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森へ行こう(心とからだと子育てと)

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森の声

森の声

2024.01.20
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カテゴリ:カテゴリ未分類
多くのお母さんが、子どもがやっていることには興味を示しません。一人で遊んでいたらその時間に家事をしたり、スマホを見たり、ゲームをしようとしてしまいます。

そういう子育てをしているお母さんにとってはテレビやゲームは救世主です。そういうものがないと子どもは寂しくなったり、退屈したりしてお母さんにまとわりついてくるからです。

でもテレビやゲームは、子どもから「人や自然などとの多様な出会い」や「多様な体験」の機会を奪ってしまいます。それは、子どもの社会性や、他者との間のコミュニケーション能力や、自我の育ちを阻害してしまうのですが、多くのお母さんが、「今、どうやって自分の時間を作るのか」ということばかりに夢中です。

でも、今、自由を得ようとすることで、次第に子育てが困難になっていくことは知りません。
基礎で手を抜けば、後から問題が出てくるのです。そのため、どんどん自由が奪われていきます。もしかしたら、それは一生続くかも知れません。

でも、ちゃんと基礎を創っておけば、子どもは自分で感じ、考え、自分の意志で行動するようになるので、お母さんはどんどん楽になっていきます。

でもそこでも勘違いしているお母さんがいっぱいいます。子ども時代に基礎を作るために、厳しくしつけ、早くからお勉強をさせようとしてしまうのです。「そうすれば後が楽になるだろう」と考えているのでしょう。でも、現実はその逆の方向に進んでしまうのです。

なぜなら、そのようなことは「お母さんの物語」の中では必要なことであっても、「子ども自身の成長に必要なこと」ではないからです。お母さんが追い立てなければやらないようなことは、子ども自身の成長には必要がないことなんです。

お腹が空けばお母さんが「食べなさい」などと追い立てなくてもちゃんと食べますよね。それと同じです。子どもは自分の成長に必要なことなら追い立てなくてもそれをやろうとするのです。ただし、テレビやゲームでばかり遊んでいて、「自分の成長に必要なものとの出会い」がない子は、やろうとはしませんけど。
それがどんなに子どもの成長に必要なことであっても、出会わないことには取り組めないのです。

また、「時期」の問題もあります。
子どもの興味は、子どもの成長段階に合わせて変化していきます。3才の時に必要なことは3才の頃には興味を示しますが、その時期を過ぎてしまうと興味を示さなくなるのです。

そして、「必要な時期」に「必要なものとの出会いの機会」を奪われてしまった子は、自身の成長を実感することが出来なくなり、成長することに対する欲求や喜びを感じなくなってしまいます。そして、新しい出会いを求めなくなります。
最終的には「ゲームがあれば他に何もいらない」という状態になってしまう子もいます。

親が、途中で「これはまずい」と気付いても、成長は段階を追ってしか進んでいかないのでやり直しが出来ません。
内装や外装をする段階になって、基礎の問題点が発覚しても、どうしようも出来ないのです。

そのような結果を望まないのなら、日常的に子どもがやることに興味を持って下さい。子どもが見ているものを一緒に見て、子どもが聞いているものを一緒に聞いて下さい。
食事は一緒に食べ、近くに出かけるときは自転車や自動車を使わず、お話ししながら、遊びながら歩いて下さい。

子どもがしつこくまとわりついてくるのは、お母さんが逃げようとするからなんです。子どもは逃げようとすれば追いかけてきて、追いかければ逃げる生き物なんです。
でも、「共に」を大切にしていると「丁度良い距離」で子どもと関わることが出来るようになるのです。

そして、子どもの成長に伴って子育てがどんどん楽になっていきます。

もうすでに、お子さんがゲームでばかり遊ぶようになってしまっていたら、お母さんもお子どもと一緒にゲームをして下さい。そうすることで子どもがゲームの世界の中に取り込まれることを防ぐことができます。ただし、この方法が有効なのは7才から9才頃までです。





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Last updated  2024.01.20 06:54:36
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