カテゴリ:猫日記
ブログ開設以降、ここに登場した人物は幾人か居るのだが、通称「いらんことしい」が再び手術・入院する運びとなった。
覚えている方もおいでかもしれないが、事ある毎に余計な手出しをしていたことからそのようなネーミングとなって久しい。 定期健診の際に大動脈瘤が発見されたのは昨年暮れの事。 仕事が暇になる2月に手術したいとの本人の希望で、現在加療中である。 40代前半から心筋梗塞となり、その後は大動脈乖離、胃癌、腸閉塞とハラキリすること数回。 この度は大動脈の血管の一部を人工血管へ換える手術で、患部が分散している為に二度の手術が予定されていた。 いらんことしいの両親も、共に血管の持病を持っていたので遺伝的な要素が大きいと思われるが、自覚が無いんだか、食生活や喫煙については全く改善しようとしなかった。 近しい人が喘息になっても同室内で喫煙し、特に悪びれるでもない。 無論、自身が大病を患った前も、後も、である。 そのことに関しては心配した兄弟達からも再三注意を受けていたのだが、根っからのワガママ気ままさが災いして、一向に耳に入るどころかウマの耳に念仏。 医者にも周囲にも止めるようにと言われていた嗜好品のタバコと加糖の缶コーヒーは、ついぞ今迄止めることが出来なかった。 約十日前に開腹。 大動脈を人工血管に換えて数日間は予後も良く、このまま順調に回復するものと思われた。 前回、煩わされた「せん妄」も発症することは無かった。 安堵したのも束の間、その頃を過ぎた頃から微熱が出て腹水が溜まり始め、医師もコレと云う原因が断定できずにいたのだが、、、 早めに可能性を排除したいとのことで昨日、再び開腹することとなった。 ただ、前回の手術からあまり日数が経っていないため、不安定な状態の患部は極力弄りたくない。 体液を採取・培養しつつ、発熱させている菌が確定するまでの数日間、腹腔内の洗浄が続けられる運びだ。 嗜好品や食生活については個人の自由だし、他人がとやかく言うことでは無いのかも知れない。 当人にしてみれば奔放に人生を生きて、後悔もしていないのだろう。 しかし、その人に関わらざるを得ない人達にしてみれば正直いい迷惑な話である。 個人を責めているのではない。 何度も痛い目にあっているのに、 生活習慣次第で避けられるのに、 何度も入院して止められるチャンスはあったはずなのに、 嗜好品が止められなかった理由は一体何なのだろう? 意地? ストレス? 依存? 或いは、深刻に考えられないだけなのか・・・? 全く、私にはゆるやかな自殺のようにも見えて仕方ない。 猫をはじめ、当然だが動物は自殺の概念が無い。 日々を真剣に生きている。 人間と云う生物は全く以って不思議である。
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