にとってとっても重要。だって、片方の耳の聴力が少し低い私には、声が静かで穏やかな話し方の人との会話はすごく辛いのです。聞き取れなくて、「今何て言った？」、って何度も聞かなくちゃいけないしイヤになってくる。シラけてしまって会話もうまく続かないでしょう。会話がうまく続かない　＝　関係もうまく続かない。ところがマー君のしっかりと響き渡る声だと、聞き返す必要がなくって会話がドンドン進む。だからすごく嬉しい。毎日おしゃべりする度にこの嬉しさを?みしめてます。今日のおしゃべりでは二人で大爆笑しました。だって、マー君が一生懸命しゃべっている真っ最中に突然彼はオフラインになってしまうんです。「なんで突然消えちゃうんだ？」、と思いながら彼がまたオンラインになるのを待ちます。そして３分くらい待った後に再びオンラインになりました。マー君曰く、「いや～、びっくりした！しゃべってる最中に足元にあるコンセントを思いっきり蹴ってしまってね、パソコンとデスクランプの両方の電源が切れてしまった。突然部屋が真っ暗闇になって、緊急事態かと一瞬驚いたよ。」私もドジなところあるけど、マー君も同じ。二人で度々ドジってます。そんな面白いことは一緒に笑って、シビアな話はマー君が、「こういう話題はここらで切り上げてもっと面白い話をしよう。」、と切り替えてくれるのでダークになり過ぎずに済んでます。早くマー君と実際に会っておしゃべりしたいなあ．．．。そのほうが絶対にもっと面白いはず。いったんキャンセルしたマー君訪問ですが、最近また真剣に考えてます。ブログランキングに参加しています↓ にほんブログ村

  2011.04.19

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  微笑んでいたいね

  今日は、ずっこけました。それも思いっきり。いつものようにバス停までジョギングしていたのですが、けっこう張り切って走っていました。そこに、古くてコンクリのタイルがガタガタの歩道の、タイルの飛び出している部分に気付かないで躓いてしまい、スピード出して走っていたので一瞬、宙を泳ぎ、次の瞬間に歩道にズズズー、っと滑るように転びました。その痛かったこと．．．これが土の地面ならそうでもなかったのでしょうが、コンクリの歩道だとそれは痛い！私はほぼ毎日走っておりますが、過去に転んだのはもう記憶にないというくらい長年転んでいませんでした。なので、「転ぶ」ということをすっかり忘れていました。あ、ただ今年の初めにスケートで一回尻もちつきましたが、あれは別として。躓いてから宙を泳いだ瞬間に私は考えました。「あ、これって転ぶわ！」で、その通りになりました。転んだ瞬間についた両手にスリ傷ができて赤くなってます。そして、同様に転んだ瞬間にズズーと擦った両膝にもスリ傷が。出血したし、打った衝撃でちょっと痛めました。最近買ったばかりのお気に入りの新しいジーンズも見事に穴が開いてしまいました。痛くてたまらないけどとっても良い経験となりました。だって、長年転んでなかったので、転ぶ感覚を思い出したからです。転んでみないと分からない。何事も経験です。マー君とのおしゃべりの時間に早速報告。すると、「走らないでいいようにもっと早く家を出なさい！」、とお叱りを受けました。でも実を言えば、私はバス停まで走るのが習慣になっているのです。バスに間に合う時でもつい走ってしまうのです。「だって走るのが好きだから、つい走ってしまうのよ。」、と言うと、マー君、「そんなに好きなら正式にジョギングでもしなさい！バス停にはもう走るんじゃない！」と言う感じで話が盛り上がりました。マー君とのおしゃべりではいつも盛り上がってます。話題が合うし、しょっちゅう冗談を飛ばすし、ずっと笑いっぱなしでとにかく楽しいです。毎回の会話が明るい雰囲気なので時間もあっという間に過ぎて、「また明日も話そうね」、と約束して、もう次のおしゃべりが楽しみになります。マー君の顔は穏やかな雰囲気だし目つきもニコニコしてるので、見てるだけで私もニコニコになってしまう。なんか幸せな雰囲気。こんな風に爽やかにニコニコになれるのは過去に私あまり経験ないので、幸せという言葉がピッタリきます。ずっとこんな感じで一緒に微笑んでいたいなって思います。　Celine Dionが日本語で歌った、映画「まぼろしの邪馬台国」のテーマソング「A world to believe in」。私はCelineは特に好きというわけではないのですが、この曲に限ってはなぜかすごく気に入ってしまいました。なかなか上手に歌えてると思います。ブログランキングに参加しています↓ にほんブログ村

  2011.04.15

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  圧倒されます

  先週はとても忙しかったです。毎日いろいろする事があり、頭の中はとても忙しい。体よりも頭のほうが忙しいという感じ。忙しかったのは、離婚後のいろんな手続きや書類の変更などを最近立て続けにやっているから。そのための準備にも手間や時間がかかるのです。時間だけでなく緊張＆ストレスも。離婚は人生がガラリと変わるので気苦労が多いです。気が滅入ることもあるし、不安になることもあるし。でもそれは最初から分かっていたこと。そういう心の準備のために３年費やしてきたのですし。でも私は幸せでない人生はイヤです。幸せでないけどラクな人生に甘んじながら一生後悔して生きるのはイヤです。ラクではないけど幸せを探すために進みたいです。で、こういう忙しいときに限って必要事項以外のことに目がいってしまいます。一日中緊張してて息抜きを必要としているからでしょうか。例えば、書類を書かなくちゃいけないのに、ふと豚汁が食べたくなったので作り始めて、作るのに熱中して書類がなかなか終わらない、とか。家でずっと座ってるのに疲れてたびたび買い物に出かけたりとか。でもこれってきっと普通でしょう。作って食べてホッとするのは精神上悪いことではないし、外に出て気晴らししたほうが集中力も上がるだろうし。本能のまま動き回ることにしています。　ところで先週の金曜日には、例のフジフィルムの「フォトトラベラー」のコンテストの受賞者発表パーティーがあったので行ってきました。私自身のフォトトラベラーへの道はもうとっくに放棄してましたが、受賞者を見てみるのは興味深いですし。で、パーテイーそのものは大したことはなくて一人で行ったのもありつまらなかったです。というか、この手のパーテイーに参加したことがなかったので考えていたのとはゼンゼン違っていた、というだけなのですが。イメージしていたのは日本的なパーティー。パーテイー会場みたいなところで、参加者が皆がテーブルにつく感じでしょうか。でもこの国ではその手のパーティーはほとんどないのかもしれません。パーテイーの会場となったのは、旧市街の近くにあるちょっと高級な感じのナイトクラブでした。造りが結構おもしろくて、１８世紀の建築様式の立派な建物の中にあります。入り口もクラシックだし、入り口の階段を上っていくときなんかちょっとした劇場にでも入る気分。こんなところにナイトクラブが入っているなんて思いもよらないという感じ。中の造りもクラシックなインテリアに近代的なのが組み合わせてありました。ともかく、私はこの国でナイトクラブなんかに来るのは初めてなのでした。で、パーテイーそのものはかなりシンプル。あちこちのテーブルやソファに皆が好き勝手に座って、テーブルに置いてある軽食を食べて好き勝手におしゃべりするだけというものでした。パーテイーのプログラムというものがほぼ無い状態で、待たされた後に受賞者の発表があるだけ。本当にカジュアルで、かしこまったところは全くナシ。発表の時間が来ました。司会者の若い男女がステージに上がってご挨拶。そして、「受賞者が決まりました。発表いたします！」、と言う感じです。このコンテストの参加者は全部で３４００人だったそうです。結構いたのですね、びっくりです。途中でギブアップしましたが、私はその３４００人のうちの一人というわけです。ステージの上では、まず審査員の人たちの紹介がありました。ほとんどがプロの写真家です。次に入賞者の１０人の名前が呼ばれて、その人たちが次々とステージに上がり並びました。その１０人の中から選ばれた一人が最優秀賞、つまりフォトトラベラーなのです。めでたくフォトトラベラーに選ばれたのは３０代の女性でした。３ヶ月好きなように旅行できて、立派なカメラも貰えて、現金ももらえて、更には、フォトトラベラーとして旅行する期間はフジフィルムからカメラマンとして雇われることになるので、報酬として月６０万円ほど支払われるのだそうです。すごい待遇ですね。これだけの待遇ですからコンテストのプロセスがややこしかったのも納得。私がギブアップするのも納得。それでもコンテストに応募したことはとても良かったと思います。だってマー君とまた共通する部分を見出してしまったので。私がこのコンテストに応募したことをマー君に報告したと以前書きましたが、その次の日だったかな、マー君が、「実は僕もフォトコンテストに度々応募するんだよ」、と言ってきたからです。マー君の場合は、私の応募したような気まぐれに開催されるようなものではなく、何十年もの伝統のある世界的に知られているフォトコンテストで す。ニコンのフォトコンテスト。マー君の一眼レフのカメラはニコンですし。で、数年前からこれに応募しているのだとか。でも世界的なコンテストなので当然ながら競争率もとっても高いようです。マー君がその年に撮った傑作の作品を送るのですが今のところ反応は全くナシみたいです。ハードル高いわ～でもマー君はゴーゴーな性格ですからハードルが高いことに挑戦するのが好きなのです。というか、ハードルが高ければ高いほどやる気が出るみたい。そんな感じで、フォトコンテストのことで話が盛り上がりました。だから応募して良かったのです。　ハードルの高いことに挑戦するのが好きなマー君は、年に何度も資格試験を受けます。実は昨日も午前中に試験を受けに行きました。合格したと報告してきました。彼のようなIT関係の仕事は資格試験がいくらでもあって、取得すれば更に上のレベルのスペシャリストになれるのだそう。なのでマー君はいつも次の試験に向けて勉強しています。マー君のゴーゴーな性格とは、別の言い方をすれば一点にとどまることを嫌うという意味です。現状に満足することなくどんどん上を目指していきたいみたいです。マー君には野心家という言葉がぴったり合っていると思います。英語では、アンビシャス。Ambitious。そう、彼はものすごくアンビシャスだし、すごーくパワフル。「これだ！」、と決めたらまっしぐらに進んでいくと言う感じ。失敗を恐れないし、そのせいか必ず成功するみたい。ほんとに驚かされるし圧倒されます。こんなにパワフルに圧倒される人は私は初めてです。恐れを知らないので頼りになるし安心できます。面白いのですが、マー君は私に、「僕が挑戦するのを応援してね」、という風に言ってくるのですが、そこに必ず、「でも成功したら思いっきり褒めて欲しい」、とつけ足します。まあ、そう言われなくても彼のことはすごいなっていつも思っているので、フリなんかじゃなくって心から褒めたたえます。「すごいなあ、すごーい！！」、って。するとマー君はすごく嬉しそうに笑うのですが、それでもっとがんばろうって気持ちになれるようです。無邪気な子供みたいですね。褒めたら嬉しくてますますハリきる。どんどん突っ走る。やっぱりゴーゴーな性格．．．。そんなところに私は圧倒されるのです。「僕は宮本武蔵みたいな性格なんだ。」先日見た、三船敏郎主演の古い映画「宮本武蔵」を見て大いに共感しているマー君なのでした。　フォトコンテスト受賞者たち↓右から３番目の黒いシャツで長髪の女性がフォトトラベラーの最優秀賞です。もしマー君が参加していたらフォトトラベラーの座を絶対に獲得していたに違いない、と思う今日この頃．．．。ブログランキングに参加しています↓にほんブログ村

  2011.04.12

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  ゴーゴーな性格

  今週はほぼ毎日小春日和で爽やかだったのですが、すっかり気疲れしました。前回の真面目な話とやらは、「さあ、話そうか」というそのその瞬間にマー君の、「やっぱり真面目な話したくない」という突然のキャンセルで、ケンカしちゃいましたから。だって、彼の「話したくない」理由というのがなんともよく分からない納得のいかない言い訳みたいで、「そんなん人をバカにしてる！」、って思ってしまいましたから。それでその日はずっと言い争い．．．。私はマー君にバカにされてると思って怒ってしまい、マー君は私が怒ったことに腹を立ててしまったと言う感じです。ちょっと疲れました。でも後でいろいろ考えてみて、「まあいいわ」、と思いました。彼の様子を思い起こしてみれば、マー君は真面目な話とやらをする勇気がなくなってドタキャンしてしまったみたいだから。マー君の言い訳はワケ分からないけれど、彼が私をバカにしているとはあり得ないです。「真面目な話したくない」って、躊躇いながら言っていたのですし。毎日仕事ですごく疲れてるはずの就寝までの時間をおしゃべりするために割いてくれるのだし。とても優しい人なのだから、まあいいわ。一応謝ってくれたりして解決したのですが、さすがにその後２日間はちょっとぎこちない雰囲気が漂ってました。が、それも徐々にすっきりしてきて、やっとまた以前と同じように穏やかな雰囲気に戻りました。お互いホッとしたという感じです。穏やかに戻ると、マー君が愛しく思えるようになりました。だって、彼は子供みたいなところあるのです。成長しきれなくて子供っぽいという意味ではなく、子供のように無邪気という意味です。面白いことや好きなことに子供のように飛びついていく。でも深刻なことは苦手とはっきり示してくる。あれこれ考え過ぎないしサッパリしてる。そういう無邪気な面を長所だと考えれば、彼の深く考えないという部分も素敵だと思えてきます。私が深く考えすぎるから、バランスとれていいんだわ。だって、私もマー君も深～く考えてたら重～いしダークになり過ぎる．．．頭痛がしてきそう。ともかくもうケンカは嫌だわね。もうしたくないね。ところで、今日のおしゃべりではマー君が無邪気で楽しいことに飛びつく性質なのはやっぱり長所なんだと再確認しました。躊躇わずに好きなことができる　＝　自分の得意な分野で才能を伸ばせるからです。今日見せてくれたのは、３年ほど前にマー君が作ったと言うゲームです。スペースインベーダー式の、ミサイルで敵を打ち落とすというもの↓シンプルなんだけど、こんなのを自分で作ってしまうなんてやっぱりすごいなぁ。彼の無邪気な性格がこういうことを可能にしているのは確実なんです。マー君を一言で表現すれば、ゴーゴー！！です。ちなみにマー君はこのインベーダーゲームの遊び方の解説を英語と日本語に訳してるのですが、自動翻訳なので理解できません。それをきちんと訳し直して欲しいと言うのでしてあげることになったのですが、その前に「まずタイトルも日本語に訳したい」と。私が、「う～ん、でもこういうタイプのゲームは普通英語のままなのよ。」、と言うのですが、マー君、「そんなのつまらない。完全に日本語に訳したい！」、と。まあ彼はゴーゴーな性格だから仕方ないわね．．．。ということで日本語のネーミングの提案をするのですが彼のお気に召さない。だって、もともとのタイトルが微妙なので訳しにくいのです。提案したのは、、「宇宙時代」、「星国時代」など。なんだかヘンテコだ．．．私が頭をひねって考えて、マー君が「そんなのダメ」、「そんなのボツ」と何度か繰り返して、最終的にマー君が、「これがいい！！」と選出したのは、「星空時代」まったく．．．なんでインベーダーゲームで「星空時代」なのよ．．．。まるで大正時代の文学同人誌の題名．．．。（大正時代にこんなタイトルの同人誌あったのかは分かりませんが．．．）ゲームにしてはロマンチック過ぎる。でも、マー君はお茶目なのでした。すっかり忘れてました。「そう、ロマンチックなタイトルでぴったりなんだよ。このゲームはロマンチックだからね。」、と主張します。彼のゴーゴーな視点から見ればこのインベーダーゲームはロマンチックなんだろうな～、って私も柔軟に考えることにしました。　マー君撮影、「バリ島のサル」　↓ブログランキングに参加しています↓にほんブログ村

  2011.04.03

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  真面目な話

  このところ春の陽気がつづいています。でも気温はまだまだ低く、せいぜい日中１０℃程度に上がるくらい。こないだの週末には雪も少し降りました。今年は冷春（寒春？）なのでしょうか。だって記憶では、３月末のこの時期には２０度またはそれ以上の暖かい年だってありましたから。今年は寒いです。ブルブル。そのせいか、私も２日ほど前から体調がすぐれません。週末に晴れてるからということで娘たちと長時間散歩したし体が冷えてしまったのかも。走り回って常に体温高い娘たちと違って、ただついて回るだけの私は結構寒いのです。肩と首が痛くて、体もちょっとだるいし微熱もあるみたい。インフルエンザかな？　ところで、初夏にマー君のところに行くことに決めたワケですが、はっきり期限も決めてしまおうと思い、「５月の始めにするわ！」とメールして、マー君も大歓迎という感じだったのですが、それから１日、２日と経つうちになんか不安な気分になってきました。まずは、ビザのこと。日本人はロシアに旅行するにはビザが要ります。それも結構キッチリと、どうやって入国してどこに滞在してどういうルートで．．．、と細かい情報が必要です（と思われます）。パック旅行であれば旅行会社を通してビザを申請できるのでしょうが、個人旅行だとどういう旅行になるのかの証明が必要です（多分）。で、私の場合パック旅行でもないしホテルに泊まるわけでもないので、マー君が個人で招待するという形になり、それも滞在中の費用をマー君が負担するという証明も要るようです。なんかややこしい．．．。それに私は列車で行くつもりですが、この国からロシアに行くには、もう一国通過しなくてはなりません。で、その国の通過ビザも必要になるみたいです。ますますややこしい．．．。あちこち申請しに行く自分を想像するだけでドドーンと疲れてきました。それに何かひっかかるのよね。いろいろ走り回って準備して、それから長距離の旅をしてやっとこさマー君のところにたどり着く。これって、マー君にはラクチンだけど私にはキツイ。それに、こないだマー君がバケーションに行ってる間に私は苦しんだんだからなんか納得いかない！本当は彼が私に会いに来るべきよ！！ということで、とりあえず旅行をキャンセルしました。「なんかビザとかすごい大変そうだし、バケーション中のことは大変であの辛さを私はまだ乗り越えれてないし、納得いかないからとりあえずやめとく。」と。マー君心の中ではびっくりしたかも。ただ彼の返事は、「分かった。」、とシンプルでした。でも本当のことを正直に言っただけ。嘘つきたくないし、納得いかないのをそうでないフリしたくないし。私はもともと結構ガマンしたり無理してしまう性質なのだけど、それが災いになるってことも承知なので、マー君には我慢や無理はしないようにいきたいと考えてます。本性で付き合いたいのです。そんなわけで旅行をキャンセルしたら、マー君が「真面目なことを話し合いたい」と言ってきました。真面目なことって何だろう。ガッカリすること？と心配なので、「悲しい話はイヤだからね。」と言っておきました。するとマー君、「大丈夫、悲しくないから。」それが今日のおしゃべりの時にその話し合いをする予定だったのですが、マー君の仕事が午後に急にひどく忙しくなったそうで、帰宅したときにはマー君はヘトヘトに疲れてます。「頭が疲れててとても落ち着いて話し合える状態じゃない。」ということで明日まで延期。「その代わりに頭を使わなくてもいい軽い話題にしよう」、と彼が提案したのは、動物の鳴き声くらべです。たとえば、日本語でイヌの鳴き声は「ワンワン」だけど、ロシア語では「ガフガフ」、ネコは、「ニャーニャー」だけど、ロシア語では「ミャオミャオ」、ウシは、「モーモー」だけど、ロシア語では「ムームー」、など。そういったいろんな動物のをひとしきり言い合っておしゃべり終了。もう．．．、真面目な話合いのはずがなんでワンワンとかモーモーになるのよ！！ま、いいけれどね。マー君ってすごく面白い人だから。そういうところが好きなのよね。　まったく関係ないですが、おもしろい映像を見つけました。この国の言語の難しさを象徴しているもので、ある映画の一部です。戦時中で、ドイツナチスの官僚にこの国の男性が名前と出身地を聞かれて答えるという場面です。しかしその発音のあまりの難しさにドイツ人にはまったく聞き取れません。しかも綴りまでがひどく難しいのです。字幕なしですが、ごゆっくりどうぞ。ブログランキングに参加しています↓にほんブログ村

  2011.03.30

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  似たもの同士

  少し前に、この国のペンパルで私と同年代の男性のことを書きました。「離婚ノススメ」というタイトルの日記の人です。ほんの数ヶ月前の去年の１１月頃でしたか、インドネシアで地震がありました。かなりの被害で死者も出ました。あの地震のときにペンパル（O君）は、「インドネシアが大変なことになっている、僕に助けてあげれることはないのか？テレビで見てても何も言わないし、ネットで調べてもこの国には援助の企画がまったくない。何かしたいんだけどどうすればいいんだ。」とパニックしたように嘆いていました。O君はインドネシアにペンパルがいて感情投入しやすかったのです。なのでこう言ってあげました。｢助けてあげたい気持ちは理解できるけれど、あなたはプロの救助隊でもないし現在インドネシアにいるわけでもない。それに遠くの困っている人は見えやすいけれど、身近にいる困っている人たちは見えにくい。そういう身近な人たちも形は違うけれど同様に助けを必要としているでしょう。そんな人たちを助けないで、ニュースで見ただけの遠くの人たちのことを助けたいって思うのも変だよ。身近にいる実際に助けてあげれる人をまず助けなくっちゃね。」そうしたらO君は納得していたようす。パニックも落ち着いたようでした。　話は変わり、マー君は、日本の神話について興味あるらしくたびたび聞いてきます。アマテラスオオミカミとか、スサノオとか。神話の内容を教えてほしい、と。で、私の知る範囲で簡単に説明したのですが、マー君は自分で検索していたのかとっくに内容を知ってました。それでもたびたび、これはどういう意味なのか、あれはなぜだ、と細々と聞いてきます。なんでそんなに日本の神話に興味あるのか聞いてみたら、「友達のプレイステーションで『大神』っていうゲームをしたことあるんだけど、ゲームのストーリーが日本の神話に関連しててどういう意味なのか知りたかったから。」だそうです。でも、ゲームの内容が知りたかっただけでなく、神話そのものにも興味を持っているようなのでOKとしましょう。実は私の出身の町が日本の神話に関連していて、アマテラスオオミカミが篭ったという岩穴や、その他神話にまつわるものがたくさん祀られています。それをマー君に話したらすごく興奮したらしく、「いつか行ってみたい！」と言うので、「いつでもおいで」と招待しておきました。なんだか、マー君みたいに違和感なく話の合う人は初めてな気がします。それに、私ら興味や話題があまりに同じ。これまで合っていたと思う人も、今思えばこれほど合ってなかった。話しててけっこう疲れるところあったですし。もちろんマー君とでもちょっと違うところもあります。例えば、マー君は理系がすごく得意なところなど。プログラマーなのも理系が超得意だからです。私は理系は超苦手なのよね。理系ダメだったから宇宙飛行士にならなかったのだしマー君は一応プログラマーなので、当然ながら自分でいろんなことをプログラムできます。例えばゲーム。プレイステーションみたいな高度なゲームではないけれど、シンプルで頭の体操になるようなゲームなど自分で作ってしまいます。それに、自分用に漢字を学習するためのドリルゲームなども作ってます。例えば、漢字が５個並べてあって、ロシア語で提示してある意味の漢字を選ぶという選択肢ものなど。その他も、仕事で使うプログラムも。それらは私には難しくてワケ分かりませんが、すごいな～、とは常々思っているので、「すご～い！アメージング！！」、とつい何度か感嘆してしまいました。頭の体操になるゲームだって私も気に入ったので利用しています。一番面白いのは、マー君は漢字辞典のプログラムをパソコンに入れているのですが、私が言う漢字をすべてそれで一字一字調べていきます。それも部首とかの細かいところまで調べます。で、「この部首はどういう意味か？」、とか聞いてくるのですが、私ですら意味がはっきり分からない部首があって、「こんな意味かな～？」、と適当に答えたりするのですが、マー君はそれをきっちり調べます。おかげで勉強になります。適当に教えたのが調べてみたら当たっていることもあり、「お～当たってた～」とちょっと嬉しい気分。私が結構いい加減なのをマー君もすっかり承知しているようす。そんな違いはありますが、それ以外はマー君と私はすごく似ています。なので彼とのおしゃべりは毎回とても楽しいです。話が合うのでテンションも上がりっぱなし。私の興味の対象はマー君の興味の対象である確立が高いので、無理に合わせなくっていいので疲れません。私たち超似たもの同士かも、といつも思います。マー君撮影、「バリの猫」↓ブログランキングに参加しています↓にほんブログ村

  2011.03.24

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  幻の旅行

  最近は晴れることが多く、そういう日は気温も１０度以上に上がるようになりました。少し前まで冬の格好だったのですが少し身軽になりました。窓の外の木々では一日中小鳥がさえずっていて、聞いているだけで心も軽くなります。心が軽いと、他人に対して優しくなれます。困っている人を見たら助けてあげたくなります。心が重いととてもそんな気分になれないものですが．．．。　マー君を訪ねてロシアへ行く決心をしました。話が挙がってから最初は「行けたら良いなあ」くらいの曖昧さで考えていたのですが、今は「行くしかない」と思っています。これまで長い間ずーっとイメージしていたロシア旅行。イメージしてても実現しなかったので夢か幻のようなものに思えていました。夢か幻に思えた理由のひとつに、ロシアに行くにはホテルに宿泊しなければならない、というのもありました。ホテルは私はあまり好きでありません。寝るためのベッドとバスルームだけ。泊まるだけという施設なのが私は落ち着けないんです。生活できないので。もしロシアに長い間滞在するのに、ホテルだけでは頭がおかしくなりそう。なので、それもあってロシアに行くのは現実的でないと思われたのです。でもマー君が招待してくれて、それだったらロシアに行ってもいい！、と思えるようになりました。私、「いつ頃行ったらいいかな？」マー君、「いつでも君の好きな時に来ていいよ。春でも夏でも秋でも冬でも。ただ、春は天気も良くなるけれど、雨も多いし気温の変化も激しいから病気になる人が多い。夏はたびたび熱波が襲って、クーラーつけて家に閉じこもってないといけないこともある。秋は紅葉がきれいだけど、雨が降ったり風が吹けば紅葉はすぐに散ってしまって見れないこともある。冬は大雪とマイナス気温であまり行動しにくい。」って．．．、一体いつが良い季節なのよ！でもやはり夏でしょうね。夏は服装が身軽だし観光もしやすいし。緑も多いだろうし。冬の大雪の中を観光しようったってそう簡単にはいきません。ということで５月か６月に行くことにします。一ヶ月近く滞在しようかと考えています。まだまだ私の中では幻のような話だけど、とても楽しみです。ブログランキングに参加しています↓にほんブログ村

  2011.03.22

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  どういう意味？

  今日はお天気も良く、１０℃以上の穏やかな日でした。春が近づいています。数日前に外出したときに、すごく急いでいたのと、心が上の空だったのと、風邪気味でフラフラだったのが重なって、地下鉄乗り場へ降りる階段で転んでしまいました。そのときに足を変にひねらせたのが原因で、現在足が痛くて外を歩くのが苦痛です。なので、今日は娘たちが私のマンションに来て一日過ごしました。散歩で出かける以外は、マンションの部屋で二人はいろんなことをして遊びます。そのうちでも最も熱心にやっていたのがお絵かき。これだけで数時間費やしました。二人が描いた絵には、大きな波が描かれていて、壊れた建物や船や自動車が散らばっていて、山の上には女の子が立っています。「これはだいじょうぶだったおんなのこ。」この絵を描き終えると、大波から連想したのか「崖の上のポニョ」の絵を描き始めました。バケーションから戻ってきたマー君は、衛星放送がパソコンで見れるプログラムを使って毎日NHKの国際放送（NHK World）を見始めました。で、そのプログラムのダウンロード方法を教えてくれて、私のパソコンでもNHKが見れるようになったのが３日前。昨日からずっとこれで震災のニュースを見ています。震災の行方不明者の生存を祈り、遺族の方々に心よりお悔やみ申し上げます。日本は世界でもよく知られている国または人気国のトップ３に入っていると思われるし、今回の地震が大地震と大津波という組み合わせだったのもあり、他の国々で起こった大地震よりも何倍もの速さでこのニュースが伝えられたでしょうし、世界中の人々が関心を持ちニュースに釘付けだったと思います。地震と津波の怖さを初めて知った人も多かったと思います。マー君もその一人です。彼の住むあたりは地震はまったくないですし。偶然なのだけど、この地震の起こった前日にちょうどマー君と地震についてのおしゃべりしたばかりでした。マー君が以前通っていた英会話スクールの先生がニュージーランドのクライストチャーチの人で、今は母国で教えているのですが、少し前のクライストチャーチの地震の日に、偶然その先生は英語学校の仕事をを休んで家にいたため命を落とさずに済んだということです。英語学校の建物は崩壊して死亡者や負傷者がたくさん出たそうです。なのでそれに関連して、地震の怖さとか地震の起こる仕組みとかについておしゃべりしました。マー君も先日HNK国際放送で耐震ビルの構造について特集があったのを見たばかりでしたし。話が盛り上がったのです。そして次の日朝起きたら大地震について知りました。マー君もずっとNHKのニュースを追っているようです。これは彼が見つけたリンク　↓今回の地震の津波の広がり方と高さのイメージ画像震源と余震の分布（この地震が引き金になって起こった内陸の地震は含まれてません）でも、これだけ地震の研究も進んでいて専門家もたくさんいるのにこんなに大きな地震が起こるのを予測できなかったのはなぜなのでしょう。大きいものは小さいものよりも予測しやすいような気もするのですが．．．。原子力発電所だって、いつも「地震が起きても安心な設計にしています」ってまずPRして建設します。地震にも１００％安心な原発はあり得ないというのが今回はっきりPRされたかもしれません。　話は変わります。先日書いたフジカメラ主催のフォトトラベラーのコンクールに応募したことをマー君に話しました。「ロシアに旅行できたらいいなあ、と思って。」、って。「でも、コンクールのノルマを満たしてないからフォトトラベラーの座は無理だわ。」と言うと、マー君、「どっちにせよ、ロシアに来るなら僕のところに好きなだけ泊まってっていいよ」、と言ってくれました。嬉しかったです。「お言葉に甘えて、近くロシアに行きを計画してみる。それだったら着物（作務衣）も直接持って行くね。」とは言ったものの、彼のお母さんはどう思うでしょうね。変な東洋人がいきなりやって来て、家に長々と居座るって。マー君のお父さんは数年前に他界していていません。で、お母さんは２年前に目が悪くなって手術して、一応ある程度は見えるけどもまた悪くなる可能性もあるので、安全のためにもマー君が今後も同居して面倒みることに決めました。なのでマー君のマンションにはお母さんも住んでいるのです。「お母さん、きっと怪しげな外国人女が来たって思うでしょうね。」、と言うと、「心配しなくていいよ。君といつ結婚するのかってしつこく聞いてくるだけだから。お袋はいつも早く結婚しろって急かしてくるんだけど、君が外国人だろうが東洋人だろうがお袋は気にしないから。心配するのは君じゃなくって僕のほうだよ。」このメール読んでずいぶん考えました。嬉しかったです。なので返信に、「メール読んでずいぶん考えたし、でも嬉しかった。」と書くと、「君は考え過ぎるけど、もっと気を楽に持って、深刻になり過ぎないように。」、って。一体どういう意味．．．？ブログランキングに参加しています↓にほんブログ村

  2011.03.13

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  トンボ柄がいいな

  毎回同じような書き始めですが、今日も晴れでした。寒くても晴れていると気持ちよいです。去年は寒波が年が明けてから来たので、３月もまだ雪がたくさん積もっていた気がしますが、今年は寒波が早くから来ていたからかその後の寒さは穏やかなのでしょう。今日はマー君のところも快晴一昨日は雪がたくさん降ったそうだけど、今日の気温は０℃。「０℃だなんて、もう春だね～！」、と言ってあげると、マー君、「本当に春だよ。まあ昨日はマイナス１５℃だったけどね。」それでも、冬の間ずっとマイナス２０℃が続いていたのが、０℃まで上がるってことはやっぱり春が近づいている証拠です。待ち遠しいですね、春。マー君は現在、３連休です。８日は「国際女性の日」なのでロシアでは祝日なので、彼の職場では日曜から３日間連休となるのだそう。特に出かける予定もないそうなのでたくさんおしゃべりしてます。それに彼は朝早くにスノータイヤの自転車でサイクリングして体を動かすので、残りの一日は家でのんびりと過ごすようです。「バケーションで撮った写真が山ほどあるから整理しなくちゃ」、とのこと。その写真も、彼が戻ってきた次の日に全部見せてくれました。バリのビーチのや、ゴムボートの川くだりツアーに参加したときのや、ホテルの部屋の様子や、バリの自然観光のや、バンコクの観覧船のや、ホテルからの景色とか．．．、とにかくたくさん撮ってました。写真が趣味だから、撮りまくりです。で、マー君のカメラはニコンなので、それらの写真をニコンのプログラムに通して色の調整をするのだそうです。その中から良いものを集めてアルバムにして、友達とかに見せるのだそう。「マー君が移ってる写真をいくつかちょうだいね。」、と言ったら、「分かった。色調整してから一番写りがいいのをあげるよ。」面白いのだけど、彼が写っている写真とはほぼ全てセルフタイマーで自分で移したもの。だって、バリのビーチとか、ホテルの周辺とか、とにかく人気がないのです。ビーチなんか、人っ子一人いない！！いたとしても、数百メートル先に一人ポツンとか見えてるくらいでガラガラなんです。よーく考えたら、２月の半ばなんて年でも一番の閑散期ですね。夏とかのバケーションの時期だったらきっとこのビーチも人でいっぱいになるのでしょう。あちこちの国から来た家族連れとかでワイワイ賑うに違いありません。なぜマー君がこんな人気のない時期にバケーションを取らなくてはならないのかは理由があります。彼の職場で家族がいる人たちは、家族のバケーションの時期に合わせて有給休暇をとることになるのですが、そういう人たちはそう遠くまで旅行できないので、どうしても春や夏に休暇を希望するのです。日光浴したり泳いでミネラル補給しなくては休暇の意味がないですし。なので、春や夏の一番いい時期の休暇はその人たちに優先的に取られてしまいます。で独身のマー君は、休暇がいつでも取れるという理由で残りものの閑散期をいただいてしまうわけですね。同僚の人たちに言わせれば、「あなたは独身だからいつでも真夏の国に行けるし素敵じゃない。」、というわけです。まあそんなことマー君はまったく気にせず、超閑散期でガラガラでも思いっきり楽しんでいるみたいですね。セルフタイマーで自分の写真撮りまくったりしてね。去年の２月にインドに行った時も超閑散期で、見せてくれた写真はビーチはガラガラだったしね。でも一応彼は夏にも２週間バケーションもらえるんですよ。冬だけだとかわいそうだしね。有給休暇は年に２度、２週間ずつ取ることになっているそうです。家族のいる人たちは、春と夏とかに２度バケーションもらえるけれど、マー君は冬と夏の２度です。去年の夏のバケーションでは、ギリシャとフランスとスペインに行きました。地中海のものすごく綺麗な写真を見せてくれました。海の水がコバルトブルーで見てるだけでウットリします。いいなあ～。　マー君に作ってあげる作務衣の上着の部分ですが、色や柄はどんなのにするか話し合いました。彼の希望の色は、黒とか深みどり。「柄があってもいいなあ。」、と言うので検索してみました。すると楽天のショップで外国人にウケそうなこんなデザインを発見　↓風神・雷神・竜・麒麟のプリント生地マー君に、「こんな柄どうかな？」、と見せたのですが反応はあまり無し。「ちょっと待って、他にはどんなのあるか見てみたい。」、とこのショップ内をいろいろクリックし始めました。そして、あれでもないこれでもない、といろいろ見た結果、「僕にはこんなのが一番合ってると思う」、と最終的に選んだのはこれ　↓トンボ柄これ見てちょっと嬉しかったです。マー君お茶目だわ。で、生地がどれくらい必要か計算しなくてはいけないので、マー君のサイズを調べることに。肩幅とか、腕の長さ、腕まわり、胸囲、ウエスト、背中の丈(?)、などなど、メジャーで計ってもらいました。それらを考慮に入れて生地の計算をしてみたのですが、何度も「うわ～大きい！」、と独り言を言わずにいられなかったです。マー君の長身だと、背中がすごい大きい！襟から腰までの長さが７０ｃｍもある。ちなみに私は５０ｃｍ。肩から手首までの長さは、７５ｃｍ。私は５０ｃｍ。あらためてマー君のノッポさが分かりました。つまり生地が結構必要です。たっぷり大きめに注文しなくては．．．。それにしても、こんな大きな人がトンボ柄ってお茶目すぎるわ。マー君が、「また着物を見せて！」と希望してきたので、今回はゆかたを見せました。前回よりはマシだけど、まだまだ怪しい着付けでですね。前回の着物の色がアラフォー向けで気に入ってもらえたのに対して、今回のゆかたはちょっと派手な色。何年も前にもらったゆかたなんだしね。「これはアラフォーには無理かな？」、と思いながら着てみました。似合ってる似合ってないはともかく、今回もマー君は感激してくれました。また、襟はどうなってるのか、とか、下には何を着てるのか、とか、すそはどれくらい長いのか、とか、いろいろ聞いてきました。はい、今回も下には普通のシャツ着てました。で、ウェブカメラだと全身が見にくいってことで、「全身の写真送って！」、と言うので、私もセルフタイマーでがんばって撮りましたわ。写真で撮ってみると、このゆかたはちょっと派手でもアラフォーでもOKかもしれないと分かりました。その写真をマー君に送るとすごーく褒めてくれました。そして少し修正してくれました。周りの生活感のあるごちゃごちゃしたものをカットして、ちょっとボカして　↓マー君のおかげで着物やゆかたを着るのが楽しくなってきました。もっと着付けを研究しようっと。ブログランキングに参加しています↓にほんブログ村

  2011.03.08

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  心配しすぎだよ

  毎日快晴です寒いけれど、見た目には立派な春！でもまだまだ油断はできません。現在もたったの１℃だし、晴れていると気温が結構下がるのでマイナス気温もまだ当たり前。私の風邪も完治しました。マー君が戻ってくる前に治しました。マー君、「インドネシアとバンコクはめっちゃ面白かった！！本物のアジアというものを始めて体験したよ。で、この２週間どうしてた？」ンモー！！音沙汰ナシー！！何が「めっちゃ面白かった！」よー！ということで、この２週間大変だったのをマー君に訴えました。「心配だったししんどかったんだから！」そうしたら、マー君、「君は心配し過ぎだし、考え過ぎだよでも言いたいことあるならどんどん言ってきて。聞いてあげる。」などと言います。と言うわけで、一通り言って、終了。彼のあまりに落ち着いた様子に文句を言う気力もなくなりました。また以前と同じように普通におしゃべりしてます。一応日焼けしてるのかもしれないけれど、ウェブカメラで暗い照明だしあまり分かりません。鼻だけがひどく日焼けしたといってアップで写してくれたのだけははっきり見えました。鼻の皮膚がボロボロに．．．ともかく、無事に戻ってきて良かったです。ホッとしました。マー君が戻ってきたその日に、例のロシア語版「星の王子さま」が届きました。送ってくれた時、「ロシアの郵便局はノロいから、早くても２週間、そうでなければ３週間とか１ヶ月かかると思う。それか、まったく届かないかもしれないからあまり期待しないで待ってて。」と言っていたけれど無事に届いてよかったです。ちょうど２週間かかり早いほうでした。また以前と同じ日常に戻りました。メールを書くとマー君はいつものようにすぐに返信してくれます。そうだった、彼はすぐにメール返事してくれる人だったんだ。そのことをすっかり忘れていたと同時に、ありがたみが改めて分かりました。ちなみに、バリのホテルではマー君は毎日NHKの国際放送を見ていたそうなのですが、能面の職人の紹介をやっていたらしく、「その人の着ている作業服がカッコよかったから、着物じゃなくてあれがいい。」、と言い出しました。なのでネットで検索してあげて、「そうそう、こんなの！」と、作務衣の上着の部分を作ることに決定。武士袴とはレベル違いのシンプルさです．．．。でも、「とりあえずはこんなの(作務衣)でいい。でもいつかは武士のキモノも着たいなあ。」だそうです。裁縫の手間が思いっきり減るので、その代わりにとびっきりお洒落な？作務衣でも作ってあげることにしましょうか。マー君不在中に見た映画、「５００ Days of Summer」。ロマンスコメディー。面白いし納得する部分も多かったです。ブログランキングに参加しています↓にほんブログ村

  2011.03.04

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  武士袴を作る

  この何日か、まだまだ寒いけれど晴天が続いています。最近は日も少しずつ長くなってきたし、これから春の気配もときどき見られるでしょう。まだ寒いけれどね。先月頂いたカイロも寒い日に思い出した時に使っています。カイロは、インフルエンザでフラフラのときに足を暖かくして冷やさないようにするのに特に役に立ちました。元気なときには使いません。ところで今朝、ずーっとずーっと待っていたマー君からようやくメールが来ました。もう．．．音沙汰ナシが長すぎ！！簡単なメールだったけど嬉しかったです。メールによれば、マー君は空港のネットカフェにいて、３０分後の飛行機でインドネシアを発つところだそう。まったくもう．．．、今から帰るって時にメールだなんてどういうことだ？マー君が不在中に見ておくように言われた映画がいくつかあったので、ひとつずつ消化していました。でも、最初の数本があまりに悲しい話だったし、マー君から音沙汰ナシで心配だったのもあって気持ちが急降下してて、その他の映画もますます悲しいのかもしれないと思ったので見てませんでした。でも、明日マー君が帰ってくるとなると残りの映画も今から消化しなくてはいけません。ということで昨日から必死です。昨夜見たのは、「Shakespeare in Love」。これは映画館で見たことあるけれどずっと前だからもう内容も忘れたし、詩的な用語の多い映画で英語で見た限りでは簡単に理解しにくいものだったのでもう一度見直ししました。見直すというのはマー君のお勧めでした。彼も言葉が難しいから２、３度くり返し見たそうです。で、この映画はそんなに悲しくないし情熱的なので見てよかったです。中世ヨーロッパ（イギリス）の雰囲気が見ものですね。こういった中世モノって私はすごく好きです。ちなみにマー君もそうなんです。彼がお侍モノが好きなのも、同じ理由かな。実は少し前に、マー君が日本の着物についてあれこれ聞いてきたんです。お侍の着ている袴のこととか、女性の着物とかはどうなっているのかとか。で、あまりに熱心なので私の着物を見せました。適当に着付けて。ウェブカメラだから着付けの怪しげな部分は見えないだろうし。そうしたらマー君、大感激してましたそしてあれこれ聞いてきます。生地は何だとか、袖はどうなってるのかとか、帯はどんなんだとか。下には何を着てるのかとか。はい、私は下には普通のシャツを着ていましたが。「本来は下にも着物と同じ形の下着を着るのよ～」と教えてあげました。今度はマー君、男性の着物を見せて欲しいと。私は持ってないので、ネットで検索していろんな写真を見せました。特に武士袴が気になるみたいです。着てみたくて仕方ないという感じ。男性用でも普通の着物だと「下がズボンになってないからイヤ」だけど、袴だったらズボンみたいだし着てみたいというようなことを言います。すごい興味シンシンのようだし熱心なので、考えた結果、彼に着物を作ってあげることにしました。まあ本格的な着物ではなく、気軽に着れるものだけど形は一応本物という感じの武士袴にすることにします。その例としていろんなサイトを検索して、ある男性着物のショップのサイトの写真のが素敵だったので、これと似た感じの色合いにしようかと思います。現代風の武士袴です↓かっこいいし、お洒落。こんな感じだったら普段着としてもたまにはOKかも。ただし、マー君はものすごい長身なので生地もたくさん必要ですね。なので本物の着物生地は使わずに、普通の生地で着物に合いそうなのを選んで使うことにします。そのほうがカジュアルに使えそう。とは言え、ロシアで武士袴を着ること自体あまりカジュアルではないか。まあ、遊ぶ意味で着てもらえばいいかな。因みに、私の見せた（怪しい着付けの）着物について、マー君はこんなことを言っていました。「洋服よりも着物のほうがよっぽど似合ってるよ。洋服なんかじゃなくっていつも着物を着るべきだ。」って、よっぽど着物が好きみたい。それに、20代のはじめに母にもらったこの着物は、当時は色が地味すぎて全く似合ってなかったのに、アラフォーとなった今は見事にぴったり合っているんです。30代で着たときもあまり似合ってなかったのよね。つまりこの着物の柄はアラフォー向けみたい。と、自分で着てみてもなかなか雰囲気いいなあと思ったのでした。マー君にまた着物を見せる約束なので、今度は着付け方を（ネットで検索して）もっと本格的になるように練習しなくちゃ。長い間クローゼットの中で眠っていた着物が、マー君のおかげで復活することに。よく考えたら信じられないことです。だって、この国に来てからの数年間、私の生まれ育った文化なんてものは完全に無視されてきたから。それどころか、大部分がバカにされてきたと考えてもいいです。そんな中、娘たちには私が一人で搾り出すように無理して伝えてきました。自分の文化に対する尊敬の念や愛着をまったく感じない状況で、協力もなく一人で頑張るってことはかなり大変です。特に私みたいな繊細な性格(ホント)だと更に大変。そんなゴミのように放置されていた大事なことを、復活させようと自然に促してくれるマー君の情熱が嬉しいです。彼に着物を作ってあげたら多分毎日着てくれるのかもしれないです。憧れの武士にでもなったつもりでね。因みにうちの娘たち、「キモノ着る～、キモノ～！」と言いながら、私が子供の時に来ていた着物をいつも二人で取り合いしています。私は兄弟だけで女の子一人だったのでガーリーな物は一人で所有できたけど、娘たちは二人なのでいつも取り合いですね。見ていて面白いです。ところで今年も例年通り、うちの雛人形が娘たちにいじられています。お雛様の扇とか、お内裏様の刀とかは当たり前。あれこれ取って触って、研究の対象となっています。研究してどうなるのかと言いますと、娘たちはそれらを描いたりマネしたりして作るんです。厚紙と紐を使って扇を作ってみたり、お雛さまの絵を描いて立体的に紙で作ってみたり。そのために研究が必要となるわけです。　マー君は現在まだ機中の人。たかが2週間のバケーションで乗り継ぎ時間も含めて何時間もかけるのはムダが多いような気が．．．戻ってきたら、いろいろ聞き出さなくっちゃでも実は、彼の短いメールを見てすごくホッとしました。彼の不在中に私は何通かメールを送っておいたのですが、それに返事できなかったことについては全く触れずに、シンプルに「Hello!　元気にしてる？今空港にいる。これから帰路につくところだよ。」、とありました。もし、「メールできなくて、ゴメンどうのこうの．．．」、とか書いてあったら私はガッカリしたかもしれない。だって、言い訳みたいなことを言われるとかえって気味悪いから。なので彼が帰国するのを大人しく待つことにします。またおしゃべりできるのが楽しみです。ブログランキングに参加しています↓にほんブログ村

  2011.02.26

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  行き先は「幸せ」

  今日も冬らしい日でした。でも気温は上がってマイナス６℃。外を歩いてると雪だらけで歩きにくいのもあって体が温まるので悪くないです。今日はちょっとした用事があって日本大使館に行きました。大使館の領事部には相変わらず誰もいませんでした。ガラーンとしていて、シーンとしています。普段カウンターで対応してくれる日本語がペラペラの可愛らしいこの国人の女の子も引っ込んでしまっているようで姿が見えません。「すみませ～ん、こんにちは～。」と何度言っても誰も出てこないので、「誰もいないのかな？」と思いそのホールの少し先にある、オフィスの中が覗ける窓のところに言ってみました。中を覗くと、並べられた事務用机に３人、この国人が座っているのが見えました。一人は何か書き物をしていて、もう一人は書類か何か読んでいます。そしてもう一人の、その可愛らしい女の子もやはり何か読んでいますが、よ～く見ると、それはスタイリッシュな結婚指輪のカタログですね。ここの日本大使館はあまり忙しくない、ということなのでしょう。アメリカ大使館とかロシア大使館とかは見るからに忙しそう。ビザ申請の人たちも列を作っているのを見かけるし。でも日本大使館では列なんてあり得ないです。平和でいいですね。ところでボーリャの近況を報告してみましょう。彼とは少し前にメールをもらって以来、ロシアの同窓会サイトで友達として再び繋がることになりました。あのサイトでお互いの写真が閲覧できて近況報告になるし便利だからね、ということで。チャットとか何もしないけど、新しく写真をアップしたら見ることにしています。面白い写真にはコメントしたりして。なんか、友達としてボーリャと繋がり直すことになったというのも不思議なことです。現在ボーリャはイタリアに住んでいて、語学学校でイタリア語を勉強しています。彼はイタリアに移住することにしたんです。ボーリャのかねてからの目標はロシアを脱出してもっと暖かい国に移住することでした。持病もあるし、ロシアよりは暖かい国のほうが体調が良くなるのです。英語が話せるということで英語圏の国をいろいろ検討していましたが、何をどうひねっても移住が不可能だったんです。まず移住そのものが難しいし、近場の英語圏は気候があまりよくないのです。でも気候が良さそうな英語圏は遠くて、里帰りしたくてもそう簡単に出来ないような距離だったりするのです。ということで考えても考えてもどこもいい所がない。なので移住を考えるのをお預けにしていました。そんなところに、ちょっとした救いの手がやってきたんです。ボーリャは去年の半ばくらいからだったかな、ロシアの家の近所で薬剤の仕事などしていました。それで昇格して、今年はじめからはそこのマネージャーをしていたのですが、春にイタリアの薬局メーカーから研修の人がやって来た際に、その人の世話をすることになったんです。イタリアにはロシアからの移民がたくさんいるそうで、メーカーもその人たち相手に商売ができるように定期的に社員を研修させる、というシステムのようです。そのお世話をしたイタリア人の女の子、とはいえ３０代半ばの子なのですが、ボーリャはその子と仲良くなりました。仲良くなってみて初めて、それまでは考えてもなかったイタリアへの移住を考え始めたんだそうです。その後、仕事をやめてイタリア視察に行きました。求人情報をチェックしたり、言語はこれから勉強しても間に合いそうか、とかを調べに行ったのです。それで７月にこの街を通過することになったので連絡してきたんです。大変な事だらけだったボーリャの人生にようやく希望の光が差し込んできた、という感じです。条件も揃っているのだから。ボーリャはイタリア語はこれまでやったことはなかったけれど、ラテン語を結構知っているからか理解も結構できるんだそうです。そこでイタリア語をきちんと勉強すればどうにかやっていけるだろう、とのこと。実際に働き始めるときにはロシア人を相手にすることになるので心配ないだろう、と。それと、彼女も条件がいいようです。独身だし、薬局メーカーで働いているというのは持病のあるボーリャにとって確実にプラスです。彼の持病は薬でコントロールされているので、もしもの時にも薬が手に入りやすいでしょう。最初は私もショックだったけれど、夏に実際にボーリャと会ってからは、「これで良かったんだな。」と率直に思いました。何せ、ボーリャにとってもイタリア人彼女との出会いはまさに、私が昨日書いたモットーのように、情熱的でなくって、悲しいものでなくって、複雑でなくって、楽しいもの、だからです。これで良かったんだ、と思えるもう一つの理由は、ボーリャと私は育った環境からくる価値観にズレがある、というのを夏に会った時に感じたからです。その点イタリア人彼女とはそういった価値観が似てるみたいなので、「本当に良かった」と思えるんです。ボーリャは９月と１０月は故郷で過ごしました。９２歳くらいになるおばあちゃんが「もう命が尽きそう」なんだそうで、お医者であるボーリャが２ヶ月間看病したそうです。でも語学学校が始まるということで先月からイタリアに戻りました。語学から始めないといけないのでまだまだ楽ではないけれど、ボーリャは勇気がある人だと思います。ロシアのマンションの所有権のほうも、元妻レーナのあまりのケチさと冷淡さに怒りを感じたボーリャは、所有権をボーリャと息子のサーシャの２人だけのものにしてしまい、レーナをはじき出すことに成功したのだそう。なので一件落着。３年近くこの件で悩まされていましたが、これでストレスもずい分減ったみたいです。ともかく、少しずつだけど何もかもが良い方向へ動き出したようなので私も嬉しいです。「おめでとう～」とメールに書きました。因みにイタリア人彼女は、ボーリャ曰く「普通の人」。でも普通が一番なのかも。そのほうが疲れないからね。それと、皆さん記憶にあるかもしれないですが、去年登場した、ボーリャの家に居候していたシンガポール人の子リーシャンですが、ボーリャの家を追い出されてから、語学学校の先生の紹介してくれたアパートを一人で借りて語学留学を続けていました。その間、婚約していたフィンランド人とは仲が悪くなって破談になりました。が、その直後に現地でロシア人の彼氏を見つけて、今はその人と同棲か何かしているそうです。このままロシアにとどまる事になるのかもしれませんね。人生何があるか本当に分からないものです。でもみんな幸せの方へ向かっていると思います。ブログランキングに参加しています↓ にほんブログ村

  2010.12.03

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  新しく動きだすとき　（＆写真）

  人の心って面白いものです。二人で一緒に自由に飛び回っていたかと思ったのに、急に地面に落ちてしまったりする。私もボーリャもそんな風に地面に落ちていました。お互いが足を引っぱりあって絡まって、ジタバタしていて飛び上がれなかったです。でも引っぱりあうのをやめて、それぞれが身軽になって飛び上がれば、また空高く飛ぶことができるでしょう。ただし今度は二人ともそれぞれ方向へ飛んでいくのです。その先の未来にはこれまでとは違うまた別の美しいものが待っているのかも知れないし、そんな未来を求めるのであれば、過去を引きずっていればなかなかやって来なくなります。そんなときの気持ちの切り替えは大事ですね。一緒に中心街に行った帰りのトラムの中で、ボーリャがジョークを言って私が笑った直後に突然こう言ってきました。「僕は最近は、嬉しいとか楽しいっていうような感情をまったく感じなくなってしまった。どうやら一種の心の自己防衛みたいだ。」いつ頃からそうなったのかと聞くと、この２年間くらいはそうなのだそうです。それだけ辛いことが多すぎたということなのでしょう。嬉しかったことがあっても、辛いことに掻き消されてしまってしまい落胆が激しいので、もう最初から嬉しさを感じないようにしているという意味なのだと思いました。その「嬉しかったこと」のひとつが私との恋愛であったのかもしれません。ボーリャが私に示してくれた愛情は嘘なんかではなくって、今でも彼の心のどこかにそういう愛情が残っているのだとも確認できたので、私はとても幸せです。そして、この２年半の間私が愛してきた人はこんなに素敵で良い人だった、この恋愛は間違っていなかった、というのも確認できて、ますます幸せです。　ボーリャと過ごしたたったの１日。このたった１日の出会いために、１０００日という日々を生きてきました。そう、ボーリャと出会ってから１０００日経っているんです。でも、この「１日」があるかないかで、私の人生はまったく違ったものになったでしょう。だから、この「１日」があって本当に良かったです。恋愛中と同じくらい涙もたくさん出ました。でも涙は、心の辛い部分を洗い流してくれる役目を持っているようです。完全に洗い流してくれるのだったらそれで良いのだと思います。それが次へのステップとなるならば、大歓迎そして、そんなプロセスもそろそろ終わりそうです。というのも、今回に限らずボーリャとの恋愛中は何度も打ちのめされた経験があるから、悲しみからの脱出には慣れてしまったのです。もうこんな気持ちは何度も経験済み。今回も、以前何度も経験したのと同じプロセスを繰り返しているだけ。心の切り替えにも慣れてしまいました。これって一種の成長なのかな。　なんてこんなのん気なことを言えるのも、ボーリャと別れた今であっても私は一人ぼっちではないというのを感じているからです。ボーリャを見送った昨日の午後は、まだけっこう打ちのめされた気分でした。前日記がそれを反映しています。それを知っているからか、普段は昼間(の勤務中)だけチャットするモスクワのD君がその晩わざわざスカイプで待っててくれました。励ましのためか、「笑えるビデオ」をいくつかYouTubeで紹介してくれました。このビデオ見て爆笑しました。↓演奏とか素晴らしいです。Smoke on the Water　D君が紹介してくれる音楽やビデオを見るとパワフルな気分になれます。うるさいのが多いのもあるかな？それに笑えるものも多いし。落ち込んでいられないという感じです。昨日もこんな短編アニメも見せてくれました↓子豚の人生主人公の子豚が、「僕って何のためにこの世に生まれてきたのかときどき考えてしまうよ。」なんて言うのですが、なかなか奥が深いですね。それと私がすっかり忘れていた、うるさい系の音楽がもともと嫌いでないという本性がD君の登場で目覚めた気がします。なんちゅう本性かって感じですが。D君とはこれからどういうお付き合いになるのでしょうか。とりあえず今のところは、音楽や文学、それと文化を分かち合うっていう感じです。そういう話題になると、延々とチャットが続きます。(勤務中に延々とチャットしてて良いのか？)知識の幅も広いので面白いし、前にも書きましたが、偶然にも私の興味ある分野にD君は詳しいのです。なんでこんなにぴったり息が合っているの？、とたびたび思います。思ったのですが、ボーリャと割とすんなりとお別れができる理由のひとつに、そういうところがあります。彼とは関係が何度もこじれて大変だったけど、そういうことが何度も重なると、それまで一緒に立っていたポジションも少しずつズレが出て来るものなんだ、というのに今回気付きました。というか、きっとそういうズレは最初の頃からちょっとあったと思います。それが心が通じているうちはそんなズレもまったく気にならないのだけど、お互い傷つけあうような辛いことが重なると前は気にならなかったズレもつい気になってしまうのです。そうなるとズレは本物のズレとして大きくなってしまうのでしょう。月曜日にボーリャと会って、以前だったら気にならなかった小さなことが、「ん？これって気になる。」、と思った瞬間なぜか心がスッキリしてしまいました。これはボーリャのほうも同様だったと思います。長い間会えなかったからそうなったと言うよりは、関係が難しすぎてそこから自然と生まれた拒否反応のようなものだと思います。一緒になったらすごく大変だから、一緒にならないように歪みをいれちゃえ、と無意識にやっていたのかもしれません。今週の彼との出会いは、そういうことをきちんと確認できたのがある意味収穫でした。お互い、「これですんなりお別れできるね。」、と口にはしなかったけれど認め合った感じがありました。だからスッキリなのです。でも、私たちが一度愛し合ったという事実は、ボーリャも言ったように私たちの胸の中にきちんとしまってあります。それがひどくキラキラした素晴らしいものであるといのも事実です。私の中ではボーリャはすっかり過去の人となりました。私の心は、今日のお天気のようです。太陽がキラキラしていて、風も爽やかにそよいでいます。ちなみに３５℃です。はい、ボーリャです↓ブログランキングに参加しています↓にほんブログ村

  2010.07.15

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  私たちの美しい思い出

  今日も快晴で暑いです。というかボーリャが発ったころは軽く曇りがかっていて、「今日は涼しくて快適だね」と言ったばかりなのですが、少ししてからまた快晴に戻りました。ボーリャも今頃バスの窓からまぶしい太陽を見ているかも。ボーリャと会って本当に本当に良かったです。会わなかったら、やっぱり私は今後ずっと半分死んだみたいに生きることになっていたと思います。会うと決めた私の決断は間違っていなかった！今朝私は、約束どおり１０時にウィークリーマンションに来ました。そうしたらボーリャはもう出発の準備は終えていて、部屋もきれいに整理してあります。そして、「朝食とった？まだだったら一緒に食べよう！」、ということに。彼は朝食をとらずに私が来るのを待っていてくれたようです。私も朝はすごく軽くしか取らずに来たので、もちろん、「Yes!」です。彼がスクランブルエッグを作ってくれました。ボーリャは自炊が平気です。自分で料理することに抵抗をまったく感じていません。手際よく作ってくれました。私は傍のいすに座って彼の姿をずっと見ていました。この人のことを悪く言った私はなんてバカなんだろう。彼はずっと私のことを心配してくれてたのよね。それは今も変わっていないというのも分かりました。「僕たちの美しい思い出は、この胸の中にしっかりとしまってあるからね。」彼の準備した朝食をとって、コーヒー飲んで、ベランダから深緑を眺めながらたくさんおしゃべりして、「そろそろ時間だ。」と言うことで一緒にマンションを出て、トラムに乗って彼の出発するバスターミナルへと向かいました。どうしても私のマンションに泊まってもらいたかった理由のひとつは、そのバスターミナルまでものすごく近いというのがあったのです。トラムで２駅、１０分程度。あっという間に着きました。バスが出るまでまだ１時間あるので、ベンチに座ってまたずっとおしゃべりしました。バスの運転手のおじさん(ロシア人)に荷物を渡して、おじさんとボーリャはロシア語で話しながらバスのトランクに荷物を乗せていたのですが、私のことをずーっとジロジロ見ています。ボーリャに、「この子は誰だ？」、というような質問をしきりとしていました。おじさんがボーリャに、「一人だけで乗るのか？」と聞いたので、ボーリャが、「そう、僕１人だけ。」おじさん、「この子は行かないの？」、ボーリャ、「この子は残るんだ。」おじさん、「なんで連れて行かないんだ？だったら僕が連れて行くよ。」、と。おじさんとボーリャは楽しげに笑っていました。「連れて行ってちょうだい！」、と心の中で思ったけれど、言わないでおきました。バスのベンチに座っておしゃべりしていた時、彼の健康状態の話になりました。「明日は主治医に会いに行って薬を処方してもらわないといけない。僕の持病だと毎日薬を飲まなくてはならないんだ。一日でも飲むのを欠かしたら危険なことになるかもしれないから。」そこで、私の決めていたことを実行しました。ボーリャの手を取って手相を見るのです。ボーリャの健康のことと、将来幸せになるのかをチェックしておきたかったのです。彼の手を眺めて私はホッと安心しました。やっぱりそうだ！ボーリャは長生きもするし、幸せな結婚もできる！！お金の運も大丈夫だ！これだけは彼が発つまでに絶対に知っておきたかったのです。ちょうどいいタイミングで健康の話題になって良かった。私とボーリャは、これからは別々の道を行くことになりました。でも、心が引き裂かれた状態のままではなくって、お互いのことを好きだし、お互いの幸せを願いながら別々の道を行くのです。「うん、こんな素晴らしい思い出はメモリにずっと保存しておかなくちゃね！」バスのエンジンがかかり、バスのすぐ傍に座っていた私たちは雑音に包まれました。「そろそろ出発だ。」ボーリャが手を出してきて、私の手を取って手の甲にキスをしてくれました。頬にもキスしてくれました。私もお返しに彼の頬と首筋にキスしました。ギュ、って抱擁もしました。私の大好きな人。本当に会えて良かった！ずっとずっと会いたかったんだものね、夢が叶って良かった！「絶対に幸せになってね！」「もちろんだよ！そうするしか道はないんだ。」バスの窓は開けれないので、ずっと見ているしかありません。ボーリャがジェスチャーで、「メールするからね。」、と言っています。私はうなずきました。昨日一緒にご飯を食べに行ったとき、琥珀のショップを見かけたので一緒に見ました。彼は琥珀に詳しいみたいです。彼はバルト海の近くに住んでるからいろんな琥珀を見る機会があるのですね。ちょうどそのとき私は琥珀のネックレスとイヤリングをはめていたのですが、「ほら、琥珀は私も結構好きなのよ。」、と言ってそれから琥珀の効能などの話題になりました。出発少し前に、「ロシアから琥珀のジュエリーをプレゼントするよ。もうすぐ君の誕生日なんだし。」そうそう、明後日は私の誕生日です。今年の誕生日はいままでになく幸せなものになりそうです。美しくて、素晴らしくて、それでいて悲しくて、辛くて仕方のなかったボーリャとの恋愛ですが、ここで幕を閉じますね。でも嫌々ではなくって、二人とも笑顔で幕を閉じるのです。この恋愛から得たものはものすごく大きかったのだし、「会えて良かった」ってお互い何度も言えたのだし幸せです。ボーリャの乗ったバスが動き出したから大きく手を振りました。彼もそう。お互い見えなくなるまでずっと振っていました。ボーリャと笑顔でお別れできるなんて、考えてもみませんでした。これまでの２年半、もしこの間にボーリャに会っていたら絶対に涙なし（私が)ではお別れはできなかったでしょう。それは、私たちの関係はそれほど切羽詰っていて不可能なものだったからです。どうしようもない気持ちが多すぎて笑顔なんてできないでしょう。だから、私たちは別々の道を行くことになったのです。お互い泣き顔なんかよりも笑顔のほうがいいんだよね。ブログランキングに参加しています↓にほんブログ村

  2010.07.13

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  暑くて長くて、それでいて心穏やかな日

  今とても幸せで心も穏やかです。人生の一章が終わって、新しい次の章に入った！、という気持ちです。このところずっと晴天がつづいていて、７月は普段なら雨季のはずなのに一体どういうことだ？、冬が寒かった分この夏はやたらと暑いのか？、と思ってしまいます。それで今日も晴天。気温は３５度。空気は乾燥してても３５度はかなり暑いです。汗だくになりながら駅に行きました。正確には駅に隣接している大きなバスターミナルです。ボーリャの到着の予定時刻は午後２時。でも、この駅にはこれまで全くと言っていいほど行ったことがなかったので、バスとトラムで乗り継いでどれくらいで着くのか検討つかなかったので、ちょっと早めにでなくちゃ！、と思い出かけてみたら、やたらと簡単に着いてしまいました。１時間も早く着いた！この暑い中、１時間も待つのか．．．。と思いながら、ベンチに座って例のお侍の小説読みながら待ちました。さて、午後２時になりました。そろそろ着くから本も閉じて、精神を集中させなくちゃ！私の全身は緊張してて、小説はクライマックスに入りつつあって面白いのだけど全く集中できないのだしね。もうボーリャが着くのか、と頭はパニック始めます。もう居ても立ってもいられない！というわけで、私はそわそわとあちこちのベンチに移動したり、その辺歩き回ったり、座って無理に本を読もうとしたり、とにかく落ち着かない！ところが、待っても待ってもバスが入ってきません。時計と睨めっこです。そわそわ動き回りながら、ずっと時計をチェック。バス遅れてるのね、きっと。２０分くらい過ぎた頃に、バスが入って来ました。これかな？バスから降りて来る乗客の顔をチェック、でもボーリャらしき人はいません。違う。で、またそわそわと待ちます。たくさん置いてあるベンチをあちこちへ移動しました。それから１５分くらい経って次のバスが入って来ました。また乗客をチェック。ボーリャはいません。それからずーっとバスは入ってきませんでした。もうすぐ午後３時なのですけど。待っても待っても何も来ないと、今度は悪い考えが頭を横切ってきます↓もしかしてボーリャは別のルートで帰国したのかも知れない．．．？私が「会わない！」って言ったからこの街を経由するのをやめたのかも？などと考えはじめると今度はパニックの上にショックが重なってしまいました。もしそうだとしたら、ボーリャとは一生会えないじゃん！！ひえ～！！！という感じです。時計の針がどんどん進み、ショック＆パニックもどんどん拡大していきます。熱気も手伝って今にも倒れそうな気分。そわそわ歩く気力も無くベンチででろ～んとなってました。どうしよう．．．。一生会えないなんて半分死んだみたいになりそう．．．。これじゃあボーリャと出会う前の状態に逆戻りじゃん！！と、不安と悲しみでいっぱいになりました。実は私が「会わない！」ってメールしたあとは彼からの返事がなかったので、どのバスに乗ってくるのかも教えてもらってなかったのです。知ってたらそうパニックにならなかったでしょう。時間は３時になりました。こんなに遅れるなんてあり得ないよね。やっぱりボーリャは来ないんだ．．．。と、フラフラの体を無理に持ち上げて、何か手がかりでも探さなくてはとバスターミナルの建物へ向かっていた矢先です、振り向くと突然バスが一台入って来ました。あ、バスだ！最後の望みだ！と思い、バスの留まったほうへ向かいました。少し離れた所から、降りて来る乗客を見ていました。そうしたら、見覚えのある顔の男性が出てきました。いました。ボーリャが来ました！ボーリャは降りてすぐ、そこに並べられたスーツケースなどの荷物のところに自分のを見つけて受け取ろうとしているところです。私は彼のところに行って、肩をポンと叩きました。するとボーリャは私の方を見て、一瞬真顔になって考えて、それから笑顔になって、「あ～、プリヴィエット！(こんにちは！)」、と言いました。これが私のボーリャとの始めての出会いです。緊張でフラフラの状態でしたが。ボーリャが荷物を受け取るから待ってて、と言うので、私はベンチに行って座って待ちました。彼の後ろ姿を眺めながら。ボーリャが目の前にいる、というのが信じられない気分でした。ジロジロ眺めていました。少ししたら、大きめのボストンバッグを２つ持ったボーリャがやって来ました。「来てくれたんだ。」肩を叩いて振り向いたときの彼の真顔、あれは私は会いには来ないというのを確信していたからなのです。荷物を下に降ろして、ボーリャが横に座りました。それからいろいろ話かけてきましたが、緊張のあまり何だったかよく憶えてません。バスが遅れたこととか言ってたかな。で、メールではこのバスターミナルの横にあるホテルに滞在予定だとあったので、「予約したのはあのホテル？」と指差すと、「いや予約はしてないんだ。」と言います。私、「よかった！じゃあ私のウィークリーマンションに泊まってってよ。」ボ、「いや、君のことは利用したくないって言っただろう。」私、「そんなこと全然関係ないの。是非泊っていって！」ということで、泊ってもらうことにしました。だって、あのターミナル横のホテルは今の時期はきっともう空室ないだろうし、古そうだし絶対に快適でないわ！バスとトラムで乗り継いでてウィークリーマンションに行きました。ボーリャは周りの人たちを観察したり、街並みをあちこち見ながらいろんな感想を述べます。こんな時によく落ち着いてそんなこと出来るわね。つい先刻までパニックふらふら状態だったのですが、こんなに落ち着いているボーリャを見ていると私も落ち着いてきました。それにボーリャも私のパニックしてるのを察して、「落ち着いて。そんなに慌てなくていいから。」、と何度も言ってくれるのです。あちこち観察しているボーリャを、私はジロジロと観察しました。だってこの人、ずっと会いたかった人なんだもの。今のうちによーく見とかなくちゃ！ジロジロ会いたかった人だからどこを見てもすんなり好きになれますね。とにかく、私の目の前にいるっていうのが素敵なのです。特に目を何度も何度も見ました。彼の目はやっぱり私の大好きな目でした。私はずっと昔から無意識にこの人の目を知っていたんだわ。ずっとこんな目の人を探していたのよね。ボーリャは次から次にいろんな話をしてくれます。これは文通したりチャットしたりの頃からそうでした。いろんな話を思い付くたびにしてくれてました。それにしても、ボーリャって全然緊張しないのね。不思議だわ。でも嬉しくて嬉しくて始終ニヤニヤしてました。ブログランキングに参加しています↓にほんブログ村

  2010.07.13

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  速報・会ってきます！

  前日記を更新したあと、１時間くらい経って、フッと何かが私に飛び込んできました。ハッと思いました。私はもうボーリャとの過去から吹っ切れた！！という爽やかな気持ちが飛び込んできたのです。単純みたいですが、本当にもう心の中で整理がつきました。と同時に、あ、だったらボーリャに会って一生のお別れを言わなくてはいけない！お礼も言わなくてはいけない！だって、ボーリャのおかげで私は新しい人生を歩くことになったんだから！ということになりました。本当にお騒がせしております。でも、吹っ切れていなかったら絶対に会わなかったです。だってそんな状態で会えば未練がつづくから。ただ私の見苦しい泣き顔を彼に見せるだけだし。それだけは絶対にしたくないです。なので普通に会ってきます！！ちょっと笑顔で。彼はもう私の未来からは抜きました。だから、未練ナシです。グジグジしたくないです。なので、すっごい楽しみです。私の運命の人、ソウルメイトの顔がやっと見れます。ワクワク．．．。ボーリャは私の未来からは抜きましたが、彼はいつでも私の現在に存在する人なんです。ボーリャに会ってきます！ブログランキングに参加していますにほんブログ村

  2010.07.12

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  変動の記念日　（音楽追加）

  前回の日記でコメントを書き込んでくださった方々、それと日記を読んで期待されている方々には大変申し訳ないのですが、すべてが変わってしまうことになりました。今日は実は私の心のちょっとした記念日です。それも、読んで不思議に思うかもしれないですが、実はすごく嬉しいです心が軽くなって、こんなに軽くなれたのが信じられないくらい。。不思議に思わないでくださいね。今日が何の記念日かと言いますと、ボーリャからの脱出の記念日なのです。今日を持ちまして、ボーリャのことは私の今後の人生には持ち出さないように決めました。注：「今後の人生」なので、彼は過去の人ということになります。一応私に大きな影響をもたらした人なので、私の人生の一部であるのは否定しません。今日の日記はちょっと抽象的になるかも知れませんが悪しからずまさかこんな展開になるとは考えてもみませんでしたモスクワのD君に感謝です。これまで２年半の間想い続けてきたボーリャが実は私には「悪い人」で、本当に信頼できるのかしら、とちょっと疑いの目で見てしまったD君が実は「良い人」だったなんて。というか、タイミングの問題なのでしょうね。ボーリャとの関係を持った時期はとにかくタイミングが悪かったんだ。お互いにね。でも、結果的には私のほうが上を行ってしまったと思いました。私のほうがボーリャよりは強かったという感じです。ボーリャのほうが弱くてレベルが低かった。ごめんねボーリャ。あなたの人生はこれからも少し苦労が続くかもしれない。でもそれは、あなたが自分に与えた課題なのだから、がんばって乗り越えていってね。最後には絶対に幸せが待ってるはずだから。私のあげまんパワーがもう効き目を表しはじめてるでしょ？最近は少しは仕事もスムーズにできるようになってきたよね。よかったね。でも人を傷つけたりするようなことはしない方がいいよ。それだけ幸せまでの距離が遠くなってしまうんだから。十分気をつけて欲しいな。一応心を大きく捧げたボーリャです。いつかは幸せになってもらいたいです。D君の一言、「彼(ボーリャ)は負け犬だ！」続けてD君、「人の心を利用して、自分の醜い部分を押し付けて、そこから利益を得てのうのうとしているなんてただの負け犬(loser)だ！」「生まれ育った環境と運が悪いって？　そんなのウソだ！人生に対していつまでもネガティブでいればそりゃあ運も開かないに決まってる！」これを聞いてハッとしました。本当だ。彼は負け犬だ！というわけで、ボーリャは過去の人となりました。もちろん、来週彼と会うつもりはありません。大事な人生なのだし、大事な心なのだし、それを粗末に扱ってくれる人と会うなんてバカバカしい話です。メールで、「悪いけど会わないことに決めた。私の心はデリケートだから乱用には耐えられないの。（中略）気をつけて旅を楽しんでね。」ボーリャの返事、「僕は君の心を乱用したくないといつも思ってた。そのことに気づいてくれて良かった。(中略)元気でね。」　先ほどD君にチャットで言いました。「もうボーリャのことは私の人生から追っ払ったよ。あなたの言ってくれたコメントが何よりも良かった。あれで決心付いた。面白いんだけど、心がすご～く軽くなったわ。」そしたら驚いてました。「え！僕のコメントで決心したの？う～ん、なんだか僕が君の人生に手を加えてしまったみたいだ。」そんなことないのよね、だってD君は事実を私に突きつけてくれただけだから。ただただ有り難いです。人生って面白いものです。いったい何がどういう方向へ進むのか、検討もつかないんだから。というか、私の人生は特にそのようです。それが私の手相にははっきりと表れているんです。「波乱だらけ」、ってね。でもこれも昔から予感していたことだし、それを楽しんで生きて行くぞ！っていう超楽天的なところもあります。なのでこれからもどうなるか、期待していただければ嬉しいです。私も実は期待してます。これから何が起こるのか楽しみにしています。このブログ「ヨーロッパの東のほう」を始めたときは、こんな日記になるなんてまったく予想してませんでした。２００６年の秋に始めたので、もうすぐ４年です。まだまだ続くことになりそうです。楽しみにしていてください！　今の私になんかピッタリ合っている「うるさい系」の音楽です↓先日紹介したロシアのバンドの。2 Wars（ドヴェ・ヴァイヌィ）by Slotブログランキングに参加しています↓にほんブログ村

  2010.07.08

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