*モナミ* SMAP・映画・本
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『キャスト・アウェイ』 世界宅配便フェデックスのシステム・エンジニアとして勤める、 チャック・ノーランド(トム・ハンクス)。 世界中を飛び回り、分刻みの正確な生活を送る仕事人間の彼は、 恋人のケリー(ヘレン・ハント)と正月は一緒に過ごすことを約束し、 飛行機に乗る。 しかし、不運にも彼を乗せた飛行機は太平洋上で嵐に遭遇し、 真夜中の海へと墜落してしまう。 命からがら漂着したのは無人島。 過酷な環境の中、孤独なサバイバル生活が始まる。 序盤の、飛行機墜落シーン。 怖いじゃないのー。 近々飛行機乗るのにー(イギリスに行く前に見ました)。 いやそれよりも、1人生き残る方がイヤだ。 気を失ってるうちに、飛行機もろとも海の藻屑となりたい。 だけど実際こういう状況に身を置かれたら、やっぱり生きなきゃ! と思うかなぁ。 生き残っちゃったら、仕方ないよね。 とりあえず何するだろ? 水の確保? 火も起こしたいと思うけど、一体どうやって? この主人公チャックのように、木をこすって起こそうと、 そういう知識はあるけれど、そんなに簡単にはいかないだろうし。 その体力さえもなかったら、どうしようもないし。 実際チャックも、なかなか火を起こせず。 火がついた時の、チャックの喜びようといったら。 まさに、生きる希望の「灯」。 「無人島に一つだけ持っていけるとしたら何を持っていく?」 なんて、使い古された?質問に答える猶予もなく、有無を言わさず、 無人島生活を強いられたチャック。 一緒に落ちた荷物の中から、一見役に立たなそうなものでも、 なんとか工夫して使う。 なかなか割れないヤシの実をゴツゴツやってるうちに石が割れて、 それでヤシの実に穴を開けることができて。 人類の文明の始まりも、きっとそんな感じだったんだろうなぁ。 その頃の人類よりももっと多くのことを知ってるハズなのに、 やってることは一緒、というのが、なんとも。 そしてやっぱり一人じゃぁ生きてけない、ってことで、 バレーボールに顔を描いて名前までつけて話し相手にしちゃうなんて、 正気だったらばおかしいかもしれないけれど、その時はそれが、 正気を保つために必要なことだったのかも。 でも、いつかきっと助けが来る!って信じてなけりゃ、 生きよう!なんて気にも、ならないよね。 いや実際には、「生きよう!」と思ったわけじゃなくて、 単に死ねなかっただけなのかも? なんとなーく生き延びちゃって、そしたら腹も減ってきたしー、 魚も獲れたしー、みたいな感じなのかも。 そしたらそのうち生活術も上達しちゃって、気づいたら4年。 帰ることもすっかり諦めたかに見えたチャックだけども、 漂流物を見て、なぜ、こうやって生き延びてきたかを思い出す。 あっという間に4年が経ち(その間のトム・ハンクスの無人島生活は、 想像もできないことの連続、だけども確かにそういうことは起こるだろう、 ということの連続)、4年も無人島で生きていけることも驚きだけど、 4年ぐらいで?捜索が打ち切られちゃうことも、驚き。 実際には半年も探さないのかしら? 海は広いもんねぇ。 探すにしても、お金もかかるし。 身内だって友人だって、もう諦めちゃうよ。 そんなこととはつゆ知らず、希望を捨てず生き延びたチャック。 無事助け出され、戻ってこれたはいいけれど…。 4年という時間は、待つ身にとってはあまりに長すぎ。。。 帰ってこなければよかった、ハレーボールのウィルソンとの、 2人きりの生活が恋しくなったか…。 それまでの人生と、その後を暗示するかのように、 四つ角に立つチャック。 4年も無人島で生き延びてこられたのだから、きっと大丈夫…? 想像の及ばない無人島生活をリアルに演じたトム・ハンクスの怪演に、 絶対に無人島で一人で生きてたくないと思った、映画でした(笑)。
『パッセンジャー』 Passengers 2017.04.01
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』… 2015.08.30
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』… 2015.08.29
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