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カテゴリ:M氏の像 07年相模原市個展へむけて
楽しみをたくさん見つける工夫をする。
なんでもいい。 自分がこんなことまで楽しめるのか!と発見することのおもしろさがわかると、テレビやゲームのおもしろさが色褪せるくらいになってくる。 M氏と対話しはじめたとき、あまりに年齢、環境が違うひとから取材する難しさに悩んだ。 とにかく取材しにいったとき、自分と何が違うのだろうと考えながら時間を過ごした。 すると、楽しむ声の調子に気がついた。 「うまい!」という紅茶を飲んだときの一言。 「今日は天気が良くて素晴らしいね」と私に声をかけるときの声の深い柔らかさ。 何気ない一つ一つを味わうこと。(もちろん「疲れたなぁ」と率直に感じることも含めて) これは、いろんな状況を乗り越えていくキーのひとつではないか? そう思った私は「M氏ならどうかんじるだろう?」と想像することが増えた時期がある。 そして、楽しみを増やすことがおもしろいことを発見した。 とても小さなことでもとにかくおもしろい。 例えば、わたしはココアが好きなのを再発見した。 それも、カカオの風味が豊かなココア。 すると、ちょっとしたときにココアを飲むことで何度も幸せな気分になれる。 人生の味わいはどんな小さなところにも転がっている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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