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カテゴリ:M氏の像 浅草橋個展へむけて
「歩を大切にして勝つ」 棋士の丸山祐三氏は大正うまれ。
戦時中、衛生兵として歩兵部隊と行動を共にし、多くの歩兵の最後を看取った。 四百名の兵士のうち、三百名がなくなられたそうだ。 戦地で丸田氏は多くのことを心に刻み込んだのだろう。 その後棋士になった丸田氏は、将棋で闘うとき、一歩ずつしか進めない一番下っ端の「歩」を 大事にした。やむなく捨てても必ず重要な活躍をさせた。
そこに、論理や常識だけでない、そのひとの息づかいを伝えるような「ひととなり」が伝わってくる。 (参考:日経新聞6.24 父を撮る) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年06月26日 08時53分54秒
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