列車の旅
マー君のところへ2度も行って分かったのですが、長旅ではあるけれど列車で行くといろんな利点がありました。まずは、乗り継ぎなしで楽々に行けるところです(モスクワ経由の場合を除いては)。私の場合旅行するときは短期ではなくたいていは長期なので、自然と荷物も多くなります。でもそんな重い荷物を抱えてて楽しいと言うわけではありません。それだから、自宅から近くの駅からストレートでマー君の街に行けるのってすごく便利に思えるのです。それと、ここから列車でロシアに行く場合お隣の国を通過します。お隣国に入国するときに入国審査を受けますが、お隣とロシア間では「共同体」のようなのがあるので国境もオープンになっていて審査がありません。列車も止まることなくそのまま進むので、ロシア国内に入ったことすら気付かないほどです。そんな国境審査のあるお隣の国ですが、親日国です。通過ビザを取得するのに無料だったのですが、これはその国と日本間では親交があることを意味しているようです。国境審査でも、制服姿の審査官がゾロゾロと車両に乗り込んできて乗客のパスポートを一つずつチェックしていくのですが、私の日本のパスポートを見るとすぐにニコやかな顔になって親しげに話しかけてきます。他の乗客には、「その荷物には何が入っている?」、とかいちいち厳しげに聞くのですが、私には何も聞かないんです。なんか特別扱いですね。日本人だから、もうそれだけでOKという感じです。愉快なので、こんな列車の旅が気に入りました。でも基本的に列車の旅が好きな人でないとつまらないでしょうね。私は子供のころから列車が好きだったので問題ないです。小学校の頃にはよく寝台列車で東京へ行っていました。20代の頃は、青春18切符で東京から九州の実家までドンコウの列車を乗り継いで旅したことすらあります。寝台列車は特に好きですね。ガタゴト揺れる寝台で寝るのは最高に気持ちいいです。これで、日本の駅弁さえあればもう何も言うことないです。あ~駅弁が食べた~い!!果てしなく広がる雪の丘陵通過した小さな村の教会朝日にほんブログ村