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2012/08/28
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カテゴリ:もる
私の母の母であるところの祖母は
1912年・大正元年生まれのねずみ年だ。

生きていれば御年100歳。

ふっくらと、いつも笑顔の祖母だった。



色々と複雑な家庭の事情が組み合わさり
祖母が亡くなったときにはお墓は建てなかった。

その代わりに
母の従姉妹・祖母にとっては姪にあたる方がお寺に嫁いでいたという縁で
祖父母はそのお寺に永代供養をしてもらうことになった。

我が永谷実家からケッタで15分ほどの場所にあるそこへは
結婚前にはちょいちょい顔を出していたのだが
ここ長いことすっかりご無沙汰になっていた。

母が存命のうちは
「私がおばあちゃんを供養したらないかんわ。こんな近くにおるんだで。これも何かの縁だでね」
と言っていたのに
結局母も祖母を追うように逝ってしまったから
その約束も叶わなかった。

父にとっては他人みたいなものだから
祖父母の供養は眼中にないらしいしね。


だから
祖父母の位牌を拝む人間は
もしかしたら
今、誰もいないんじゃないか。


そう思ったらいてもたってもいられなくなって
今年帰省した時には絶対に行こうと心に決めていて
だんなさまに頼み込んで
帰路につく前、そのお寺に寄ってもらった。


もう10年ぶりくらいになるか。

けれど、おばさんはご健在で
私の顔をみて
「あらまあ、おかあさんにそっくりになってきたねえ!」
とすぐに分ってくださった。

祖父母の位牌を出してきてくれて
お焼香の支度をしてくれて
私は祖父母と久しぶりに対面したような気持ちになれた。



そんな思いがあったからかもしれない。


一昨日の夢は
祖母をおんぶして街中へ買い物に出かける夢だった。

私と祖母と、妹と、姉もいたのかな。
皆で地下鉄に乗って、地下街を歩いて。

祖母は全然重くなかったけれど
背中にどんとした質量があって
なんだか幸せだった。

でもやはり、夢の中でも祖母は健康な祖母ではなかったようで
手が冷たいと気づいた私は妹に
「おばあちゃんの手、冷たいで暖めて!」
って言って、自分でも背負った足を擦りながら歩いてた。


多分、偶然みた夢だったんだろう。
でも嬉しかった。
夢でも祖母にまた会えて
ばあちゃん孝行ができたのが嬉しかった。

いい夢だった。


またいつか夢の中に遊びにきてね、おばあちゃん。





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Last updated  2012/08/28 09:40:59 PM
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