＊モナミ＊ SMAP･映画･本

やっと見れましたブラック・ジャック。
2年半ぶりに仕事を始めたため、たった30分のアニメすら、
見る気力が、ありませぬ。。。

ひと月ぶりなのに。
しかもピノコ誕生秘話なのに…。
ぐすん。


しかし、久しぶりのブラック・ジャックの声に、癒されました♪
やっぱりいぃわぁ♪（萌）
提供読みで、すでに萌え萌え～。


岬の家で、食事をしているブラック・ジャックを、
薄気味悪く笑顔で見つめるピノコ。

「夕ご飯待ってゆわよ♪早く帰ってきてね♪」
と、いつもと雰囲気の違うピノコに、ラルゴも不審げ。

ひと月放送がない間に、性格変わったか…？


ブラック・ジャックが夜遅く帰って来ると、ソファでピノコはぐっすり。
テーブルの上には「せんせいのバカ」のメモが。
「誕生日だったのか…」とつぶやき、ピノコにコートをかけてやる。

まったく、レレイの誕生日を忘れちゃうなんて！
って、ピノコの誕生日はおろか、自分の誕生日すら忘れてそうだけど。
そんな黒男が、好き♪

ソファでくつろぎ、ピノコの寝顔を見ながら、
ピノコが生まれた日のことを思い出すブラック・ジャック。


まだピノコのいない、ブラック・ジャック邸。
夜遅くに、ある医者からの電話が。

病名を尋ねようとするが、一方的に電話を切られ、
家の前にリムジーンが横付けになるやいなや、
「おいおい、まだ見るとは言ってないだろ」
と制止するブラック・ジャックを無視し、
医師らしき男たちが、ストレッチャーを勝手に運び込む。


ストレッチャーのシーツをめくると、
そこにはおたふくのお面を被った患者が。

これ、漫画で見てもマヌケだったけど、アニメで見ると一層マヌケだな…。

「そんなに身元を隠したいのか。そんな患者には慣れてる。
まともな病院だと噂がたつからだろ」
「このオペはどこの病院でもムリです。
ブラック・ジャック先生だけが頼みの綱です」

「顔くらい見せてくれたっていいだろ」という言葉には取り合わず、
「ご覧ください」と患者の腹を見せる、ヨコバイ病院のカニ博士。
そこには、大きく膨らんだ腫瘍が。

「こいつはデカいな…切り取ればいいのだろ」
「畸形嚢腫なのです！」


レントゲンを見て、驚くブラック・ジャック。
人間の体が一揃い、入っているのだ。

「なぜこんなになるまで切らずに放っておいたんだ」
「それが…切ろうとすると、医師たちが突然おかしくなるのです」
「嚢腫の呪いです」
「呪いだって？そんなバカな。
私をからかうつもりなら、お引取り願おう」

しかし、口止め料込み五千万で引き受けるブラック・ジャック。


「私のやり方に逆らうなら、引き受けませんぜ」と、
手伝いを申し出る医師たちを追い返すし、一人でオペに向かう。

一人になってもお面を外さないなんて、意外と律儀。
というか、どうやって麻酔とか酸素マスクとか被せたんだ？


いよいよ、嚢腫にメスを入れようとすると、
突然頭痛に襲われるブラック・ジャック。
「切るな…！」という声が聞こえ、跳ね飛ばされる。

これがピノコなら、何故に声が違うのかしら？
漫画を読んだ時は、なんで脳腫状態のピノコは舌足らずじゃないんだろう…
って思ったけど。


「嚢腫…？おまえか…？そんなバカなことがあるもんか…！」
構わずメスを取るが、「切るなーー！！」の叫び声が聞こえ、
自らにメスを向けるブラック・ジャック。

「ま、待て！よく聞け！私はお前を切り取るが、殺しはしない…！
お前を助けて、生かしておくつもりだ…！安心しろ！」

「どうやって…」という嚢腫の問いに、
「そうだな…培養液に浸して生命を維持させてやる！」

その言葉を信じ、大人しく手術を受けさせる嚢腫。
中から出てきたのは…光り輝く臓物たち（爆）。


無事手術は成功。
「ほんとは妹になるはずの肉体だったんだ。見ますかい」
の言葉に、「見たくありません！早く捨ててください！」
と、おたふく患者は、逃げるように帰って行った。


「私の患者だ。どうしようと私が決める」と、
体をバラバラに吹き飛ばされてしまった我が身と、
捨てられてしまったバラバラの臓物を重ね合わせる、
ブラック・ジャック。

「お前さんを、人間として生かしてやる…！」
嚢腫の中から取り出した臓物をつなぎ合わせ、
人工骨格の中に収める。

うわ…なんかすごいゾクゾクしたこのシーン。
臓物つなぎ合わせて、人間、作り出しちゃってるよ、この男…！
天才外科医というか、マッドサイエンティストだよ！！
やばいよやばいよ、絶対正常じゃないよ！
なんて素敵♪（爆）


そして、ついにピノコ誕生…！

なんかピノコの顔、違うんですけど…とても美人に見えるんですけど


「私らしくなかったが」と言いつつ、机の上に絵本なんかあるしー。

ピノキオの絵本だったけど、「ピノコ」は「ピノキオ」から取ったって、
それだけじゃぁ分かんないだろ…。

言葉を教えてやったり、髪を梳いてやったり、
なんだよブラック・ジャック、子育てできるのかー。
ちぇ（謎）。

「さ、これでどうだ」と言った後に、「俺らしくねぇ…」みたいな感じで、
ちょいテレで席を立つブラック・ジャック、たまらん…♪


ベッドから転げ落ち、なかなか立てず、救いを求めるピノコに、
「助けてもらおうなんて考えるな。自分でなんとかするんだ」
と突き放す。

それはきっと、愛の鞭…。
ブラック・ジャックも子供の頃、死ぬほどのリハビリを経て、
ここまできたのだ。

それに応え、必死で立って歩く、ピノコ。

しかし、ピノコが寝ている診察室にネズミが出て、
火事になるシーンなんて、漫画にはなかったよな…。

そういうのではなく、ピノコの、ブラック・ジャックへの信頼だとか、
ブラック・ジャックのもとに、たどり着きたいからとか、
ブラック・ジャックに褒めてもらいたい、認めてもらいたいから、
とかいう理由で、歩かせて欲しかった…。


そして一年後。
お料理までできるようになったピノコ。
負けた…（爆）。

しかし、ちゃんと言葉を発音できないピノコに、
「ちぇんちぇいじゃないだろ。そんな舌足らずじゃぁ、
いつまでたっても赤ん坊と一緒じゃないか」

ブラック・ジャックの「ちぇんちぇい」に、萌え。

そして、「あっちょんぶりけ！」も、この時誕生。
「そりゃどういう意味だよ…」とかなんとか、幸せそうな2人。

そういや従姉妹の子たちが「あっちょんぶりけ」してたけど、
子供たち結構見てんだなぁ…。


定期診察に来たおたふく患者に、「あなたの妹だ」と、
ピノコを引き合わせるブラック・ジャック。

しかし、「早くあっちに行って！妹なんかじゃありません！」

その言葉に、泣きわめき暴れるピノコ。
「あんたなんかに…私の気持ちが分かるもんか…！」

そう叫ぶピノコの気持ちが、ブラック・ジャックには、
痛いほど分かるんだろな…。


そして、今。

穏やかなピノコの寝顔を見て、つぶやくブラック・ジャック。
「あれからずっと…」

ずっと…なんだ？？？
何の告白しようとしてたんだ！？
まさか、まさかまさか「ずっと愛してた…」とか何とか…！？
いやぁぁん♪（妄想中）

…ありえないか（沈）。


「せんせい、おかえり…」
寝言を言うピノコを、優しく抱き上げるブラック・ジャック。
「ただいま」

うへ～～～～！！
たまらんっ！！（壊）
「ただいま」って、言われたいね言われたいねっ！


そして抱き上げられたのは、年相応の姿になった、ピノコ…！

それは、ピノコの夢なのか、それとも、
ブラック・ジャックには、そう見えてるってことか…！？

そりゃちょっと危ないか（爆）。


うーん、いいお話でした♪

このショッキングかつグロテスクなお話を、
どうアニメでやるのかと危惧していたけれど、
なぜピノコが「18ちゃいなのよ！おくたんなのよ！」と主張するのか、
なぜ2人が一緒に暮らしているのか、2人の関係は？というのも、
これできれいに解明されたかと。

何故この時期にこのお話がやっと…？と思ったら、
TVアニメが始まって、一年なんですね。
それとピノコのバースデーをかけたのか～。
グッジョブ！


母を失い父に見捨てられ、後ろ指を指されてきたブラック・ジャックと、
姉にその存在を否定された、肉の塊だったピノコ。

お互いの存在価値は、お互いがいることで証明されるような2人。

いやーん、やっぱり運命の人じゃーん♪

ピノコが期待するように、「恋人」という感じではないけれど、
それ以上に強い絆で結ばれている2人…。

うらやましいぞーー！


久しぶりの大塚さんの声に萌えたのか、
久しぶりのブラック・ジャックに萌えたのか、
なんだかんだ言ったって、痛いほどお互いを分かり合えてる、
ピノコとブラック・ジャックに萌えたのか分からないほど萌えた、
今週のブラック・ジャックでした♪


来週はこれまた、仔黒男に悩殺されそうな予感大。
「本名は間黒男だったんだね」って、今までその名、
出てなかったっけ…？

今回の話もそうだけど、下手に原作を知っちゃってるから、
「おお～！そうなんだ！」という新たな感動よりも、
いかに原作が生かされて深くなっているかとか、
原作とどう違っているかとかばかり探してしまって、いけませんね。

もっとこう、感動を素直に、楽しみたいものです。


カルテNGは、おたふく患者の顔の上に乗っかっちゃってる、
ラルゴ。
ブラック・ジャックのお面、つけてて欲しかったなぁ（笑）。

BJ