*モナミ* SMAP・映画・本
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技術分野最先端の頭脳が集まる都市サンフランソーキョーに住む14歳の少年ヒロは、たった一人の身内である兄タダシを謎の事故で失う。 心を閉ざし悲しみに暮れるヒロの前に、突如ベイマックスというロボットが現れる。 空気で大きくふくらみゆったりと動くベイマックスは、タダシが開発した、人の身や心の健康を守るケア・ロボットだった。 ベイマックスの優しさに触れ、次第にヒロの孤独な心は癒され元気を取り戻していく。 そんな中ヒロは、タダシの死に疑問を持ち調べていくうちに、恐るべき陰謀に気付く。 ヒロはこれに立ち向かおうとするが、唯一の味方であるベイマックスはケア・ロボットであるため戦う意欲すらない。 実はベイマックスは、タダシからある使命を託されていた。 あなたの心と体を守ります。 癒されました。 抱きしめたくなるふわふわマシュマロに、抱きしめられたい。 ヒーター内蔵のあったかマシュマロに、後ろからぎゅーっと。 座椅子にしてもいいな(笑)。 一見愚鈍なマシュマロロボット、ベイマックス。 戦うためではなく、人の心と体を守るためにヒロの兄が開発したのだから、戦えなくて当然なんだけど、その愚鈍さが、兄を亡くしたヒロを苛立たせる。 ヒロの苛立った心を癒すために、ベイマックスは彼なりに、最善を尽くそうとするも、空回りばかり。 そんなベイマックスのプログラムを書き換えて、戦闘ロボへと変身させるヒロ。 そこは、心のないロボットの悲しさ。 無慈悲に敵をやっつけるだけのロボットになってしまう。 心のない、プログラムひとつで変わってしまうロボット。 だけど、ヒロを守りたい一心のベイマックスの優しさは、亡くなったヒロの兄、タダシのヒロへの愛。 真の悪者は、パッと見いかにも悪者ではない人、味方だと思っていた人、というお約束。 が、分かりやすくてよい。 サンフランソーキョーの町並みも、未来的であり、どこか懐かしくもあり。 近代的な高層ビルが屹立している一方で、赤提灯が揺れている裏路地があったり。 ごった煮感が、むしろ現実的な近未来感。 ロボットであるからこそプログラムに忠実であり任務に真剣なベイマックスが、心ならずも引き起こす笑いも、ヒロとベイマックスの漫才のようで、嫌いじゃない。 日本の予告CMはあまりにも本国のと違いすぎる、内容と違いすぎる、そんなにふんわりしたストーリーじゃない、との評判を耳にしていたけれど、日本の予告も、あながち間違ってはいない。 戦闘シーンがあるからこそ、ベイマックスの「心」、すなわちタダシの「気持ち」が伝わる。 ヒロに伝わったように。 同時上映短編の、『愛犬とごちそう』で、すでに号泣してしまったけれど(笑)。 犬好きにはたまらない、これ。 そして、犬の居ない犬好きは、犬が欲しくてたまらなくなる。
『パッセンジャー』 Passengers 2017.04.01
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』… 2015.08.30
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』… 2015.08.29
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