|
カテゴリ:カテゴリ未分類
全く意外かも知れませんが、「心の自由」を得るために必要なのはまず「正しい姿勢」です。それだけではありませんが、まずはそこからです。
心のトレーニングをしても、本を読んでも、自分を責めても、自分を変えようとしても、からだの状態がそのままなら心の状態も変わりません。 なぜなら人間の意識の状態は「心」ではなく「からだ」が作りだしているからです。そしてそれは「姿勢」として目に見える形で現れているのです。 屋外で走り回ることをせず、室内でばかり、ゲームでばかり遊んでいると「正しい姿勢」が崩れてしまいます。現代人の簡単で便利な生活も、正しい姿勢を崩してしまいます。 その結果、「心の自由」も失います。 スマホのやり過ぎも「正しい姿勢」を崩してしまうので、心の自由を失います。 「心の状態」が「からだの状態」を作りだし、「からだの状態」が固定されることで本来は実体がないはずの「心の状態」も固定されてしまうのです。 子どもは「嬉しい」という感情がからだに満たされるとからだが真っ直ぐに立ってきます。顔は前を向きます。胸が開きます。呼吸がお腹まで入ります。からだの力みが消え、声が大きくなります。 子どもは自分の感情を隠さない(隠せない)ので、感情の状態がダイレクトにからだの状態に表れるのです。でも、大人になると自分の感情を隠すことが出来るようになります。 心とからだのつながりが弱くなるのでそういうことが出来るようになるのです。 大人は、嬉しいことがあっても心の中だけで喜んだりします。そんな時は心が内側に向かってしまうので姿勢が悪くなります。自分の感情を隠そうとすると姿勢が悪くなるのです。 何か「嬉しいこと」をイメージしてみて下さい。それを心の中だけに留めるのではなく「嬉しい」という感情をからだ全体に巡らせてみて下さい。指の先から頭の天辺まで「嬉しい」という感情で満たしてみるのです。すると、姿勢も変わって来ます。 逆に猫背だったり悪い姿勢だったりすると、「嬉しいこと」をイメージしようとしても「嬉しい」が心の中だけに留まってしまい、からだにまでは届きません。 そのようなからだは動けません。 人間が能動的に行動するためには感情の働きが不可欠なんですが、心とからだが繋がっていないと能動的に行動することが出来なくなってしまうのです。 心がからだと繋がっていないと言うことは、それだけで心とからだの不自由を創り出すのです。 からだは心の器です。 ですから、からだが歪めば心も歪むのです。 そして、簡単で便利なだけの生活はからだを歪めてしまうのです。 ちなみに正しい姿勢とは、単に「真っ直ぐ」ということではなく、頭の重さを背骨を通してちゃんと足の裏から大地に流せるような姿勢のことです。 幼い子どもはこのような姿勢で立っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
姿勢とココロの繋がり、
とても納得してしまいました。 中学生の息子は表情がなく、 不貞腐れ、ネットに勉強、スマホと 姿勢は前屈みで食事する時もひしゃげています。 不満があり、たまに笑っている時は マンガにネット、友人とのオンライン (床にまるまる様な姿勢) 弟に対してもちっとも優しくありません。 注意するとうまく行かず、 いつも胸が閉じて、覇気のない息子を見ているはっきり言って嫌になります。 勉強に対するやる気はあり 一応吹奏楽部で、サックスを吹いていて、部活はクラスにいる時よりも楽しいらしいでが、 クラスでは一人でポツンと居る事が多い様です(数少ない友人はいますが) 父親はユーモラスで優しく、 中二なんてそんな時だよっと どうであれ自分達の子どもなんだから、と責め立てる様な事はしないのですが。 彼の欠点を見つめしまう私がいて、 優しくしてあげられません。 (2020.10.22 22:32:53)
marronさんへ
子育てのあり方だけでなく、一般的な現代人の生活自体が、子どもたちのからだをそのような状態にさせてしまっています。 でも、 >一応吹奏楽部で、サックスを吹いていて、部活はクラスにいる時よりも楽しいらしいでが、 ということなので、長期的には高校二年生ぐらいから改善されてくると思います。 うちの娘も姿勢が悪かったですが、合唱部に入って、姿勢が良くなりました。 サックスも合唱も呼吸(胸)を使うので姿勢が良くないといい音が出ないのではないかと思います。 (2020.10.23 06:13:22) |