『パイレーツ・オブ・カリビアン』
これも『ホーンテッド・マンション』と同じく、
ディズニーランドのアトラクションが元ネタ。
カリブの海賊も、ディズニーランドに行ったら絶対乗るアトラクション。
でもメンテしてる時が多くて、乗れないこと多し。
海賊達の歌、♪ヨーホーヨーホー とか、
牢屋に捕らえられた海賊達が、鍵を持ってる犬に骨を見せながら、
「こいこい!」って言ってるとことか、
アトラクションそのまんま。
楽しかったっす。
やっぱり、戦う男、冒険する男って、かっこいいわね。
目が輝いてるもん。
でも実際、そういうのには巻き込まれたくないけれども。
ラリったキャプテン・ジャック(ジョニー・デップ)が、かなりナイス!
ちょいとワルなセクシー男が好きな人は、メロメロ(死語?)かもね。
いい男は、小汚くてもいい男です♪
結局この人は敵なの?味方なの?って感じだけども。
一本筋が通ってるのか、通ってないのか…。
でもただ一つ。
「俺は嘘つきだ。これだけは信じていい、『嘘つきはいつも嘘をつく』。
信用できないのは正直者」
うぅむ、哲学だ(笑)。
海賊を取り締まるためにお偉い軍隊が躍起になってるけど、
あの頃はどこの国でも似たようなことしてたのにねぇ。
勝手によその国に侵略して、家や財産や女や土地を略奪して。
「開拓」とか「文明化」という名目のもとで。
それに比べりゃぁ、自分達の純粋な欲求のために、
わが身わが命を船と共に海と共に生きてる海賊の方が、
男らしくってかっこいいわ!
オーランド・ブルームって、『トロイ』のヘッポコ王子役といい、
なんか今ひとつ、パリっとしない役…?
恋人のために命を懸けて海賊と共に戦うところはアッパレだけども、
「I love you」言うのに、どんだけかかってんだよ!
モタモタしてないで、とっとと奪えよ!
…と、ちょっと略奪モード入ってしまいました(笑)。
エリザベスとキャプテン・ジャックがロマンチックな関係になるのかと思いきや、
さすが海の男。
「俺の愛する女はお前だけだぜ!」と言わんばかりに、
嬉々として船に戻りましたね。
まぁエリザベスも、あんな小汚い男には、
ちっとも惹かれちゃいなかったでしょうが。
やはり海の男にとっては、女<海なんでしょうねぇ。
そういう男をメロメロにしてみたいぜ!(爆)
アトラクション感覚で、軽く見れる映画です。
ディズニー映画なのでね、エロもグロもないし
(それがつまらなかったと言ってるワケでは決してないです)。
安全安心です。
海賊に憧れたことのある男の子なんか、のめり込んじゃうかも。
月の光を浴びるところと浴びないところとで、
骸骨と人間の姿に入れ替わるんだけど、そこはすごかったなぁ。
今時とても目にすることのできない、
骨のある男達にメロメロになった映画でした♪
微妙に似ている、ジャック園長@スマスマ
【参考】
パイレーツ・オブ・カリビアン公式HP
Convictions are more dangerous enemies of truth than lies.
-Friedrich Wilhelm Nietzsche
真実にとって信念は、嘘よりも危険な敵である。
―フリードリッヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ
♪本日のBGM
Ragga Ragga Ragga 2004
|